趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

音楽は親から子、子から孫へ引き継ぐべき教養である

2013-09-30 23:29:35 | 音楽
 私が、現在クラシックファンであるのは、何も自分だけの話ではなくて、母親とその兄弟姉妹、すなわち叔父、叔母もクラシックファンであることと大いに関係があります。中学時代に、母親がレコード音楽を買ってくれたのです。ヨハンシュトラウスの「美しく青きドナウ」、「ウィーンの森の物語」「ラデッキー行進曲」とイバノビッチの「ドナウ川の漣」「タイスの瞑想曲」「G線上のアリア」、ズッペの「軽騎兵序曲」レハールの「メリーウィドウ」、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」「白鳥の湖」、Beethovenの交響曲第3番「英雄」、第6番「田園」、第8番、第9番「合唱つき」、ヘンデルの「水上の音楽」ベルリオーズの「幻想交響曲」などです。

 これらの曲は、大部分が母親が幼少期に祖父の趣味で買い与えてもらった戦前の演奏によるレコードの曲目と共通しています。Beethovenの交響曲は、さすがに1930年代では30cmSP盤5枚組のアルバムですから、かなり高価なために親に買ってもらえなかったようですが、裕福なお友達の家でよく鑑賞させてもらっていたので田園交響曲は旋律をよく知っていましたから、私には買い与えてくれました。

 そういうわけで、私も長女と次女には幼少期からよくクラシック曲のパソコンソフトを買い与えて、親しませてきました。「ピーターと狼」「美しく青きドナウ」「四季」「くるみわり人形」「動物の謝肉祭」です。これらのエデュテイメントソフトは、1993年~2000年ごろにオラシオンという会社から発売されていたものです。

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動物の謝肉祭

 動物の謝肉祭というクラシック音楽への興味や関心・知識・技能を養うエデュテイメントソフトです。このソフトの構成は、大きく分けて3つあります。
1つは、「物語」です、ゾウやライオン、白鳥、馬、キリン、ゴリラなどの特徴を題材にして表現したいろいろな音楽を紹介しいています。これは、大変面白くて長女が幼児のころから、曲が鳴ると指定の動物の動作の真似をして、動物あてクイズを何度もして、もう完全に私も長女も覚えてしまいました。
2つ目は、ゲームです。楽譜を一小節ごとにばらばらにしておいて、これを順序正しく組み立てるクイズです。音楽が鳴りますから試行錯誤すると、必ず何度目かにできます。これは楽譜に興味・関心が自然と向きますのでたいへん優れた教育ゲームです。また、楽器の音色を当てましょうというゲームで、2つの楽器が鳴っているが、例えばバイオリンと何でしょうか?といった問題です。ほかにイントロ部分の音あわせゲーム的な神経衰弱もあります。
3つめは、シンセサイザーです。すべての曲の楽器編成を順番に減らしていき、例えば第一バイオリンだけにして聞くとか、そういった専門的な各パート譜の勉強みたいなことも出来るのです。だから、スコアも付属していて、これは「日本楽譜出版社」の本物が付録として同梱されています。また、大型絵本のカラー版8ページと、後半部分は矢野義明氏の編曲のピアノ譜が付いています。
これだけの充実した製品がオラシオンという会社から発売されていました。1万4800円でした。長女の音楽教育や情操教育に大変役立ったと思われるので、全然高いとは思いませんでした。現在は、もう廃盤ですので売っていません。


