きょうは、休日でもあるので、余談です。
予知能力を信じますか?もちろん、科学的には、ありえないことです。
最近、林万里子著『RURIKO』角川書店、2008年5月31日、1500円+税
を読みました。裕次郎や小林旭、吉永小百合、浅丘るり子などが活躍する1960年代の日活は、全盛期でした。映画館で、悪役にヤジがとび、ヒーローの活躍に拍手がおきた時代です。
よみながら、日活でのアルバイトを思い出しました。泊まりがけの3日間、給料がずばぬけて高く、撮影所の食堂で食事つきです。食堂でいろんな俳優をみかけたり、だれもいない道で吉永小百合とすれちがったり。
仕事は、戦争シーンの爆破がかりの助手です。ロケに出発する前に、わすれものはないか丹念にチェックをくりかえす責任者の姿に、プロの仕事をみました。
ロケでは、主役の小林旭に声をかけられたり、けっこう楽しく仕事をしていました。しかし、2日目の夕方になって、突然、あした爆発事故がおきるという確信がうまれました。
これは単なる恐怖心なのか、予知能力なのか?ずいぶん考えました。しかし、予知能力としかどうしても考えられない。そこで、無理をいって、かえってきました。
日記にそれを記録しました。明日、本当に爆発事故がおきるのだろうか?
翌日の日記には、朝日新聞社会面トップの日活のロケでの爆発事故を伝える記事をはりました。戦争シーンで、爆破がかりがおすスイッチのタイミングが、駆け抜ける兵士役のタイミングとあわずに、足を吹っ飛ばしてしまったというものです。
わたしも、科学的には予知能力をまったく信じていません。しかし、いくつか、ありえない予知が現実になった経験があります。これは、どう考えればよいのか。
予知能力を信じますか?もちろん、科学的には、ありえないことです。
最近、林万里子著『RURIKO』角川書店、2008年5月31日、1500円+税
を読みました。裕次郎や小林旭、吉永小百合、浅丘るり子などが活躍する1960年代の日活は、全盛期でした。映画館で、悪役にヤジがとび、ヒーローの活躍に拍手がおきた時代です。
よみながら、日活でのアルバイトを思い出しました。泊まりがけの3日間、給料がずばぬけて高く、撮影所の食堂で食事つきです。食堂でいろんな俳優をみかけたり、だれもいない道で吉永小百合とすれちがったり。
仕事は、戦争シーンの爆破がかりの助手です。ロケに出発する前に、わすれものはないか丹念にチェックをくりかえす責任者の姿に、プロの仕事をみました。
ロケでは、主役の小林旭に声をかけられたり、けっこう楽しく仕事をしていました。しかし、2日目の夕方になって、突然、あした爆発事故がおきるという確信がうまれました。
これは単なる恐怖心なのか、予知能力なのか?ずいぶん考えました。しかし、予知能力としかどうしても考えられない。そこで、無理をいって、かえってきました。
日記にそれを記録しました。明日、本当に爆発事故がおきるのだろうか?
翌日の日記には、朝日新聞社会面トップの日活のロケでの爆発事故を伝える記事をはりました。戦争シーンで、爆破がかりがおすスイッチのタイミングが、駆け抜ける兵士役のタイミングとあわずに、足を吹っ飛ばしてしまったというものです。
わたしも、科学的には予知能力をまったく信じていません。しかし、いくつか、ありえない予知が現実になった経験があります。これは、どう考えればよいのか。