趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

授産施設の見学2

2012-05-28 20:10:49 | 福祉
今回は、また別の授産施設に招待されていましたので、妻と一緒に見学に行きました。新築の2階建てで、調理室や多目的ホールや障がい者用バス、作業室、エレベーターなど施設設備が大変充実していました。
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これは、障がい者用のバスです。車椅子のままの風呂の前に来て、介助者が抱き抱えてゆったりとリクライニングシートのように座った格好で湯舟に漬かることができます。至れり尽くせりのお風呂です。
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これは入所者全員の手作りの陶器の作品です。上薬をかけていますので、本格的なものです。
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これは、同じく手作りのブックカバーや手提げ袋などです。町内の販売所がありますので、そこで地域住民の方に販売しています。
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入所者の得意な分野の芸術作品やスポーツ大会の入賞メダルなども展示してありました。
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  以上のように、どんな障がいを持っていても十分に受け入れられるような施設設備が整えられ、また入所者同士の人間的なふれあいが深まるように日常の作業や学習を工夫し、取り組んでおられる様子がよくわかりますし、手作りの作品は地域の人々に販売しており、より多くの人に障がい者理解が深まるように努力されています。
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授産施設の見学

2012-05-28 17:12:45 | 福祉
高槻市内のある授産施設を先週の土曜日に見学しました。まず、玄関を入るとすぐにパソコンで日頃の活動の様子がスライドショーで再生されていました。これは、たいへん好評で、家族の方々は、ご子息の仕事や活動の様子が手に取るように理解できて喜んでおられました。BGM入りでスライドショーが再生されていましたから、おそらくパワーポイントかOpenofficeorgで編集されていたでしょう。
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次に、入所者が制作している刺繍やアプリケーションの展示即売会です。Tシャツに入所者のデザインがプリントした作品もありますので、どんどん参加者に売れていました。授産施設と社会とのつながりが広がっていくように、この施設に宅配している弁当業者さんの夏服の制服にこのデザインが採用してもらっているとのことでした。これもスライドショーに映っていました。もちろん作品をデジカメで写して色補正をした上、拡大縮小して同じ図柄を多数並べてプリントしたものです。
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丁度、この日に喫茶コーナーも設けられていて、チーズケーキを注文して頂きました。メニューもWordで手作りでしたがチーズケーキも手作りでとってもおいしかったです。
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また、天井の照明や部屋の壁、テーブル・イスなどもインテリア感覚にすぐれた落ち着いた雰囲気に統一されていました。家族全員で見学しましたが、初対面の入所者の複数の家族とも知り合いになれて、良い交流ができて楽しいひと時を過ごすことができて感謝でございます。
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エコロジー感覚でささいなことに喜ぶ

2012-03-20 16:24:08 | 福祉
今日は、長女の水泳大会が堺市内の大阪府立障がい者交流促進センターで行われました。昨年の5月に、やはり同様の水泳大会が開かれており、このときの記録は25mクロールで34秒台でしたが、今回は31秒28になっており3秒ぐらい記録を伸ばしています。私は、玄関のドアを半開きにして自室の窓も半開にして待っていて、長女に「おかえり、○○子さん」と言いました。家に帰ってくるなり、元気に「ただいま」とうれしそうでした。

部屋に入ると、いつものようにデジタルカメラのムービー設定でインタビューです。「きょうは、何をしましたか?」「今日は、水泳大会にいってきました。」「だれと泳ぎましたか?記録は何秒でしたか?」「はい、知らない人と泳ぎました。記録は31秒28で前回よりも3秒早かったです。よかったです。」

このように、その日にあった出来事をいつも動画にとって記録するのが、まあ、我が家での生活習慣になっています。ふと考えてみると、大人になっても娘の喜ぶ姿を動画記録するようなことは、まったく親馬鹿なのです。つまり、本人のためというよりは、私にとって、それがすばらしい喜びになっているわけです。豪華な食事や世界旅行や日本各地の物見遊山に出かけて耳目を喜ばせるようなことも喜びが大きいかも知れませんが、財布の中身と相談しながらの分相応の旅行になるかと思います。

たとえば1週間のスケジュールで旅行すると、多分、3日目あたりからは経費の関係で少し安いホテルで薄壁1枚で昨晩は隣の客が徹夜マージャンで騒いでとか、あるいは車中泊、船中泊だったので寝不足になったとかいうことになるかも知れません。

