The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2008 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ プリューレ・ロック

2014-05-31 16:04:55 | ライフ
このワインも『コジト』さんでご相伴に預かったワインのひとつです。

しかも2000年代以降の若かめのワインの中で、
見事に美味しく飲めた唯一のワインと言っても過言ではありません!

美味しく飲めた!というよりも、その香気とテクスチャーは、
最高のブルゴーニュだ!と高らかに誇示し、
プリューレ・ロックはここまでくるのか?と、
オドロキをもって、暫し我を忘れて飲み込んでいたというのが正直なお話・・・



まあワインを賛辞する、細かなコメントはここではとりあえず置いといて、、
今までのワタクシが経験したロックのワインを思い起こしてみますと、
正直な話ですが、たとえば1998年もののNSGプルミエ・クリュもそうなのですが、
いくつかのエラーした、いわば状態の悪いワインがありました。

しかしながら、今回のこの『シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ』はものが違う!
生気と気迫に満ち溢れている!

シャンベルタンのグラン・クリュの中でも、クロ・ド・ベーズのみが持ちうる、
あのシャープな輪郭と、洗練の果実を持っている!

マダムから聞いた情報では、実はこのワイン、
プリューレ・ロックが20周年のお祝いに駆けつけてくれた時に、
直接持ってきてくれた『クロ・ド・ベーズ』なんですよ・・・だと!

4600本の中でも、良いロットであることだけは確かなのだろう♪
まあそれにしても凄い物を飲むことが出来た!わけだ・・・

キュベ・コジトのクロ・デ・コルベを飲んだ時点で、
プリューレ・ロックの苦い経験は払拭されてはいたのだけれど、
ここにきてこのワインだ・・・

さすがにこのドメーヌを認めざるを得ないでしょう!心底ソウ思います。

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