The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1998 ブルゴーニュ ピノ・ノワール エマニュエル・ルジェ

2016-01-18 19:03:33 | ワイン
名うての造り手のACブル・ピノを隠し持って、しかるべきときに開けるつうこと、昔はよくやったよね・・・
まあ今回はルジェだったけれど、ルーミエやセラファンなどだったら、なおさら面白いわけだ。

でもここにきて、ワインの裾野が広がって、興味の対象が半端じゃないので、例えばナチュールやニッポンワインなどなど・・・
だから、いまさらそんな事ばかりヤッテモいられないと言うことでもあるわけだ。

それから、もう一つ、最近思うのは、どういったら良いのかな・・・
ワインを取り巻く環境さえそろえば、どこでも出かけたいけれど、そうでないところへは遠慮がちになる事も間々あるわけだ。

実際ワインに対する、好き嫌いの間口は広い方だと思うけれど、イイ感じで飲みたいというのが、干支5回りの+2年のオヤジの考えていることなのだ。

チョット寄り道したけれど、本題のこのワイン!イイ造り手のブルピノを相当年隠していた物だ。
エロく、緩く、複雑に熟成していて、鮨屋に持ち込んだけれど、鱧に一番合ってたようだ。







ここまで待たなくても、イイのだろうけれど、エロいブルピノはソリャア好きだもの、超ウレシかった♪
そんな遊び、またやってみようっと♪

2013 バルベラ・ダルバ ヴィニョータ コンテルノ・ファンティーノ

2016-01-18 05:17:52 | ワイン
先日、まったくの私的な新年会で盛岡の新しいイタリアンにお邪魔をした。
そのイタリアンは他のイタリアンのシェフが、センセイ行ってみたら?と、異口同音にのたまうので、覗いて見たしだいだ。

で、料理はこの流れ↓











ワタクシ的には前半の流れは好みで、後半は表題のワインが良い御伴となった♪
で、このバルベラが実にヨカッタのだ。



初めての造り手だったのだが、清水系の心持ちでセレクトして、アッビナメントを獲得した。
このことは実に大事で、同伴者の労いの食事ともなれば、その辺のところは説明しなくても分かるでしょ・・・

2013年にして、充分に楽しめる豊満な果実のこのバルベラ!
いわゆる、鋭敏というよりは重厚、熟成というよりは溌剌といった総体的なニュアンスがあり、食べても良し、飲みだけでも良しのオールラウンドな味わいと言える。

色合いは濃厚なルビーレッドに輝いており、エッジはガーネットを帯びている。
完熟したブラックチェリーとプルーンのアロマに、僅かなハーブの香りも見つけられ、待てばガトーのニュアンスまで到達するのだ!

味わいはブラッキーで凝縮した果実に満ち溢れており、その裏打ちにはしっかりとした酸味と長い余韻があるのだ。

メインの料理に華を添えたということは説明するまでもない!
見事な取り合わせとなったのだ。

いつの日にか、機会があったら、上のクラスも飲んでみたいと思う。