２０００ バルベラ・ダルバ ガブッティ カッペラーノ

まずはこの色合いから見てください↓



エッジは既に、琥珀色に輝いて、ジュクセイのきわみ！
当然のことながら、この世の物とは思えないほどの、見事な香気を湛えておりました。

それはアジアのスパイス市場であったり、イスラムのモスク、麝香やフェロモンなど・・・
ソレに加えて、モルトや焙煎などがあり、最後にセミドライのプラムの香りが立ち上がる。

味わいは、タップリのタンニンはあっても、シルクのように滑らかで、
適度な酸味と複雑なエキスを持っている・・・

しかしながら、この熟成感は『枯葉が舞い落ちる前に・・・』の範疇です。
ぼやぼやしていますと、一番美味しい瞬間を取り逃がしてしまう恐れがあるんですね・・・

早く飲んだ方が良い！



で、このワインを、こんな料理に合わせました↓



もちろん、劇的マリアージュ。

連休中の至福のディナーを演出し、満足の糧となったこのワイン、
ビオ系バルベラの一つの姿と見た！

異空間に彷徨い入った夜でした。