The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1998 ニコルス ピノ・ノワール ピゾーニ・ヴィンヤーズ モンタレー・カウンティ

2016-04-26 22:47:01 | ワイン
ニコルスと言う造り手は、どこのだれべえ?かは分からないけれど、今回2回目の飲み経験もブルピノを意識してしまった。
そりゃあピゾーニだべさ、と言ってしまえば、オシマイだけど、それにしても使われた葡萄は上質なピノだと思う。

カリフォルニアのピノの良し悪しは、ブルゴーニュ的フィネスを獲得できるかが味噌で、完熟したイイ実に越したことはないけれど、アルコール度数の14度未満へのセーブが肝要なのだ。



ここのピゾーニはそういう意味では、正しく優等生で、素晴らしく抑制が効いている。
そこへ果実もデカダンに陥らず、酸味も涼しく、実に見事な果実感なのだ♪

さすがのパパジイの面々もブルピノと思っていたに違いない!(笑)

本当に、ニコルスはどこのだれべえなのだろうか?
おせーて・・・(笑)