Do you remember rock'n' roll radio?

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思いきりアメリ菅

2011-01-22 20:31:16 | 国際・政治
 ♪思いきりアメリ菅 伸子と店選んで
  出かけるわ誰よりも 今自由にグルメ三昧
  思いきりアメリ菅 私は気ままな総理
  だからさりげなく手をふるわ
  これで小沢にさよなら


先日、米中首脳会談が行われましたけれども。

報道では人民元や人権の問題では進展を見られず、
二国間には相変わらず緊張が残っているような論調が見られたのですが。
そんなの、単なるポーズだと思うのですけどね。

なんたって米国債をたんまり購入いただいていることですし、
大規模な航空機の商談も成立したみたいですし、中国は大のお得意様ですからね。
アメリカだって変に波風たてるより、重要顧客にはいい気分でいて欲しいですから。

とは言っても、世間の中国に向けられる目ってもんがありますので、
ちょっと厳しく言っておくポーズも少し必要だったんじゃないかという、ね。

ついでに、「いやー、ウチにとってはやっぱりニッポンが一番大事なんだよ!」
ってなフリをして、ニッポン人のご機嫌に多少配慮したってこともあるでしょうか。


そんな中、カン総理が外交政策に関する演説をぶったそうです。
なんで総理がこのタイミングで?が多少不思議ではありますが、気にしますまい。

んで、要は、


 「日米同盟が基軸」


ってことだそうです。

は。
何を今さら。
そんなもん、これまでの政策やら人事やら見れば嫌でもわかりますっての。

あ、もしやアレですか、TPP推進のため、
改めて日米同盟を強調する必要があったんでしょうか。

TPPって、要は、もっとウチの肉と野菜を買いたまえ!っていう
アメリカの販売促進プログラムみたいなものでしょう。

「自由貿易」とか耳障りのいいことを言いながら、
結局はアメリカの要求を通りやすくさせたいのでしょう。

大マスコミはアメリカ応援キャンペーンを開始して、
「自由」は推進すべきで、TPPの反対意見に対しては
「保護主義」に陥ってはいけない、とか言ってるようです。
一見、「自由」ってやつは尊いものですからね。


ま、自由貿易のため、世界の一員として日本が果たすべき責任として、
TPPに参加するのも仮にいいとして、その代わりに国内産業を保護するような
対策なりが練られているのかというとそうも見えません。

「競争力をつけてほしい」とか言うばかりです。
だったら、競争力をつける道筋を整備するのが先ではないのですか。
保護策もないままTPP参加ありきでは、あまりに乱暴じゃありませんか。

「保護主義」イコール「悪」みたいに安易に思われがちかもしれませんけど、
国内の産業を保護せずして、何が政治だっていうのですか。


あの、自分のような田舎もんだと、
農産物等の輸入問題に関する驚異に対して敏感にならずにいられないのですよ。
親戚や近所に農業や畜産に携わる人が多いですし、そういう社会ですから。
都会育ちの人には感覚的にわかりづらいかもしれないのですけど。。

それを「平成の尊農開国」なんて、無責任なふざけ具合が更にムカつくのです。
そんなキャッチコピーで支持されるとでも思っているんでしょうか。


う~ん、なんだか、
宮崎の鳥インフルエンザもキャンペーンの一環のような気がしてきましたよ。
もっと国外からも供給しないとね!みたいな洗脳のための。


さて、そんなアメリ菅内閣は、
政権交代の立役者だった小沢氏を葬ろうと着々と事を進行しようとしてますが。

身内だった者を売ろうとしている政権ですよ。
身内を護ることをしない政権が国民を護るなんて、信用できますか。