The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2009年 記憶に残ったワインたち その3

2009-12-26 05:48:48 | ワイン
一方では白ワイン、特にもブルゴーニュ シャルドネの範疇では


これは!と言う代物が少なかった年でもありました。



その中でも敢えて探してみますと・・・


年度初めに飲みましたL.L.の92’コルトン・シャルルマーニュ!


キュイジーヌで登場しました93’シャブリ・モンテ・ド・トーネル


造り手はもちろんジャン・マリ-・ラヴノー!


それに90’ピリニー・モンラッシェ レ・フォラティエール ドム・ルロワ


などでしょうか?


それに加えて次の2本が一番の記憶となっているのですが


それが95年物と97年物のモンラッシェ エティエンヌ・ソゼなんですね・・・


95年物は当方の『夏の闇なべ』で登場しまして


97年物はそれから程なくマコTでの登場でした!


面白かったのは95年物の濃厚でゴージャスな味わいに対し


97年物は白い花の香りを基調にした清楚で繊細な味わいでして


同じモンラッシェでもこれだけのスタイルの違いを味わえたという事・・・


コレは貴重な経験でした・・・


そうそうブルゴーニュではありませんがソノマのマーカッサン


しかも98年物のマーカッシン・ヴァインヤードが凄かったということも


加えておきます。

2009年 記憶に残ったワインたち その2

2009-12-26 00:08:02 | ワイン
今年はある一つのブルゴーニュの造り手を追い求めた年でもありました。


それはD.R.C.でもなくルソーでもルーミエでも


ヴォギュエでもありません!


その造り手こそ『ベルナール・デュガーピィ』なんですね・・・


ジュブレイ・シャンベルタンに本拠地を置き


目を見張るほどのシャンベルタンと野趣あふれるマジ・シャンベルタン


を造り出します。


2009年のスタートのオテルに置きまして


何とビッグヴィンテージ!1996年物のマジ・シャンベルタンを


そしてごく最近の事ですがとうとう最高峰の1998年物のシャンベルタンを


ご相伴に預かりました。


『本当のシャンベルタンは?』の命題に少しは近づけたような気がしております。


ピュアーで精緻なうえ信じがたいほどのダイナミズムを有するこの造り手・・・


2010年以降の出来映えも気になります!