やっぱり選挙はB層狙い

環境相の細野センセー、民主党代表選への出馬検討かと報じられて、
間もなく不出馬を明らかにしましたね。

もうちょっと検討に時間を割くのかと思ったらあっという間でした。
ま、そんなに時間をかけてもしょうがありませんしね。


で、細野センセーを担ぎ出そうとした民主党の議員センセー方は、
不出馬の決定に落胆しているとのことで。


　細野氏、閣僚の職務投げ出せず＝不出馬に民主落胆も


細野センセーの人気？にあやかり選挙を戦おうとしたのに、
そのアテがなくなったってことでね。

で、なんと言ってもこの記事中で注目すべきは、
渡部じいさんのこの言葉じゃないかと思いますが。


　渡部恒三最高顧問は７日、国会内で記者団に
　「（４４歳で初代首相となった）伊藤博文以来、
　日本で一番若い首相とメディアが取り上げれば選挙に勝てるかなあと思った」
　と語り、細野氏の不出馬に肩を落とした。


へえええええええええええええええええええええええええええ。。

なるほどねえ。。


メディアに人気者を露出させればそれで選挙に勝てるとの認識のようで、
なんとも有権者は舐められたものですね。

ま、びっくりしますが本音でしょうし、
これはこれで事実なのですよきっと。


しかしこの渡部じいさんの考えは、
小泉純一郎・竹中平蔵で言うB層戦略と同じ着想ですよね。

口じゃ政策論争だマニフェストだと言っても、
テレビを主な情報源とするB層へのイメージ戦略で選挙を戦うのです。

有権者もこんなメディアに騙されずにしっかりしないといけないのです。

現在は現在で大阪維新がちやほやされてますが、
そんなメディアの報道に流されてはいけないのです。


小泉・竹中の郵政選挙に騙され、
民主党に政権交代に騙されて、
また今度は大阪維新に騙されるようでは、
日本人は所詮その程度の民度の国民だったってことなってしまいます。

そしてそういう社会が続いてしまうことになってしまうのです。