ジャン・タルディのヴォーヌ・ロマネは？

９７’のシャンボール・レ・ザテの評判の良さに便乗して、
今回のヴォーヌ・ロマネの流れのメインに、
ジャン・タルディのレ・ショームの０１’物を据えました。

前にも紹介しましたが、レ・ショームはラ・ターシェの裾野、
そしてマルコンソールの下部に当たる畑で、立地はプルミエでも申し分なし！

シカモ、ジャン・タルディときたら、古典派にしてフィネスを重んじます♪

９７年！すなわち、ソコソコのヴィンテージで、１２年の熟成期間にて、
和らぎの、調和の取れた、かぐわしいシャンボールを見せ付けられた後だけに、
本家ヴォーヌ・ロマネ・レ・ショームには、それなりの期待が膨らむのも無理はありません！

さてどうだったのか？

まあ、モチロン素敵なヴォーヌ・ロマネではありました！
でもこのアペラシオンの酒躯では、あと５年の待ちが必要でしょう。

赤い果実のアローマは鮮烈で、その土地の風味を再現しております。
味わいの調和は一級品、しかしながら熟成から醸し出される複雑なニュアンスは、
未だ未開発ってところでしょうか？

だけども、キュイジーヌとともに楽しむのには十分な味わいなんですね！

値段急騰の前に何本か抑えるべし！
の方針には変更ありません。

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９８’のレ・ショームはこの値段↓


０５’は既に一万円を超えています！
貴方は高いワインはお好きですか・・・