趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

無料のテンプレートのカスタマイズと活用

2013-04-17 16:54:53 | webコンテンツ

 WEBサイト用のテンプレートは、サーバー会社やテンプレート専門の業者が無料で配布してくれている場合があります。しかし、それを流用する場合に、多くの場合はホームページビルダーなどのWEBサイト編集ソフトを使いますが、そうすると、何か1文字でも入れ替えて更新して保存すると、もうすでに位置がセンタリングされていたのに、左寄せに書き換えられていることがあります。たとえば、以前にも紹介しましたがZYMICという無料サーバーでは、http://sera.zymichost.com/ というWEBサイトを私は立ち上げていますが、IE6、IE8で確認すると左に偏って表示されてしまいます。googleクロームやFirefoxでは正常にセンタリングされて表示されますが、これでは若干体裁が悪いので困ります。

 このことについては、何度やりかえて実験しても同じ現象が起こるので、どうしたものかと困ってZYMICのサイトで調べてみると、カスタマイズ出来ないのでお困りの場合や、時間が無い場合はZYMIC社に依頼すれば、わずかの料金で自由にカスタマイズしますと書いてありました。つまり、もっと具体に言うと、無料版のサンプルテンプレートをカスタマイズして自分なりにWEBサイトを作って、何とか特定のウラウザで正しく表示することは可能でしょうが、だからといって、すべてのブラウザで正しく表示できるとは限らないので、その点でお困りならば有料でサポートをしましょう・・・というわけなのです。

 実際は、素人の場合は、ホームページビルダーのようなポピュラーで便利なWEBサイト編集ソフトを使わざるを得ないのです。というのは、他にこれといって適当な編集アイテムが存在しないからです。それで、これを使うと多くの場合、いろいろ触っているうちにサンプルテンプレートの重要なレイアウト設定の部分が自動的に修正されて書き変えられて、おそらくレイアウトが崩れることが多いのです。

したがって、そうならないためには、面倒でもTeraPadのようなプログラム入力用のエディタでテンプレートを編集するべきなのです。そうすれば、下記の例のように、勝手に書き換えられませんのでレイアウトが崩れることはありません。もちろんセンタリングがきちんと取れて常に正しく表示されます。

http://sera.zymichost.com/indexshiftjis.html

  こうすれば、一応、どのようなブラウザを使っても形は崩れません。 

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 ただし、WEBサイトのテンプレートの編集を手作業でエディターだけで行うのはたいへん緻密で面倒な作業ですから、速く作業するためにはホームページビルダーも併用して処理するのが得策です。そこで、まずホームページビルダーで書き換えて保存します。すると、もともとのテンプレートはセンタリングされていたのに、「左寄せ」に書き換えられますから、そのあとで保存後のファイルをエディターで読み込んで、初期設定を宣言して書き足してまた保存する必要があります。下記の通りです。2行目のURLの部分を書き足すのです。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"

"http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">

このようにDOCTYPEを宣言して保存すれば、正しくセンタリングして表示できます。この程度のことは、プロフェッショナルに依頼するほどのことでもないようです。少しググれば検索がヒットしますから、基本的な設定ということで、これにお金を払う必要はないのです。依頼するとしたら、上部のメニュー項目を2段に増やす方法や、本文の文字列の幅の設定、周囲に壁紙をグラデーションで貼りこむ方法、問い合わせ欄を所定のサイズと位置に埋め込む方法・・・etc.もっと専門的なことを聞けばいいのです。

 こういったWEBサイト構築上の支援料金は、どの会社の案内を見ても「わずかな金額です。」という触れ込みですが、某社では、入会金が35000円で毎月5000円かかりますので、年間料金は95000円です。これが標準的な料金で、私個人としては、別段高いとは思いませんが、我が町の役所の出先機関のHPの更新の業務は、すべて昔から一切予算が計上されていませんから、当該職員が構築することになります。つまり、本来は専門的な業務を素人が学習してそれなりのWEBサイトを仕上げないといけないのです。これは、HPを訪問する住民の側にしてみれば、ともすれば無体裁で内容もお粗末で不完全なWEBサイトを見せられることにもつながりますから、そうならないためには、ちょっとしたボランティアの助力も必要になるかと思います。

 というわけで、私は近隣の教育センターの所長から無償ボランティアとして依頼されて、WEBサイトの作成・更新業務の指導・助言をしていますが、当然、事務員はWEB関係の専門家として採用されているわけではないので、TeraPad等のスクリーンエディターで編集作業をしたことがありません。基本的なタグの打ち方を知らないので、当然ホームページビルダーで編集することになります。

 HPビルダーVer.16(定価14800円程度か?)は、教育センターでは購入していますが、私は、10年前のVer.6という10世代以前のバージョンを未だに使っています。基本的な部分は全然変わりませんので、自宅で動作確認をしてGOサインならば殆ど教育センターでアップロードしてもOKなのです。違いは、日本語セットがVer.6ではShift-JISですがVer.16ではUTF-8であるという違いぐらいでしょうか。

 私は、年金生活者ですので、それ相応の質素なWEB環境でWEbサイトを構築していますが、それでも、教育センターのWEBサイト構築のためには、それなりのHPを作るお手伝いがささやかながら出来て、非常にうれしい限りであります。 

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