最近、J-comの格安スマホを契約しました。LG Wine Smart (LGS01という機種)ですが、この特徴は、1年目だけですが月額980円と破格の料金設定になっている割には通信速度が案外速いのではないか?ということです。もちろん、お昼の12時~13時や、或いは会社を退社して家路に着く17時~18時台は御多分にもれず下り速度が0.7mbps程度まで低下していますが、それ以外の時間帯は下りが大体10Mbps以上は出ているし、上りも約7Mbps程度は出ています。これは、auの4G回線を借り受けていますから、現在のところ、UQモバイルやマイネオと並んでJ-comモバイルが3番手となり、まだまだ現状ではdocomo系列のMVNOと比して、こちらのMVNOの方が黎明期で比較的ユーザー数が少ないので、その分若干速度が速く維持できているのかもしれません。ユーザー数が増えれば、docomo系列のMVNOと速度は変わらなくなると思われます。それから、画面解像度が320×480と、非常に狭いためにCPUがクアッドコアのMSM8909/1.1GHzで非力ながらメモリを圧迫しませんので、案外快速に動作します。カメラは外側300万画素、内側30万画素で、これまた低い解像度ゆえに快速に動作します。
一方、この機種の肝心のストレージ容量ですが、実はこれについては大変心配していた通りたったの4GBであり、大丈夫かな?と心細くなっていました。正直いって、がっかりでしたが、案外、空き容量がかなり残っていたのです。つまり、ブラウザ、メーラー、LINE、GooglePLAY、カメラ、ギャラリー、J-comオンデマンド、googleマップなどの多数のアプリがプリインストールされていたにもかかわらず、約1.2MBも空いていましたから、これは、何とかなりそうだなという感じがしました。内部メモリを使わない方法としては、在り来たりの対処法ですが、外部メモリとしてマイクロSDカードを挿して、そこに写真や動画、音声、文書等のデータファイルを入れればいいのです。また、YoutubeなどのアプリはインストールせずにブラウザでYoutubeのURLのブックマークを作ったり、ゲームなどのメモリを大食いするようなアプリは極力インストールしないこと・・・等々が肝心です。
価格も、1年目が端末代金込みで980円/月、2年目以降が2980円です。安いのか?それとも高いのか?というと、2年間の平均で毎月1980円ですから、3GB音声付のSIMの相場が月額1600円であることから、これよりも380円高いだけであります。ですから十分安いのではないかと思います。この380円の差額を24か月分単純計算で掛け算しても9120円であり、楽天モバイルでzenfone2Lazerを秋のキャンペーンで音声付SIM3.1GBとセット販売で購入した価格9800円とほぼ同じ金額です。だから、J-com オンデマンド動画視聴時のデータ通信が無制限であるという利点が自分の趣向にあっている人、或いは、ガラケーの物理キーに慣れ親しんだ人にとっては、このLG Wine Smartという機種は、かなり重宝します。
3年目以降は、2980円ですから高いと思うならばSIMロックを解除してから解約して、その後、MINEOかUQモバイルの音声付3GBSIMに乗り換えたら、大体月額2000円に収まります。