吸収体交換の非対応プリンタは廃棄・・・最近、2012年に購入したCanon製プリンタIP2700が「インク吸収体が満杯に近づいています」とエラーが出ました。それで、ストップボタンを押すと回復するのですが、繰り返しているうちにPCやHDDが故障。データ破損の修復のためにWindows10を再インストールしたり、外付けのデータ用HDDを再フォーマットしたりで手間がかかりました。元々、吸収体交換非対応機種のため、自分で取り外しや付け替えなどをするのは不可能に近いと見てIP2700は廃棄しました。
吸収体交換に対応しているプリンタの場合・・・MP490も表記のエラーが昨日出ましたが、この機種は吸収体交換に対応しています。Canon社の公式HPでは、古すぎるのでメーカー修理は受付終了とのことですが、交換可能機種なので、自分でも案外簡単に取り外せて水洗いしてほぼ完全にインクを抜けました。内部にこびりついたインクは洗剤を染み込ませた布で拭き取ってから、乾燥させた吸収体を再装着できました。これで、機械的な修復は完了。
廃棄すればインクが無駄に・・・・・・BC311やBC310の互換インクを年賀状などの印刷のために買い置きしている関係で、プリンタを廃棄すると、カラーと黒インクのセットで互換インクが5000円分ぐらい無駄になって勿体ないです。

セットツールを入手して・・・セットツールは、Windows10で起動して、その初期画面のまま待機して、プリンタ側の操作に移ります。

プリンタはメンテナンスモード・・・プリンタは電源ボタンとストップボタンを同時に押して5秒待ち、次に、ストップボタンだけを一旦離してから、3回押したら、メンテナンスモードに切り替わります。この状態で、プリンタをPCに接続して、セットツールの初期画面の右下の「セット」ボタンをクリックするとセット完了。これで今のところ、エラーが出ず引き続きMP490が正常に稼働しています。
古いソフトは古いOSとプリンタでしか動作せず・・・MP490のMS社やCanon社配布の印刷ドライバーは、ネットで入手してインストール可能ですが、更新を日々繰り返しているwindows10の22H2や11の24H2では非対応になって仕舞っています。そのため、7、ビスタ、XP、2000でしか動作しません。
古いMP490を使う具体的な目的や理由は?・・・目的は、XP、2000対応の古いアプリ「一太郎ホーム3」や「水彩」というフォトレタッチソフトで作った、オリジナルの年賀状や暑中見舞いの文字入り画像や住所録、ラベル等の印刷です。理由は、古いアプリの電子データを別の新しいアプリ用に変換すると必ず問題が起こり、画像と文字の位置がずれたり、住所録にしても、順列や組み合わせが適合しないので、当面は、どうしても古いOSで古いプリンタで印刷せざるを得ないからです。
今後の方針・・・年賀状の時期には間に合うように、ぼちぼちと版下の画像を印刷してスキャナで読み取って雛形を電子データ化したり、宛名印刷については、最悪は打ち直します。そして、11対応の別のアプリでも、今まで通りに印刷できるように下準備したいと思います。