趣味の電脳

WEBサイトの作り方、PCの周辺機器、タブレットの活用等について

楽天モバイルとOCNモバイルの2台持ち

2020-12-31 22:37:53 | スマホ

OCNモバイルは最近かなり評判が良い

 わたしは、現在、楽天UNLIMIT(1年間無料機種代金実質無料)とOCNモバイル旧コースの110MB/日(税込1430円)の2台を契約しています。なぜ2回線かというと、実用上と云うよりは研究用、比較検討のためです。それで、通信速度についての比較ですが、大都市圏から遠く離れた郊外の集合住宅なので楽天モバイルが未だパートナー回線のままで非常に遅くて1.5Mbps~3Mbps、OCNモバイルは、旧プランで最近かなり高速になっており下記のBNRスピードテストの通りです。自宅では、20Mbps以上は常時出ていますから、以前がせいぜい5~6Mbpsであったことと比べると格段に高速になっています。(昨年12月31日調べ)だから、WEB検索がサクサクと動作して快適ですし、Yotube視聴も一瞬で高画質で再生できるようになっています。

OCNモバイルは速度が速いが消費メモリが大きい

ただし、メモリ消費量に焦点を当てると、速度テストに要する時間が25秒程度と考えると、BNRスピードテスト1回ごとに消費するメモリが実に2.97MB×25=74.25MBと膨大になっています。速度が抜群に速くなった分だけ、それに比例して、速度テストではより短時間で終わるが多くのメモリを消費するようになっています。これは、動画サイトを見た場合など、自動的にハイビジョンになってメモリ消費が多くなる傾向にあります。

楽天は速度が遅くて評判が悪いがメモリ消費量が少ないのでパートナー回線の5GBでも十分だ

今度は、楽天UNLIMITの1月2日のBNR速度テストの結果です。

 速度は1.31Mbpsで非常に遅いですが、消費メモリは、わずかです。30秒程度計測に要するので、0.16384MB×30=4.9152MBです。OCNモバイルの15分の1です。低負荷の仕事が多い自分には、この方が現在のところ、安心して使えます。通常のWEB検索やLINE等のSNS、低解像度のYoutube視聴、2Dゲーム等では、いくら長時間使っても構いません。月5GBで50000MB÷0.16384MB=1862645秒=51時間使える計算です。それを使い切っても1Mbps前後の速度ですから、実際は無制限です。固定回線代わり、固定電話代わりに使えますから、ヘビーユーザーには楽天モバイルが最適です。

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ZOOMは同じ種類の端末で同時に2会議は出席できない

2020-12-26 00:40:55 | 機器について

同一アカウントでは複数会議は無理

 最近、某知人からZoomの同時複数会議の開催の可否について相談がありました。具体に云えば、奥さんが別室でノートPCで俳句の会をオンライン会議で主宰して行っている最中に、デスクトップPCでもって某氏が息子さん夫婦とZOOMのテレビ会議をしたいのだが出来るのか?という質問でした。結論から言えば、一般的な話として、それは出来ないですと答えました。なぜならば、同じアカウントで同種類の端末としてPC2台で2会議同時進行的にZOOM会議を開催できない仕様になっているからです。ただし、PCとスマホ、PCとタブレット、スマホとタブレット・・・というような組み合わせであれば可能だと申し上げました。

会議の数だけスマホを持てば複数会議の同時開催は可能だが・・・

 Gメールでアカウントは取得できますから、Android 機種の場合は、1台で1つのZoomのアカウントがとれます。これならば、2台持てば2会議、3台持てば3会議が同時並行的に開催できます。もちろん、スマホでなくて、WIFIを使って2台のPCで別のアカウントを使えば2会議が同時並行的に開催可能ですが、回線速度が1会議で上下とも3Mbpsなければ動画がフリーズしたり音声が途切れたりしますので、同時2会議の場合は上下とも6Mbps必要、3会議の場合は上下とも9Mbps必要です。したがって、J-COMネット120Mbpsのような契約では、上りが極端に遅いプロバイダに属しますから、複数会議は土台無理筋と考えた方がいいでしょう。下記の例では、5.53Mbpsであり、同時2会議では確実にフリーズします。

