The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2011 ブルゴーニュ・ブラン ル・シャピトル シルヴァン・パタイユ

2016-04-24 21:59:28 | ワイン
ともかく、このワインは美味しく飲めた、とだけ言っておこう。
その果実の純粋さといったら、ナチュールの良き見本といえる代物で、例えばアルザスのシュレールのレベルまで達するほどなのだ。

しかも2011年という、適度な熟成期間がまた良くて、仄かに香る蜂蜜香のアクセントがあって、ノーブルな樽、甘い香料と相まって、ピュアな果実を存分に楽しめるわけだ。



ここの造り手はマルサネが本拠地で、このシャルドネも恐らくその周辺のものなのだろう。
さすれば、これ以上のニュイのシャルドネは見つけにくく、いかにここの造りが見事であるかが分かる。

ナチュール仕立てとか、そういう次元ではなく、造り手の思いに一票と言いたいのだ。
まあまあ素晴らしいシャルドネに巡り会えて、ともかくサンキューと言おう!(笑)