２００７ モレ・サン・ドニ ブラン ドメーヌ・デュジャック

もしこのワインが、その日のスタートワインではなかったら、何と答えていただろうか？
おそらくモンラッシェと答えていたかもしれない・・・

これは正しく本音で、このワインの果実の密度といい、香りのすばらしさといい、ブルゴーニュの白ワインとしてはほぼパーフェクトな代物と言えるだろう！
何か一つ欠点を探せ、と言われれば、ほんの僅かにミネラルが勝って、フィニッシュに苦味が残る、ということくらいだろうか？
いやそれも、ほんの僅かで、食事と共にこのワインを供すれば、何の問題にもならないレベルではある。



あ～あやんなっちゃった、あ～あおどろいた・・・の声が、そちこちから聞こえてくるのもトウゼンだろう！
ブラインドで飲んだわけだけれども、その意表を突かれたオドロキたるや、半端じゃあなかったわけだ！

そうとう昔に飲んでいるはずだが、既に記憶の彼方だった。
ヴィンテージは２００７年、年を重ねるたびに、果実の密度が増して、素晴らしく良い状態にメタモしたのだろう・・・

それにしても、このワインにかかっては心底驚いた（笑）