さらに遅い回線では複数のZoom会議は到底不可能

 某氏は、その後ZOOMについて2回目の電話相談を私にしてきて、「今、家内のネット会議と同時並行で息子夫婦にネット会議をしようと思ってるんだが、息子には今からそちらにアクセスするつもりだと予告しておいてスタンバイの状態だが、これはできるよね?」と確認してきました。なので、即座に、「お宅のJ-comの契約がセレクトならば、120Mbpsか或いはもっと遅い40Mbpsの場合があるから、混雑時には最悪はアップロード速度が1Mbps以下だよ。なので、同時に2つのZOOMネット会議は到底無理だ。だから、息子さんには別会議の話中だから、終わってからこちらからzoom電話をすると云ったがいいよ!」と返事しておきました。

情けは人のためならず

 ところが、時すでに遅し。息子さんから、逆方向で彼にZOOMの電話があり、案の定、奥様のネット会議の画像・音声が突然乱れてネット会議が中断。まあ、これは先日彼にやってはいけないとアドバイスした通りの必然的な通信エラーであり、一応は私に直前の相談をしたとはいえ、やってしまったのです。でも、某氏からは息子さんにはアクセスしていないが、息子さんから某氏にアクセスしてきてしまったので、結果的に偶然、奥様の会議の邪魔をしてしまった・・・と云っていました。でも、これでは懲りなくて又やらかしそうであり、家族間の気まずさも、ネット会議のメンバーの皆さんの不愉快さも、何かすっきりしないものが残ります。もっと、きちんと人の話をきいて手順通りに操作してくれよと云いたくなります。せっかくの転ばぬ先の杖を渡した筈が、却ってご家族やネット会議の皆様に迷惑がかかったので、違った意味で「情けは人のためならず」という結果に終わり、自分としてはとても残念です。

二度と通信事故を起こさないために 

 今回の件については、通信環境を改善しない限りは、彼がいくら教訓になったからといっても、奥様がネット会議をしている最中に息子さんからZOOM無料版の電話がかかってくることは、まま有りうることで避けられませんから、(長距離通話や携帯通話料金は高いので)今後も同様の通信エラーは起こり得ます。それで、通信事故が起こらないように、一法として、ガラケーを辞めてスマホに乗り換えて別回線でZOOMを使えば、WIFI電波の輻輳は生じないので、息子さんとのZOOMによる交信は成功しますよと強くアドバイスしました。3G回線がいずれ26年には完全廃止される世の中全体の動きがあり、それに呼応した格安の乗り換えキャンペーンが盛んにDOCOMO、au,Softbankからアナウンスされていることもあり、決して押しつけや干渉でもなくて、放置すれば段々と電話がつながりにくくなることは過去の2Gから3Gへの移行期間でも実際あった話なので、今回も多分に予想されることから強くお勧めした次第です。

 結 論・・・高齢者にはサービスの行き届いたJ-COMモバイルで

 某氏には、高い電話料金を避けるためにZoomやLINEのようなSNSで無料電話ができるので、是非スマホに乗り換えた方がいいですよと申し上げました。そして、たとえば、J-COMモバイルにしたらどうですか?とアドバイスしました。これなら、自宅まで技術者が訪問して設定してくれるし、わからないことがあれば店舗窓口や電話で相談できるので安心だろう。加えて、4年契約が条件だがスマホ代金が実質無料だし、ご子息といつでもどこでもZOOMやLINEで無料で長時間連絡が取りあえるのではないかと申し上げました。

 料金的にも、ずっといつまでも1GBの容量で980円という格安で、しかも音声通話ならばその容量の範囲内で充分使えることから、ガラケーや固定電話よりも重宝しますよと強くお勧めしました。

 

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前面給紙方式のプリンタの給紙エラー

2020-12-21 23:27:23 | 機器について

給紙エラーが起こる原因

 最近、前面給紙方式のインクジェットプリンタ=キャノンMG3630やエプソンEP710等の場合に給紙エラーが年賀状印刷で多く出ています。特にコーティングが施されているインクジェット紙の年賀状の裏面で失敗する確率が高いので、自分は、諦めて後面給紙方式のプリンタ=canonのIP2700を使っています。理由は、給紙ローラーにコート剤が付着し、滑りやすくなっているからです。対策は、ローラーの清掃を行う事によって解決しますが、給紙トレイを取り外してから本体を90度倒してプリンタ内部に手を突っこんで水を吸収させて絞り切った雑巾でローラーのコート剤を拭き取らないといけません。この作業はEP710の場合は内部が見えにくいので、ちょっと面倒ですから、一人では無理です。また、プリンタ本体を90度もとに戻すときに誤って乱暴にガタンと音を立てて強い衝撃を与えてしまうと、今度は印字ヘッドの送りやスキャナのメカが壊れてしまう惧れがあります。取説には書いてないけれども、印字ヘッドを固定したり、スキャナのヘッドが動かないように処置しないと、元も子もないと思います。

