趣味の電脳

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写真を実際の色調で美しく印刷するには?

2024-02-29 23:55:21 | 機器について

美しい写真を印刷するには 今までは、古い4色インクのプリンタを使っていたので、特に写真の画質には拘りがなかったのですが、最近、TS8530という6色インクのプリンタを購入したので、撮影した写真を、より実際に近い色調で美しく印刷したい・・・と考えるようなりました。そのための条件が幾つかあります。1高解像度・高性能なカメラ、2最適な照度と光線の向き(順光)、3最適な画像調整、4高性能なプリンタ、5耐光性・耐水性に優れたインク、6上質な印刷用紙、等々が挙げられます。

何が最も大事?・・・2の撮影場所の光の当たり具合です。これが被写体にとって最適になるような角度で撮影する事です。これが逆光だったり、照度不足だったり、コントラストが強過ぎたりすると、画像修正はとても無理です。

インクは純正品に限るのか?・・・インクは、より良き印刷結果を生むための条件の1つに過ぎなくて、純正インクを使えば無条件で自動的に良い印刷結果を出せるとは限りません。廉価な互換インクを使っても、印刷設定や色調補正が適切であれば、ほぼ満足できる印刷結果に仕上げることは可能です。

高価なプリンタは自動的に美しく印刷できるのか?・・・プリンタは、より良き印刷結果を出すための条件の1つに過ぎなくて、6色インクの中級~高級機種を使えば、無条件で自動的に良い印刷結果を出せるとは限りません。廉価な4色インクのプリンタでも、印刷設定や色調補正が適切であれば、ほぼ満足できる印刷結果に仕上げることは可能です。

どんなプリンタ・インクでも色調補正は必須    6色インクのCanon製のTS8350の場合は、6畳の室内でLED電灯で暖色設定で夜にひな人形の写真を1m離れて撮った場合、全体的に赤茶色っぽく印刷されていました。そこで、フォトレタッチソフトで、実際の色調に近くなるまで色補正して印刷しました。一方、4色インクのMP490の場合も、全く同様であり、室内の壁や床、ひな人形の装束・ひな壇の色に至るまで全体的に赤茶色になっていましたので、色補正しました。いずれのプリンタも、赤を抑えた色補正をして、実際の色調に近く印刷できたわけです。

インクの耐光性 以上のようにプリンタ本体が高価でも廉価でも、或いはインクが純正品でも互換品でも、色調補正した印刷直後の写真画質では、印刷品質に差が殆ど見られません。色調補正の処理時間についても、大きな差異はなかったです。ただし、耐光性=時間経過による色褪せや変色については、明らかな差が出てくるでしょう。つまり、光線の強く当たる場所に写真を長期間掲示していた場合には、紫外線によるインクの耐光性が弱いと、写真の劣化が当然激しくなります。

写真の保管状態によって純正インクと互換インクを使い分ける

 その点、高価なインクほど耐光性が優秀であり、廉価な互換品ほど耐光性が低いことが明らかになるでしょう。なので、日の当たる場所に子どもの七五三や入学式などの記念写真、ご先祖様の遺影を常時掲示するような場合は、やはり、純正インクを使った方が良いでしょう。一方、日常生活のスナップ写真などは、壁に掲示する場合でも長期間ではなくて、殆ど机の引き出しに入れたり、本棚にアルバムとして保管しています。なので、色褪せや変色は殆どしません。これは、低廉なプリンタで互換インクで印刷しても、まったく大丈夫でしょう。

 要するに、写真を掲示するか保管するかといった保存状態によって、純正インクと互換インクを使い分けた方が賢明でしょう。

 

 

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綺麗なカラー印刷の費用対効果をどう見るか?

