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故意のから騒ぎ

2012-09-06 00:41:17 | 国際・政治



陸上自衛隊のヘリコプター納入をめぐって談合などの不正が行われたと、
東京地検・得しそう?部がメーカーなどを捜索しているようです。

ま、この場合は捜索の対象となっているのは国内の企業っぽいのですが。
額的に大きな案件でしょうから、そりゃ不正があるとすればその額も
大きくなるのでしょうね。国としては厳しくしておかないといけません。


かと思いきゃ、アメリカさんから納入予定のステルス機については、
値上げがあってもスルーのようでして。


 F35:1機当たりの価格150億円に 防衛省概算要求

 防衛省が13年度当初予算案の概算要求に盛り込む最新鋭ステルス戦闘機F35
 (米ロッキード・マーチン社製)の1機当たりの価格が約150億円に上ることが
 4日、分かった。12年度契約価格(約102億円)の約1.5倍で、2機分の
 予算を求める方針。複数の防衛省幹部が明らかにした。F35は開発の遅れから
 価格高騰が懸念され、調達計画に批判が高まる可能性がある。

 防衛省は最終的にF35を42機調達する予定で、初年度である12年度は
 米側が当初提案した約99億円を約3億円上回る約102億円で4機契約。
 16年度中に米国から完成機を輸入する計画になっている。
 13年度契約分から日本の企業が製造に加わる予定で、
 防衛省は最終組み立て工場の整備経費も概算要求に盛り込む方針だ。

 関係者によると、今回の価格上昇はF35の製造に習熟していない作業員が
 参加するため作業効率が低くなり、コストが上昇するとしている。
 防衛省幹部は「作業員の習熟度が上がるにつれて価格は下がっていく」と
 説明するが、米側は4月、日本に納入する42機の総額について関連経費も含め
 約8000億円との推計を米議会に報告している。


はい~?
契約時から1.5倍の値上げ!?

そんなの、もはや契約になってないじゃないですか。
それ、のむんですか?

普通ね、例えば自分たちの仕事だったら、
そんな見積もりが途中で出てきたら突っ返すところですよ。

どういう値上げ要因があるのか知りませんけど、
日本政府は以外と太っ腹なんですね。


そうそう、それに、アメリカさんからは無人偵察機も買うんですってねえ。


 森本防衛相:「無人偵察機」導入方針を表明

 森本敏防衛相は28日の記者会見で「北朝鮮の(弾道ミサイル発射)事例も
 あったので、滞空型無人機を導入する」と述べ、米国のグローバルホークを念頭に
 高高度滞空型無人偵察機を導入する方針を正式に表明した。
 ミサイル発射情報の精度アップや、活発化する中国の海洋活動の監視強化が狙い。
 13年度予算の概算要求で研究経費を計上し、次期中期防衛力整備計画
 (16~20年度)期間中の導入を目指す。
 北朝鮮による4月の長距離弾道ミサイル発射実験では日本政府としての
 発射確認に手間取り、発表が約45分後に遅れた。防衛省検証チームの報告書は
 早期警戒情報(SEW)を米国に依存している点に言及し「高空からの探知などを
 行い得る滞空型無人機システムも積極的に検討を進めることが必要」と指摘していた。
 グローバルホークは高度1万5000~1万9000メートルの高高度から
 搭載センサーで地上の偵察が可能。政府は米軍の早期警戒衛星から提供される
 情報と併せ、発射情報の精度アップに役立てたい考えだ。


へえ、アメリカさんの最新兵器、どんどん納入予定なんですねえ。
オスプレイ配備も予定されてますしね。

森本防衛相、大活躍じゃないですか。
さすが専門家(笑)として抜擢されただけありますよねえ。

森本防衛相については、「オスプレイの広報マン」なんて呼ばれ方も
あるようですが、既にその域を超えてますよ。


え?
オスプレイは日本国内で反対されてるだろうって?

いや、だからって納入が中止されるワケないじゃ、あーりませんか。
何せ中国や韓国、北朝鮮の脅威と隣り合わせなのですよ。

アメリカさんの軍備が抑止力になってくれるじゃ、あーりませんか。


ま、そんなカンジで、森本防衛相や中国・韓国・北朝鮮の脅威のおかげで、
アメリカの軍需産業やりたい放題って様相なんでありますけどもねえ。

日本が有事に備えるためなら必要なことですからねえ。


例えばミサイル発射とか領海侵犯とか、ちょっと刺激すれば
国内のナショナリズムが盛り上がって強硬論も持ち上がって
なんでも買ってくれるし値上げも簡単に認めてくれますのでねえ。

そりゃアメリカさんからすれば北朝鮮やイラクの脅威を煽りたくもなるし、
シリア政府への攻撃を正当化をアピールしたくもなるだろうし、
尖閣諸島や竹島での中国・韓国との領土問題を煽りたくもなるってもんでしょう。

これでうまいこと商談が成功したなら、ビジネスの礼儀として、
中国と韓国にはバックマージンを用意しませんとねえ。


ま、そんなカンジで、尖閣諸島については都が購入する姿勢だったところ、
最終的には国が地権者とハナシをつけたってことみたいで、
そんでまたエラい騒ぎになってるようでありますが。

別に、売る買うと言ったって、地権者から都なのか国なのかの間で
島の所有権が移動するだけで、領有とは関係ないと思うのですが、
なんでこんな騒ぎにならなきゃいけないのでしょうか。


都は購入して何をしたかったんでしょう。

都知爺はさかんに漁民のために通信設備と船だまりを作れと
国に要望しているってことでありますが、沖縄の漁民のことなら
沖縄が考えればいいことであって、大きなお世話じゃないでしょうか。

国防って意味で言ってるのなら、実効支配は日本がしてたわけですから、
無用に中国を刺激するようなことを都がしだすのが余計なのであって。
わざわざこの問題で中国を刺激したかっただけに思えてしょうがありません。


つまりは中国との緊張を高めて、軍事衝突の可能性とやらに
対応せざるをえない状況になったってことで、あら、
軍備増強しないとってハナシがしやすくなったってことなんですか。


あと笑うのが、テレビなどの取材に応えていた地権者の弟さん、
「地権者側」ってだけで別に地権者の代弁者じゃないじゃないですか。

彼が何を発言しようが全く意味のないということはわかっていたのに、
なんでそんなにありがたく発言を頂戴してたんでしょう。

自分には最初から意味わかんなかったのですけども、
弟さんの話ってのは、国民を煙に巻く仕込みだったんじゃないでしょうか。

それをまともに受け取る視聴者もバカってものですよ。

で結局、国と地権者が合意したってことで弟さんもズッコケてる様相ですけど、
これって、茶番でした、ってことの証明みたいなもんじゃないですか?


ま、そんなカンジで勝手にやれ、と。

この後も何日かはこの件で話題がくすぶるでしょうからね。
コメント
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