下の写真は、有名な小津安二郎監督の日本映画「東京物語」の一場面です。広島県尾道の年老いたご両親が、息子たちの住む東京を訪問したのですが、長男と長女は、東京とはいえ都心から遠く離れた寂れた場末の町医者やパーマ屋さんを経営していて、収入を得るのに筒一杯の厳しい生活環境でした。それで、やむなく熱海の安旅館を紹介して泊まってもらいましたが・・・・。薄壁一枚隔てた隣室はご覧の通りの徹夜マージャンやら、流しの演歌歌手のアコーディオン演奏やら歌声の騒音に悩まされ一睡もできませんでした。それが原因でお母様は旅の疲労が重なり、大阪駅で下車して駅員の三男の宿舎で介抱してもらい一夜を明かしますが、尾道に帰宅してすぐに亡くなられました。この映画を見ての感想は、田舎で末っ子の娘さんとゆっくりとのどかな生活を楽しんでおられたご両親なのに、実の子どもは3人とも非情な扱いをしますが、血のつながりの無い戦死した次男の嫁の紀子(原節子配役)だけが、親身に親孝行して狭いアパートの四畳半に泊めてくれてお小遣いまでくれたのは、やはり、家族とか家という建前が跡形もなく崩壊してしまったが、大事なのは義理の関係であっても親を大切にするという優しい心だ・・・ということだと思いました。したがって、快適な旅行を満喫するためには、全日程を高級ホテルとまではいかなくても、そこそこのレベルのホテルで宿泊することになるので、いくらピーチ航空のような格安航空で運賃だけを節約したとしても、そう、たびたび海外旅行ができるわけではないということになります。

一方、旅行とは全く違う発想や観点でいわゆる「喜び」について考えてみると、『ささいなことに喜びを見つける』ことや、『ただ健康で生きているだけでも感謝、感謝です。」・・・という生活感覚を持つことの方が、もっとも推奨される一般庶民感覚であり、ブータン王国ではないですが、毎日毎日の幸福度が非常に高い、人間として最高の生き方ではないでしょうか?

パソコンやスマホでも推奨環境に喩えて言うならば、便利なアプリをデスクトップに貼り付けまくっているのはとても便利なのですが、反面、すぐにバッテリーが切れてしまうので、お客様満足度が非常に低い結果となる・・・そういった事実を踏まえて、機種選定や使い方を研究しなければならないわけです
たとえば、私のデスクトップのアイコンはほとんど不必要なものばかりです。

そういう意味で、電力消費の少ないエコロジーな生き方で、ささいなことに喜びを感じることはすばらしいと思っています。
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多分読んでためになる良い話2つ

2012-03-20 10:58:28 | 福祉
娘の通っている授産施設の温かい対応について・・・

長女が通っている授産施設は、高槻市内にあります。ちょっと前に、妻のお姉様が高槻市内に東京から引っ越してこられたので家の掃除とか家具や備品の整理整頓をお手伝いするために訪問させていただいたついでに、授産施設からの帰宅の迎えに行きました。ちょうど、この授産施設ではみんな帰宅のための送迎車に乗っている最中でした。玄関の入り口で、最近、長女がJR高槻駅で乗り換えを誤って新快速に乗ってしまって京都駅まで行ってしまいましたので、その折はお世話になりましたとお詫びしますと、その職員は、にこやかに、「そんなに別に気になさらないでくださいね。次回からは、本人も気をつけて、そういうことは多分ないでしょうから。」といってくださいました。ほかの2人の女性職員も、にこやかに対応してくださいました。すぐに高槻駅で電車から降ろすようなことをせずに、わざわざ、長女と一緒に電車に乗っていただいて京都駅まで付き合ってくださって、妻への電話は本人にさせてくれたのです。本当に、温かく入所者のことをよく考えて、配慮の行き届いた職員ばかりだなあと感謝しています。これは、本当にうれしいことです。

また、私の自宅の近所のある年配の婦人と最近、早朝の散歩の途中にこんな立ち話をしたことがあります。その婦人曰く。「もう今は昔の話で年老いた近所の知り合いの世間話として聞いてほしいのですが、私の兄弟は障がいを持っていましたので、よく小学校でいじめられることがありました。それで、いつも登校も下校も休み時間もいつも一緒で、いじめられないように守ってあげました。現在と違って、クラスの中には、いじめっ子をやっつけて障害児に親切にしてくれる正義感の強い子もいました。これは、もう50年以上も昔の話です。すでに兄弟はなくなりましたが、自分で言うのもどうかな?とほかの人に思われるかも知れませんが、そのせいで、いくらかでも清く正しく優しい人間になったような気がするのは、是非あなたにも伝えたい幸せな経験だと思います。本当によかったです。」 

いずれも最近の話ですが、2番目の話は早朝から、こんなにありがたい説教というか法話みたいなお話を聴けるとは思いませんでしたので、言い古されたありきたりの言い方になりますが、「早起きは三文の得」だな・・・と思いました。
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