The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

2009年後半の始まり始まり~~!

2009-08-16 17:01:38 | ライフ
お盆も終わりと言うのに暑さがぶり返し
でもトゥワイライトタイムのロビンちゃんとの散歩
では赤トンボをチラホラ見かけます。

皆様をお騒がせしたスズメバチとの全面戦争では、
H-マックから購入した強力殺虫スプレー(これスズメバチ用♪)をフル装備!
それが功を奏したのか、次のような顛末となりました。

アレはいつのことだったでしょうか?何回かコルク防御システムで対応した後に、
スズメバチが三匹一緒に来襲したことがありました。
その時に二匹目がウッドデッキに侵入した所を見計らって
まずはその入り口をコルクで封入いたしました。

当然のように、もう一匹は『ナンジャア、コリャ~~』てな感じで
コルク付近を呆然と飛び回っていたのですが、
その一匹メガケテ例の殺虫スプレーをこれでもかと大噴射を敢行!

そしたらイヤ~~!効きました、効きました!!
冬眠中のリスの様な格好で腐葉土の上にコロン
ほぼ昇天状態になったんですね・・・

そして間髪いれずに今度はウッドの入り口のコルクを引き抜きまして、
二匹が入ったままのウッドデッキのその中へ殺虫剤スプレーをど~~ン!
(実際その時は、脇から飛び出してこないか心配でした!)

そしてコルクを又もとの位置へ封入という見事な早業連係プレイを完成し
とうとうこの夏のスズメバチとの全面戦争に決着をつけたわけです。

その後スズメバチ一家は悪い噂を聞きつけたのか
一匹も寄り付かず、当方平和な日々を送っております。

まあこれがざっとした事の顛末ですが
スズメバチさん(今は敵ではないのでサン付けで・・・)には早めの対応が大事!
なんですね・・・

さて、明日から2009年の後半の始まりですよね・・・
各地のチュルドレンも嵐のように去ってゆきまして
オテルも元のように静けさを取り戻しております!

ということで皆さん後半もよろしくお願いいたします!

1985年 シャトー・トロタノワ

2009-08-16 11:45:09 | ワイン
トロタノワ・・・

何ともはや味のある印象的な響きでしょう!
このシャトーはポムロール・・・一度聞いたら忘れません。

そして実際にポムロールのシャトーの中で、
このシャトーがそれだけの存在感を示した時代がありました。

シャトー・ペトリュース、シャトー・ラフルール、
それに続いてトロタノワであった時代!

実はあの伝説のワイン会が存在していたその昔、
これはその当時でもエポックメイキングな事でしたが
何とシャトー・トロタノワの45年物を飲む機会がありました。

それはもうポムロールワインのガトーショコラの様相なんですね・・・
奇跡的なコンセントレーションと完璧な熟成曲線が成せる業ではあった
のですが、いずれにしても今のトロタノワとはチョット違ったわけです。

メルロが80%にフランが10%それに変種を10%セパージュさせた造り。
粘土に砂礫の土壌で、ペトリュースの西1Kmに位置しています。
そして1953年からはかのムエックス社の所有との事・・・

一方最近飲む機会があった1985年はどうだったのしょうか?

程よく熟成をして現在は高原部の平地を疾駆している所!
ミディアムなフルーツには滋味と汁気が多く、噛んで飲めるが如し!
ここの地所の見せ場のエキゾティックでスパイシーな風味はそのままに、
僅かですがチョコのニュアンスも見せてくれます。

では嘗てのスタイル45’とどこが違うのか?
それはフルーツの集中性とややソヴァージュなダイナミズムなんですね・・・

1985年は優美で調和のトロタノワ♪
34年のストロークで楽しく美味しくいただけました。

45’トロタノワを89’ペトリュースになぞらえれば
当方のこれからの寿命を考えて見ますと、逆にその集中性と強烈さが
仇にならなければ良いと考えてしまいます。

美味しく飲める時が来るのでしょうか?

今夜は静かに過ごしております・・・

2009-08-16 00:44:00 | ライフ
お盆の連休をあと一日を残すだけとなった15日は
ミョウガの和え物、アボガドと具沢山の冷や奴、
たまご焼きとキャベツのサラダ、それに稲庭うどんをいただきながら
軽くビールと焼酎でオシマイにしました。

日中はJンク堂書店にある本を探しに出かけましたが
何と見つけるのに大変な思いをしました。

その本はフィッツジェラルドの『Great Gatsby』
この小説はロバート・レッドフォードが主演で映画化されたのですが
小説を読むのは今回が初めてなんですね・・・

じゃあナゼそんなにまでして読まにゃあならんのか?
という事ですが、実は別の小説の中の主人公がこの本を繰り返し読み耽るシーン
が出てくるわけです・・・

確かに映画『Great Gatsby』も見直せば更に面白いわけですが
小説『Great Gatsby』を繰り返し読むシーンを
何度も登場させる別の小説の作者の意図は何なのでしょうか?
それが気になってしまったんですね・・・まずはそういう事です!

さて今回は『Great Gatsby』は置いといて
その日の夕食後に読んでいたのはM上春樹の『海辺のカフカ』!
夜眠るまでに上巻を読みきりました。

同時に部屋を暗くして聞いたミュージックは
60年代に一世風靡した『Traffic』
あのスティーヴン・ウィンウッドが在籍していた英国のバンドであります。

アルバム名は『ジョン・バーレイコーン マスト ダイ』
ジャズロックに英国のトラディッショナル・フォークをフュージョンさせたような
ゆっくりとした曲調、揺れるようなマッタリとしたヴォーカル
M上を読み込むにはピッタシのミュージックと言えるでしょう。

あと一日フィッツジェラルドまで届くかどうか?
いずれココに来てシュールな世界に浸っております。