くるみわり人形

 くるみわり人形は、オラシオン(株)が1993年ごろに発売した音楽教育のエデュテイメントソフトです。現在はもう杯盤になっています。このソフトは、動物の謝肉祭と同じシリーズですので構成は同じです。ただし、動物のカーニバルと違って、このバレー組曲はひとつの完全な物語です。クリスマスのプレゼントの胡桃割り人形とマリーの出会いから、お姫様と王子様のお話になるまでのストーリーは子どもたちにとっては、とても夢のある音楽劇です。特に、キーボードは使わずにマウスだけで操作できるので、幼児から小学校高学年ぐらいまで、操作の巧い下手は関係なしに、十分に楽しめるところが売りです。大人になっても楽譜と旋律とすばらしいイラストが一体となったソフトなので、飽きが来ません。
私は、このソフトを14,800円で購入してから、やはり「動物の謝肉祭」同様、殆ど毎日長女と一緒に遊んでいましたが、小学校の支援学級での音楽教育で使用してもらおうと思ってお貸ししました。ずいぶん活用してもらって喜ばれました。今日、また長女が、現在はもう大人になっているのですが、昔これで随分楽しく遊んだことを思い出して、またPLAYしていましたので、スナップ写真を撮りました。

 


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アナログレコードよりもCDの方が断然良い音質だ

2013-09-29 22:53:20 | 機器について
 私は、子どものころからクラシックファンです。ですから、趣味が嵩じて、就職してからは自分の給料の大半を充ててレコードプレーヤーやプリメインアンプ、グラフィックイコライザーアンプ、チューナー、テープデッキ、スピーカー、CDプレーヤーなどを買い揃えて、今のお金に換算すると100万円ぐらいは優に投資してきました。聴く音楽は、Beethovenとヨハンシュトラウスが主体でした。アナログレコードを演奏する場合は、MM型のカートリッジを7個~8個持っていましたから、取り替えるたびごとに違った音色が聞けました。これがCD音楽には無い楽しさでしたが、いちいち取り替える手間が大変でした。つまり、大きさや重さが全部違いますから、針圧を微妙に調整しないと駄目で、軽すぎると音とびが起こったり、重過ぎると音溝を傷めたりする原因になるのでいけません。それに、ハム音などの雑音を防止するために必ず接地しなければなりませんし、冬場は静電気に気をつけないと、帯電した手でアンプなどを触るとバチッと音が入るので、これも細心の注意が必要でした。また、子供が部屋でドンドンと飛び跳ねると、もう針が飛んで音楽が台無しになってしまいます。

 そんなこんなで、アナログレコードで最高の音質を出すためには、お金が際限も無くかかりましたので、つくづくお金持ち向きだなと思いました。それに、取り扱いが非常に面倒で難しい代物ですから、活発で元気な子どものいる家庭では、専用のオーディオルームを確保しないことには、音とびしないで聞くのは容易ではないでしょう。ということは、広大な居住空間や敷地が要りますから、ごく普通の家庭である3DKの4畳半に一式オーディオ機器を置くのでは、寝る場所が確実に少なくなりますので、一般庶民にとっては非現実的な贅沢な趣味ということになるのかな?と思いました。

 住宅環境は、やはり、最低でも4LDKの広さが確保されなくてはならないし、特にオーディオルームは6畳の間が必要です。

 こう考えてくると、CDの方が非常に安価で狭い居住空間でも、そこそこのクリアーな音質で音とびもせず安定した演奏を続けてくれます。 つまり、CD音楽というものは、まさに一般庶民が音楽を趣味として楽しむための大きな味方というかアイテムなのです。
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音楽は格安のイヤホーンで聴かないこと

2013-09-28 07:58:49 | 機器について
 昨日、久しぶりにBeethovenのピアノソナタ”ワルトシュタイン"をDVDで聴きました。演奏者はゼルキンで1950年代のモノラル録音ですので音質が非常に悪いと思ってイヤホーンでもいいやと思って聴いていました。ところが、思いのほか雑音が多くてどうにもこうにも聴くに耐えませんでしたので、そのイヤホーンをどこのメーカーかなと思って調べてみました。すると、sonyとかonkyoとかの文字が無いので100均ではないのですが、おそらく500円以下の格安品ではなかったかな?と思い「しまった!」と思いそれなりのヘッドホーンで聴けばよかったと思い返しました。

