これは、Lineと殆ど同様の仕様でチャットや会員間での無料通話ができ、固定電話や携帯電話への通話も可能になっています。でも、機種変更の場合は、」Lineのように厳重な認証はとっていません。Androidスマホで登録したアカウントを別のAndroidタブレットでも登録しようとすると、4桁の認証番号が送られてきますから、それを打ち込むと登録完了です。しかも、自分の電話帳がサーバーに転送され、その中でViberに登録している人にマークが付いて無料電話ができるので便利です。ただし、未だiphoneやipadには正式に対応していないため、機種変更はできますが同じアカウントで両方の機械を操作できません。
一方、LINEの初心者はマニュアル通りに操作したつもりでも、うまくいくこともあるかも知れませんが、まごついて機種変更したとたんに退会の処理がされてしまうこともあるようです。2台もちの場合は、成りすましを防ぐために同じアカウントで二重に登録はできません。私は、機種変更の際に、実際、かなりまごついて誤操作したために退会となり、その結果、友達情報が全部消失されて、それ以降は電話をかけたりCメールを送ったりという生活に戻っています。(苦笑) それで、新しくアカウントを取り直しているところですが、皆さん忙しくてもう再登録なんてしてくれない人もいて、連絡するならばFacebookに登録してくださいとか、或いはauの携帯の方に電話してくださいとか云われています。まあ、そのほうが無料通話分が残っていることでもあるし、結局、キャリア電話やCメールのほうが便利なのです。
このように、私はLineの仕組みが複雑すぎてついていけないので殆ど開店休業状態になっているのですが、もう少し簡単なSMSとしてViberを使ってみようと思っています。
しかしながら、Viberのサーバーに自分の電話帳を転送するボタンが存在することをもって、「個人情報の保護の観点から不安のあるシステム」だというように云われているようだ・・・というように、慎重な言い回しでViberのことを否定的に評価・紹介しているような記事をネット上で最近見つけました。また、別の記事ですが、音質について他のIP電話と比較する記事もよく見かけますが、低速度の回線を使ったIP電話の場合は、一般に電波の状態が不安定で、これはどう考えても似たり寄ったりであるにも関わらず、Viberが特に悪くて途切れがちだという記事もよく見かけます。これらは、まあ、云ってみれば最近は日本でViberのシェアがLine、Skypeを急速に追い上げてきそうな雰囲気なので、その反作用のキャンペーンもそれなりにあるということでしょう。
ただし、これを読んだ初心者は、個人情報の流出を恐れて、SMSのようなアプリを一切インストールせずにWEB検索やキャリア電話とキャリアメールだけをするにとどめるのが一番好ましいと判断することもあるかも知れません。そうすれば個人情報は確かにより安全に守れますが、これではあまりに極論であり、実もふたもありません。
また、その記事では、VIberをインストールしても電話帳のような個人情報をViberのサーバーに送らないでいちいち手打ちで電話番号を入力したほうが無難ですよと薦めていますが、これまた極論です。私の場合は、携帯電話は2台持ちでガラケーに知人や家族、親戚の電話番号が記録された電話帳が保存してあり、2台目のスマホはまだ殆ど電話帳を打ち込んでおらず個人情報といっても、Viberが無料なのは固定電話だけですから、、官公庁や会社、各種団体、飲食店などを登録しているだけですから何の問題もありません。それよりも、私なんかは歳を取って目が遠いですからポケットから手帳をとりだして老眼鏡をかけて目的の電話番号を目をこすりながら仔細に探す作業からはじめないといけないことになります。これじゃあ、見間違いや打ち間違いが起こって迷惑電話が多くなります。この記事を鵜呑みにしていると、まるでもう50年以上前の風景にもどります。その結果は、Viberがほとんど役立たずのIP電話となって使い物にならなくなって、開店休業状態になるのが目に見えています。
また、もし、お互いにViberを使って通信しようねと約束している間柄の友達がいたとして、それが住所録に載っていてサーバーに転送されるのが問題だというならば、もうこの点については、ViberもLineも似たり寄ったりですから、そこまで神経質になるんでしたら、この記事は初心者に対して過剰に不安をあおるような結果となり、ソーシャルネットワーク全体が敬遠されかねないわけです。そんなに心配ならば、自分で自宅サーバーを構築して、自前のSMSを作って、ごく親しいお友達を集めて運営すればいいのです。それが出来ないから、一般の人はLineやViber等の市販のSMSを個人情報に留意しながら利用しているだけなのです。
LINEの場合は、そういったソーシャルネットワークへの想定される不安や敬遠する意識を取り除いて、青少年も安心して使えるように、個人情報には十二分に配慮して成りすましや漏洩が起こらないように対策を講じています。 しかし、それでも、セキュリティ上でバグや脆弱性を攻撃されたり悪用されたりして被害に遭っています。最近もLine電話で「なりすまし」の被害についての報道がありましたが、バージョンアップによって防御できるようになったそうです。より安全に使えるようになっているようです。セキュリティー対策とハッカーの関係はいたちごっこでありますから、常に改良が必要です。SMS通信事業者は今後とも頑張ってほしいです。
なにはともあれ、昨今の高度情報化社会では、青少年がLINEなどのSMSの利用によって援助交際などの犯罪に巻き込まれないための認証システムの複雑化は避けられませんが、そのおかげで、だれもが安心して活用できるレベルになってきているのも事実であり、喜ばしいことだと思います。※なお、機種変更・移転の設定が困難な場合には、費用はかかりますが、業者に依頼した方がいいと思います。
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ここからは、私の個人的な見解と論で進めることとお断りして、本題に戻ります。
いろいろ論評して参りましたが、以上のようなSMSアプリの便利さとデメリットを比較検討すると、Biberは、1対1のメール形式だけで三者以上の参加がないので既読・返信の義務感に縛られにくいので安心できるし、また通話品質も低速回線の割には遅延も少なく聞き取れるので、家族間や親しい間柄、0120や0570以外の業者への問い合わせなどでは十分使えるレベルだと思います。 なお、VIberは、上述のように固定電話無料キャンペーンを続行中であり、050PLUS宛にも固定電話と同様に無料でかけられます。ですから、固定電話・050局番への通話はViberを使って080-1234-5678で発信し、併せてCメールもこの番号で送受信できます。しかし、データ通信専用のsimであるために先方さんがリターンで折り返し音声通話をする場合は不可ですので、050plusで受けるように設定すればいいと思います。これは究極の電話料金の節約となります。(050plusの方は0120と0570へかける為に契約しています。)