紙送りエラーの事例 年賀状印刷で、官製はがきのインクジェット紙で昨日からエプソンのEP710で紙送りがうまくいかなくてブレて二重印刷になっています。原因は3つあり、第一にコート剤の給紙ローラーへの付着、第二に前面給紙方式が厚紙を巻き込んで紙送りするのに適しないこと、第三に左か右の余白が充分でない年賀状はローラーの紙送りが左右で不均等になって二重映りします。下記の例では、紙面の上2/3が右余白が無いために二重映りで、下1/3あたりから、左右とも少し余白があるためにほぼ均等に紙送りされて、上部よりはブレが少なくなり、下にいくほど鮮明に印刷されています。

紙送りが成功する事例

その1 印刷業者に写真製版を依頼した官製年賀状はがきは、写真をのりで貼り付けているので2倍に分厚いのですが、裏面に印刷すると、意外にこれが正常に印刷できています。これは、恐らく印地面がコーテイングされていない紙質なので滑りにくく、且つ分厚いのでローラーの圧が強くて正常に紙送りがなされて綺麗に印刷ができるからだと思われます。

その2 裏面が光沢紙のはがきは、正常に印刷できています。ふちなし写真印刷の場合は全面が均一にインクが染み込んでいるので紙送りが正常にスムーズに進み、非常にきれいな写真画質で印刷されます。

その3 後面給紙方式のプリンタ=キャノンIP2700、MP490では、インクジェット紙に正常に印字できています。これは、紙送りの際に後面から給紙される方式であり、スムーズに紙送りできて鮮明に印刷されます。

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ahamoに乗り換えるメリットがあるのか?

2020-12-19 11:09:46 | スマホ

楽天モバイルの場合

 結論から言って、自分の場合は現状ではアハモにメリットは無いように感じます。なぜならば、現在、楽天モバイルを契約していますが、楽天が1年間無料でネットも電話も使い放題であり、これと比較するとアハモは最初から有料2980円で3月開始予定で回線品質がドコモ並みかMVNO並みか未定、容量が20ギガで電話が5分間ということで、スペック的に見劣りするわけです。ただし、これは、あくまでも、楽天回線が自宅で常時安定して繋がっていることが前提ですから、来年の3月以降になって、パートナー回線が切れて楽天回線が完全に繋がる保証がなければ、結論は保留になりますが・・・。

OCNモバイルの場合

 これは、20GBの契約をすると、4400円かかり、電話10分間使い放題850円を加える5250円となり、ahamoが圧倒的に有利です。しかし、旧コースの1日110MBコースでは月額1280円です。(2年間のキャンペーンで320円割引)これは、110MBを使い切っても200Kbで通信できますから、かなり低速とはいえ、WEB検索やLINE電話の発着信、youtubeの再生が使い放題です。電話は、050FREEで固定電話宛は税込3分約9円、携帯電話宛は1分約20円ですが、LINEを使っているので殆ど使いません。なので、低速で使い放題で、電話をLINEで済ませる場合はOCNモバイルが圧倒的に安いです。

J-comモバイルの場合

 大容量の場合は、Dプランで月20GBの場合は、最初の6か月は3380円、7か月目から24か月目までは3980円、それ以降は4980円となっています。容量を使い切ると1Mbに制限されますが、通常の用途では全く支障が無いでしょう。これに電話を5分間使い放題の850円を加えると、4230円、4830円、5830円となりますから、ahamoの方が圧倒的に安いですので、乗り換えたほうがいいでしょう。

 ただし、ライトユーザーでJ-comテレビに加入している場合は、永年1GBで月額980円でスマホセット契約のAプランは4年契約が条件でスマホが無料です。1GB使い切った後は200Kbpsに制限されますが、低速ながらWEB検索やメール、LINEは普通に使えますので重宝しています。電話は、LINEで済ませるので滅多にかけませんし、歯医者の予約などはLINEの3分間無料のFREE版を使うので、電話代はかかりません。また、J-comオンデマンドは動画視聴がカウントフリーなので、外出先でも見放題です。なので、こういったライトユーザーの場合は、アハモに乗り換える必要が無いです。

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Eテレ売却論は消費者にとって得か損か?

