The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2011 レ・トラーメ ポデーレ・レ・ボンチエ トスカーナ IGT

2015-03-28 13:18:34 | ワイン
『ドゥエ・マーニ』さんの続きです!

脂の乗った金目鯛をカリッと焼いて、それにボルロットの煮込みのソースが添えられているメイン料理が、これまた素晴らしかった!





シェフのたまはく、このお料理にはキャンティがイイでしょう!とのことだが、出されたワインのエティケットにはIGTとあった。
聞いてみると元々『キャンティ・クラシコ』の地場のものを、いわゆる制約を取っ払うが為のIGT落ちを、この年から選択したとの事だ。

濃厚な金目鯛にももちろん合うが、ボルロットには尚更良く合うんだわ・・・

セパージュは90%がサンジョベーゼ、残りの10%がコロリーノ、フォーリア・トンダ、マンモロの混醸とのこと。



漏れ聞く話では女性醸造家とのことで、その味わいも繊細で、薫り高く、滋味にあふれている!
造りは極めて丁寧で、バランスよく、今でも飲めるが待っても良し!

まあこんなふうに、内実はもちろんのこと、気立ての良さも兼備のサンジョベーゼは好きです。
勘違いしないで下さいよ、女性醸造家ゆえ、過剰なフェミニズムを発揮しているのではないんです・・・

心底惚れたこのワイン!
ホントーにあったら買っとけ!と言いたい気分だ!