 これじゃあ、雑音だらけで音質が最悪なのも当たり前だなと思いましたから、一昨日にskype用にコーナンで購入したマイク付ヘッドホーンに取り替えて聴いてみました。すると、驚くほどに雑音が少なくなって音質もかなり向上しました。これは、1200円程度ですから格安品ではありませんが高級品でもありません。でも、ボリュームコントローラーやマイク端子も付属していますので機能が充実していてお買い得です。

 以前に、同様の機能を持った100均のヘッドホーンを3回ほど買ったことがありますが、すぐに壊れましたし音質も悪かったので、音楽に対する興味を失っていました。このように、たかがヘッドホーンにお金をかけることはない・・・などとたかをくくっていますと、豊かな情操も音楽的感興も何もあったものではなくなり、精神生活が非常に貧しくなってしまいます。だから、格安のイヤホーンやヘッドホーンはテレビニュースやバラエティー番組を見るときぐらいに限定しておいたほうがよさそうです。
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skypeなどのテレビ電話の私的遍歴

2013-09-27 15:20:49 | 機器について
 昨日の夕刻に近隣の某会社の社長から電話があって、スカイプを導入したんだが、電話の実験をする相手になってくれないか?ということでした。そこで、家の中にマイク付ヘッドホーンが無かったかなと探しましたが、見つからなかったのでコーナンで購入して、早速skypeをインストールしてIDとパスワードを設定しました。そしてWEBカメラも接続しました。WEBカメラはもう7~8年昔のBuffaloの製品でしたので、それらしきタイプの過去の製品のドライバをダウンロードして見るとみごと作動しました。
 このようにして自分の2台のPCに同様にskypeを入れて、お互いに通信すると、ちょっと音声がずれますが、きちんと電話ができました。

 今朝になって、某社長のIDを聞いて検索すると見つかりましたから、通信しますとテレビ電話になりました。いとも簡単にできましたから、私はあっけにとられました。

 実は、今から17~18年前にwindows95で同じようなことを実験しましたが、家庭内のランでは実現しても、遠隔地とは音声は聞こえても映像が通じませんでした。どうも、通信速度の関係で画像処理が難しかったようです。つまり、当時はISDNの64キロビットでしたから、動画なんかはいくらソフトウェア的に動画圧縮と展開を繰り返しても、とても間に合わなくて無理だったのです。それで、画像が粗くて誰かわからないほどぼやけて見えるし、おまけに分解写真みたいにひどいコマ落ちが発生していたのです。


 仕方がないので、NTTの専用のテレビ電話機を借りて通信しました。結局、当時はテレビ電話専用のハードウェアを使わないことには、鮮明で滑らかな映像の転送は不可能だったのです。

 
 
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非常に良心的な無料サーバー

2013-09-22 12:16:39 | webコンテンツ

 

最近、某無料レンタルサイトのワードプレスに不正アクセスが集中して運営に支障をきたし、修復のために暫定的な閉鎖となりました。以下のとおりです。

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メンテナンス作業について

弊社のレンタルサイトのワードプレスへの不正アクセス多発のため、現在点検中です。誠に遺憾ですが、回復時期は未定です。修復次第、弊社WEBサイトにて公表いたします。なお復旧まで、しばらくお時間を頂きますが、何卒ご諒解のほどお願いいたします。

 

実は、もう2週間も閉鎖されていますから、海外の無料サーバーでもこんなに長期間の閉鎖は経験したことがありません。通常は、閉鎖は長くても10日間以内です。それ以上の場合は、たいてい、もう本式に永久に閉鎖です。  ところで、この某無料サーバーの場合は、かなり良心的であり同社の運営する別のサーバーにデータを移管してくれるそうです。もちろん、ワードプレスが元のサーバーにインストールされていたので、移転先は、また不正アクセスがなされないように別のブログシステムのようです。したがって使い勝手が多少違いますが、長期間閉鎖による被害は免れることが出来ます。
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