2020-12-18 07:13:00 | スマホ

 NHKの受信料が高いので安くするためには、視聴率の低いEテレの周波数帯域がプラチナバンドといって携帯電話に適した700MHZに近いので、これをオークションにかけて、その帯域を携帯電話用や税務署の確定申告用などの通信領域に振り分ける。そして、Eテレの放送の代替えはオンデマンドなどの方法でインターネット配信すれば経費節減になって受信料が下がるのではないか?という趣旨の提言が、某内閣官房参与の方によってNHK改革案として提言されたという報道がなされている。これについての私見を以下に述べたい。

Eテレの番組を従来通り踏襲してネット配信するならば却って高くつく

 この提言は、結論から言って、荷物=Eテレの番組をそのままにして、トラック=放送電波をインターネットに変えるという趣旨のようですが、結局のところ経費節減や受信料値下げには直接結びつかないでしょう。つまり番組製作費が従来通りにかかるので、売却時だけは収入が増えても、いずれは経費が累積して元の木阿弥で、値下げは出来ないのではないかと思われます。それに、オンデマンド放送の受信には、固定回線か使い放題のモバイル回線を別途契約する必要があり、これはNHKの受信料金以上に毎月の通信料金がかかります。なので、某氏の提言を生かすとすれば、Eテレの番組や時間を大幅に削減する以外に受信料値下げの方法が無いことになります。しかし、これでは子育て世代にとって幼児番組が無くなるので困るし、義務教育の教科番組も大幅に削減されるとなると、公共放送の観点から学校現場からの反発が予想されます。

Eテレを停波してその電波領域を売却すると云っても各都道府県で周波数はバラバラですが・・・

 また、他方でEテレの電波領域を売却して有効利用するメリットがあるのかというと、そうでもないでしょう。Eテレが占有している周波数帯域は都道府県によってバラバラです。たとえば大阪では2チャンネルですが、他府県では違います。なので、通信で使いやすいかどうかは各都道府県でかなりの差が出ます。一概にプラチナバンドと云っても700MHZ付近ではよくつながって切れないが、400MHZ付近では周波数が低すぎて切れやすいのじゃないかと考えられます。素人になぜそんな事が言えるのかというと、実際、自分は楽天モバイルを契約していますが、反対に1.7GHZと周波数が高過ぎてつながりにくいからです。つながりやすいプラチナバンドの700MHZから300MHZも低い周波数=400MHZ付近の帯域を買い取る携帯電話会社なんてあるのかどうか?あったとしても、誰が好んで契約するのかな?と思います。

 使い勝手の悪い低周波帯域の売却のお話は、建前や理屈としてはありえても、実際に売れなければ、最終的には政府やその外郭団体が買い取ることになるでしょうが、結局、そうなると税金で賄うわけです。某氏の説明では確定申告などに使うと云いますが、これは専用のURLを開設したらいいだけの話で、Eテレ売却で空いた周波数帯域の有効活用の話とは別問題で無関係です。

結 論

 実現可能な方法としては、Eテレのバラバラな周波数帯域を停波して下の周波数へ詰めるような大々的な地デジ再編を行い、携帯電話に最適な700MHz以上の周波数帯域を空けて確保することです。再編後は、各家庭でチャンネル設定を全部やり直せば、出来ない事もないでしょう。ただし、実際は、全国規模ですからそう簡単には出来なくて、再編に伴うトラブル対策やコスト、手間は膨大にならざるを得ないでしょう。具体には、ケーブルテレビ会社がパススルーじゃなくて地デジの周波数変換をして各家庭でSTBで元の周波数に戻している場合も結構ありますから、その費用と手間はどうなるのか?とか、確保した700MHZ付近の携帯電話の電波と放送電波は干渉しないか?といった新たな電波障害の解決には、相当な時間と費用がかかるものと予想されます。

 いずれにしても、国が大幅に介入してテレビ電波の再編成を断行しないと、実用的なプラチナバンドの有効利用はできません。ですから、現時点では、Eテレだけをあれこれといじくりまわしても、消費者にとって何の利益にもならないと考えます。

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