2024-02-25 21:41:42 | webコンテンツ

記念写真の印刷・配布 自分の住んでいる地域の社会教育団体の毎月1回開催する子育てサロンで、昨年12月のクリスマス会では、保護者10人と乳幼児10人、それとボランティア14人が参加して、楽しくお遊戯したりおもちゃで遊んだりしました。合計34人も参加していただいたので、記念の集合写真を撮って、保護者とボランティアで合計24部インクジェットプリンタで2L版の光沢紙に印刷して、無料配布しました。

純正インクと純正紙は美しい 従来は、こういった場合、経費節減のため、新しいプリンタの購入は控えて、かなり古いタイプのプリンタ=MP490やIP2700で、純正インクで写真印刷モードで印刷していました。そして、インクが無くなれば、このカートリッジにサンワサプライというメーカーの互換インクを充填して、今度は普通印刷モードで印刷していました。(このほうがインク消費が少なくて済むから・・・)しかし、これは画質が鮮明ではあるが、若干程度、解像度が低いので、今回は新規にCanonのTS8530を自費で購入して、純正インクと純正光沢紙は団体の経費で落として、より綺麗な写真を印刷してみようと、初めて試みた次第です。印刷結果は、やはり素晴らしく鮮明できめ細かく自然な発色で、かなり美しく仕上がっていましたので、保護者やボランティアの評判も良く、とてもうれしい気分です。

しかし、コスパが悪い でも、デメリットは、写真印刷モードではインク消費が激しくて、費用がどんどん嵩むという事です。それに印字用黒、写真用(黒・灰・赤・青・黄)の6色1セットで税込み8000円程度もします。光沢紙はエプソン純正品の2L版が鮮やかなので購入しましたが、20枚税込み880円もかかりました。もちろん、カラー印刷の用途は、それ以外にもあります。たとえば、当団体の活動風景を紹介するカラー写真パネルを公民館に展示したり、町内の掲示板に毎月の主催行事の色鮮やかな案内ポスターを張ったりする際も、多くのインクや用紙を使いますから、そんな贅沢は、いつも出来るわけじゃないです。なので、普段使いは、なるべくPM490やIP2700を使って互換インクで普通印刷しています。

費用対効果をどう見るか? 当団体では、そのほかにも、印刷業者に依頼して広報誌を年2回、地域住民に各戸配布していて、2020年度までは、A3両面のモノクロ印刷でしたが、2021年度からは、より住民への広報をインパクトのあるものにするために、活動風景のカラー写真を満載する方針に変えました。なので、発注費用は確かに増額せざるを得なくなりましたが、コロナ禍で自粛していた当団体の活動が2023年度からは解禁されて、かなり住民参加や認知度が回復してきているのは確かなので、広報のカラー版発行も相まって、それなりの効果があるのではないか?と自己評価しています。

諸物価高騰の折からモノクロ印刷に戻すのは? 当団体では、2024年度は、諸物価高騰の折から経費節減を強いられていますが、だからといって、広報誌の経費節減のために、今更モノクロ印刷に戻すつもりは、毛頭ありません。当団体広報誌に限らず、昨今の情報化社会では、市の広報・同窓会誌・市会議員の議会だより・各種チラシに至るまですべてカラーですので、予算が足りない分は、主催行事の参加費を値上げするなどして、何とか乗り切ろうという方向で役員会では検討することになりました。

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写真印刷は印刷設定を普通印刷にしてはいけない!

2024-02-21 14:25:20 | 機器について

光沢紙にはPGBK(顔料インク)は染み込まない?

 標記について、CanonのTS8530を使って、うっかりL版の光沢紙で「普通印刷」にしてしまったので、印字結果は大失敗でした。具体に言うと、黒が「普通印刷」の設定ではPGBKという黒の顔料インクを使う仕様のようです。そうすると、この黒インクは紙の表面に薄く載るだけで内部まで染み込まないので印刷後かなり時間が経過しても、一向にインクが染み込みませんから、髪の毛やズボンの色が黒の場合、ちょっと指で触っただけでも剥がれて、まっ白くなります。下記の写真参照。

 実は、PGBKというのは、普通紙の文書印刷専用の黒の顔料インクだったわけです。なので、BKが無くなったからといって、無理やり普通紙設定で光沢紙にPGBKを代用して印刷させてみても、上記のように大きな不具合が出てまったく使い物にならないわけです。

 

