修理・調整すれば充分使えます
機種その1・・・本日は、2009年に購入したBuffalo製の地デジチューナーDH-H30/U2を久しぶりに動作確認しました。実は、これは数年前にPCのグラボが故障して取り外したため受信感度が低下してフルハイビジョン視聴が出来なくなったり、画像乱れが頻発したりして、それ以来殆ど使っていませんでした。それで、久しぶりに接続して、さらに経年劣化が進んでいるかどうかを動作確認した次第です。(下図の通り)
点検箇所・・・仕様は、アンテナの地デジ端子から入ってきた電波をチューナーで映像と音声に分離して、USB端子からPCに転送します。そして、PCではPcastTVというソフトウェアによって、選局して映像・音声を調整して画面に映し出します。なので、まず、この2つの端子の接点の通電状態を点検しました。ここの通電が悪いと、放送電波の感度が悪くなります。
結果は?・・・やはり、経年劣化が原因で、2つの端子の接点が錆びていました。なので、さらに受信感度が悪くなっており、J-COMチャンネルが3つとも視聴不可でした。他のチャンネルも、起動直後は映りますが、時間経過とともに、「BCASカードが入っていません」、「CPRMの解除ができません」と表示され、やがてフリーズしました。
さび止め剤で接点の復活・・・この処置で、画質が720Pまでは表示できました。また、J-comチャンネルも3つとも視聴できました。1時間程度、視聴しても、まったく画像が乱れず、正常に視聴できました。
機種その2・・・Buffalo製のBS/CS/地デジチューナーDT-H400s(アナログ出力)も動作確認しました。これは、下図のような接続をしました。当初、放送が途切れたり、画像が乱れたりしましたので、接点やコードの不具合を点検しました。
点検箇所・・・6箇所すなわち、放送ケーブル線が2系統、S端子、音声ピンコード左右およびUSBコードです。これらのいずれかに断線がありそうです。
結果は?・・・やはり、USBコードのどこかが断線気味で、これが原因で映像や音声が時々途切れるようです。なので、USBコードを折り曲げて、ビニールテープで止めました。そうすると、通電が安定して、地上波もBS放送も480Pの解像度で正常に見れました。画質は、下図の通りです。網目が入っているので、機種1と比較して少し粗いかな?といった感じです。
機種2・・・DT-H400s(アナログ出力)の静止画像(480P)
機種1・・・DH-H30/U2(デジタル出力)の静止画像(720P)
結 論・・・地デジ放送は機種1で視聴・録画します。BS放送は機種2で視聴・録画します。難点は、機種1がDVDにムーブできないことですが、DVDに記録するのが目的ならば、480Pでもいいので機種2で地デジ放送を録画すればいいだけの話です。
ちなみに解像度というのは、ググッてみると以下の通りです。
- 144p……解像度 256×144
- 240p……解像度 427×240
- 360p……解像度 640×360
- 480p(SD)……解像度 720×480
- 720p(HD)……解像度 1280×720
- 1080p(FHD※2K)……解像度 1920×1080
- 1440p……解像度 2560×1440
- 2160p(UHD※4K)……解像度 3840×2160
- 4320p(SHV※8K)……解像度 7680×4320