The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2006 ガルトネル ピノ・ノワール はこだてワイン

2011-08-13 08:11:16 | ワイン
お盆前夜、家族6人揃ってはみたものの、
夜半は蜘蛛の子散らしたように皆何処かへ消えました!
まあイイでしょう・・・本番は明日じゃ!!

さて家族での食事の後、ワタクシの目の前には、珍しい北海道のピノ・ノワール!
『はこだてワイン』の『ガルトネル』シリーズなるものなんですね・・・

『ガルトネル』とは、明治の初期に、この地に果物栽培を広めたプロシア人の名前とのこと。

ニッポンのピノと言えば『ボー・ペイサージュ』『丹波鳥居野』『ヤマザキワイナリー』・・・
さてこのワイン、すなわち北海道の『余市』のピノはどの辺にいるのやら?
まずはロヴマイヤーに注ぎまして、頂いた次第・・・

淡いルビーの液体はピュアーなベリーのアロマを湛えます!
ピノのティピシテはそれだけでも十分で、ピノ以外の発想は生まれません。

始めシンプルで色気無く、味わいの深みも感じませんが、
ロヴマイヤーで充分な時間をかけますと、ネンチョウ度が次第に増しまして、
甘苦系のフィニッシュを無視さえすれば、これは当然ブルピノ!
加えて様々なニュアンスも見つけることができるわけ・・・

さて、同じ『余市』でも『グレイス』のものはどうなのか?
まずはソッチも試してから、またコメントいたします。