古いCanon機種の場合はどうか? 一方、PM490(2009年発売)、およびIP2700(2010年発売)では、黒にBC310という顔料インクを使っていますが、何故かこういった不具合は起こりません。同じPGBKという表示がされた黒インクですが、性質が全く違うようです。MP490やIP2700では、染料GRAYはありません。具体に言えば、顔料の粒の大きさが比較的小さくて光沢紙でも染み込み易くて定着しやすく、且つ微細な粒を印字ヘッドで疎らに噴霧して灰色をそれらしく表現できるような仕様になっているものと考えられます。要するに、このMP490・IP200用のPGBKは、TS8530用のそれとは違って、文書用にも写真用にも使える仕様です。

最近のCanonのプリンタのインクの種類は? 写真用の染料BLKとGRAY、印字用のPGBKというように、黒系統を3本も用意しているのが特徴です。私見ですが、その目的は、先ず普通紙での印字を滲まずにクッキリと見せること、次に光沢紙での写真印刷を鮮明に見せること、そして光沢紙での灰色を中間色としてごく自然に見せる事ではないか。また、Canonは、それをセールスポイントにしているのでは・・・と考えます。したがって、上記のように、最近は、PGBKとBKは全然違う性質のインクになっているようです。共通点は、黒いという以外は、まったく無いです。

使いやすいのは? Canon製プリンタは、印字設定や用紙を間違うような場合があっても、EPSON製プリンタのように警告が出ないことから、TS8530では、よくよく注意して印字設定にマッチングする用紙を入れる必要があります。ただし、PM490・IP2700の場合は、そういったことをまったく無視しても、印刷に不具合が起こらないので、そういう意味では使いやすいプリンタです。

 

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インテリジェントクリアランスソナーの進化

2024-02-17 06:50:35 | 機器について

パソコンOSのセキュリティ機能は日々更新されている WindowsやLINUX、iosなどのOSのバージョンは、当然ですが、日々更新されています。Windows10は、2022年10月18日の22H2が最終バージョンですが、今後もマイナーバージョンアップが繰り返され、2025年10月14までサポートされます。また、11については、23H2が2025年11月11日までサポートされますが、その後は未定です。UBUTUは22.04が2027年4月までサポートされます。このように、バージョンアップされるたびにセキュリティが向上します。なので、常にPCは更新を怠らないように、自分としては留意しています。

自動車の安全装置は更新されているのか? 自動車はどうでしょうか?標記の機能は、時速15km以下で前方に障害物があれば、自動的にブレーキがかかる安全装置です。しかしながら、これは、契約しているディーラーから聞いた話ですが、2017年以前の車では、ソフトウェアのバージョンアップは一応されているが、現在と比して、必ずしも性能が万全なるものではないようです。つまり、道路で前方に自動車が走っている場合には、ほぼ正常に動作するが、雨が急に激しく降ってきたような場合は、車間距離が開いていても誤作動して警告音が鳴りっぱなしになることがあったり、人間や自転車が急に接近してきたような場合に、即反応しなくて停止しない場合が無いとも限らない等の危険性が付きまとう・・・とのことでした。なので、特に高齢者の場合は、そういった危険性を極力少なくして機能・性能を向させた最新型の自動車に買い替えた方が無難ですよという、強いお薦めがありました。

 この話は、単に販売促進のための誇大宣伝か?とも受け取れますが、詳しく説明を聞いていると、現在販売されている車のインテリジェントクリアランスソナーの安全性の向上には目覚ましいものがあることだけは、確実だと感じました。

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夜間のブログ投稿はダークモードに限る

2024-02-02 23:43:37 | 機器について

 現在、23時45分ですが、瞳孔がかなり広くなっていますので、普通のライトモードでは、いくら輝度を低減させても目にきつくて眩しすぎて耐えられません。実際、目が痛くなります。なので、FIREFOXでダークリーダーというアドオンを入れて、白黒を反転させています。これで、ようやく、目にやさしくなります。また、ブログに写真やイラストを入れるのも控えます。そういったものは、やはり夜間には目に刺激がきつすぎるのです。

 

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