趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

DVDーRは書き込み専用ソフトを使うべし

2019-12-12 23:32:58 | スマホ

焼き損じる原因の第一は破損ファイル 

 自作のDVD動画を制作する場合、DVD-Rを焼き損じないためにどうすればいいのか?という件について、最近の数週間、いろいろと考えて試行錯誤してきました。明らかに何回も焼き損じる場合は、たいていはVIDEO_TSの中身自体に問題があります。つまり、オーサリングして動画をmp4からVOB形式に変換した時点で動画ファイルが壊れている場合です。つまり、HDDに不良セクタなどの問題があり書き損じた動画ファイルをDVD-Rに焼いた場合です。

第二はかなり古い機種で書き込みソフトを使わずに16倍速で焼いた場合

 何も考えずにWindows標準の書き込みソフトでドラッグアンドドロップで焼くと、当然、最高速度の16倍速で焼くことになります。しかも、PC自体が相当古くて内蔵DVDドライブが消耗していたり、あるいはIDE規格のかなり古いタイプのHDDを外付けHDDケースに入れてUSB2.0で転送する場合などは、書き込み時のバッファーが常に100%でタイミングが間に合わずに書き損じる場合が出てきます。2000年以降の機種ではバッファーアンダーラン防止機能は当然装備されていますが、PC機種やHDDが10年以上前のものを再利用している場合は、書き損じの可能性が高くなります。

専用ソフトでは処理経過・書き込み速度・エラ等が一目瞭然なので安心

 書き込みソフトを使わずに、ただ単にDVDドライブにVIDEO_TSをフォルダごとドラッグアンドドロップしてwindows標準機能で書き込んだ場合は、エラーがあってもメッセージが出ない場合があるので非常に困ります。その点、たとえばFREEのBurn AwareというDVD-R書き込み専用ソフトの場合は、下記のように処理状況の経過が逐一表示されるので、どの時点でエラーがあったのか無かったのかが一目瞭然です。

また、どんな処理をしたいのか?という一覧があるので、処理別に指定して書き込めます。

PC機種ごとの最適な書き込み速度の割り出し

 このソフトを使って、外付けHDD上の動画データをDVD-Rに焼く場合、より確実に書き込むためには、どのぐらいの速度が最適か?というような試行錯誤というか実験を繰り返しています。つまり、PC搭載のDVDドライブとDVD-Rの相性を探って最適な書き込み速度を知ろうとしているわけです。たとえば、NEC製の10年前の機種=VN770/Cの場合は、8倍速を指定して内蔵HDDに保存してある動画ファイルをバーベイタム製のDVD-Rに焼いた場合、平均5.4倍速に減速されて7518kB/sで書き込まれているのが上記のように分かります。したがって、一応の目安としての最適な書き込み速度が、この組み合わせの場合は5倍速程度だということが分かりますので、4倍速を指定して焼くのが無難であるのかな?ということが推定されます。おそらく、4倍速を指定すれば4倍速で焼くことができるはずで、遅延なしです。

 

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