Do you remember rock'n' roll radio?

Macとか音楽とかサッカーとか気にくわないニュースとか、独りよがりの邪推と妄想

逮捕された佐賀県玄海町の課長に黒幕はいなかったか

2019-01-31 21:48:29 | 社会・経済
「宅ふぁいる便」というインターネットのファイル転送サービスを
お使いの方は多いのではないでしょうか。

25日、その宅ふぁいる便のサーバーが不正アクセスを受け、
480万件の個人情報が流出したとの事件がありました。

これにより、同サービスはサービス停止の状態なのですが、
宅ふぁいる便を運営するオージス総研はユーザーに、
同じアカウントとパスワードを使用している他サービスの
パスワードを変更するよう求めています。

自分もよく使っていたので、ひょっとして自分のパスワードなども漏れてるかもしれません。
うーむ。


そんなカンジで、どこの個人情報も常にハッカーらに狙われているワケですが、
佐賀県玄海町では自治体の役人が住民の個人情報を不正に持ち出したとのことです。


 全町民の個人情報持ち出し、玄海町課長を逮捕

 佐賀県警サイバー犯罪対策課と唐津署は31日、東松浦郡玄海町役場から私的利用で
 個人情報を持ち出したとして、玄海町個人情報保護条例違反の疑いで、
 町住民福祉課長の中島泰広容疑者(53)=玄海町仮屋=を逮捕した。

 逮捕容疑は、私的利用のために他人の個人情報を収集する目的で、2017年5月18日、
 13年3月時点の全町民に当たる約6300人の個人情報が記録されたデータを町役場から持ち出した疑い。
 「弁護士と接見した後で話す」と述べ、容疑の認否を保留している。

 サイバー犯罪対策課によると、持ち出されたのは住民基本台帳をもとに作られたデータで、
 町民の住所、氏名、生年月日、性別などが記されている。第三者への流出の有無を調べている。

 別の不正アクセス事件に絡み、昨年11月下旬に中島容疑者宅を捜索した際に
 押収したパソコンやスマートフォンなどを解析したところ、個人情報のデータが見つかった。
 外付けのハードディスクからは役場の内部資料約35万件も見つかっている。

 脇山伸太郎町長は取材に対し「今朝聞いて驚いた。詳しいことはまだ分からないので、
 捜査を見守りながら対応したい。職員には個人情報を慎重に扱うよう伝えた」と話した。


うーむ、なんでこんなことをしたのでしょう。
役所のとある立場であれば、住人の情報にアクセス可能かと思うのですが、
なぜに危険を冒してわざわざ持ち出さなければならなかったのでしょうか。
「弁護士と接見してから話す」としているところもなんか意味深です。

ナニかヒトの弱みでも握って、揺すろうとでもしたのでしょうか。
それとも。

やっぱりアレですかね。
玄海町というと九州電力・玄海原発が立地している自治体ですので。

原発に賛成・反対する住民のプロファイリングでもしてたとかですかね?
九州電力なのか、原発ムラの指示でもって。ありえそうなことですよ。

だって例えば最近、沖縄県辺野古の米軍基地建設工事に関連して、
基地建設に反対する市民のリストを国が依頼して警備会社が作っていたのが、
明らかになったくらいですから、原発にだって同様の動きはあっておかしくありません。

だとすると、コレは玄海町に限ったことではないですね。
他の原発立地自治体でも起こっているのかもしれません。


ところで、この件で佐賀新聞のサイトを見ていましたら、こんな記事がありまして。


 玄海町課長のバス経費水増し 飲食やコンパニオンに使用

 佐賀県東松浦郡玄海町役場の男性課長(51)が、区長研修のためのバスの借り上げ料を
 水増し請求していた問題で、町は課長を12月から6カ月、減給10分の1の懲戒処分にした。

 町総務課によると、男性課長は2013年から16年の4回、バス経費を水増し請求し、
 研修中の飲食代やコンパニオン代に使っていた。
 課長は「参加者の負担額を減らしたかった」と話しているという。

 区長研修は町主催で、毎年11月ごろに実施。
 九州内の地域振興の先進地や他県の発電所を1泊2日で視察している。
 町内には27区あり、毎回20人前後の区長が参加している。
 参加費として1万円から1万5千円を徴収し、交通費や宿泊費は町が負担している。

 岸本英雄町長は「町民の信頼を裏切ってしまい、申し訳ない。信頼回復に向け、全職員に徹底する」
 とコメントした。区長研修は、今後も規模を縮小して開く。


ナニやってんですかね玄海町の役人ってのは?
この自治体大丈夫?
原発の恩恵にあずかりすぎておかしくなってない?

とか思ってしまうのですが。

まあ、研修といいつつコンパニオン呼んで宴会やってんなら、
この課長だけ処分さる事案かは微妙だとも思うところですども。

で、よく読むと、バス経費水増しの事件、2017年ということで2年前。
この課長、当時51歳ですから今は53歳くらいです。

とするとこの度、個人情報を持ち出した容疑者と同じ年齢ですね?

実際、中島容疑者は2017年の個人情報持ち出し当時、総務課長でしたから、
同一人物ですね? コレは偶然なのでしょうか?


この課長が個人情報を持ち出すのが2017年5月。
区長研修で経費を水増ししたのが2013年〜2016年。
経費水増しがバレたのが2017年11-12月。

ナニか関連があるのでしょうか?
ないかもしれませんが。
ただ中島容疑者がポンコツだっただけかもしれません。


んが、2017年に処分された課長が、また別の課長職に就いてるのですよねえ。
まあ、みそぎが済んで役職に復帰することはないことではないのでしょうが、
なんか不思議といいますか。

やっぱり自分なんかは、経費水増しや個人情報持ち出しには黒幕がいて、
そのために汚れ仕事を引き受けたおかげで守られていたんでは?と疑うのですが、
どうなんでしょうか。

原発立地自治体ということもあって詳しく知りたいところですので、
今後もうしばらく、佐賀新聞を追ってみるとしましょうか。

 

コメントを投稿