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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

It's Too Late キャロル・キングの歌声・・・

2008-12-23 14:31:14 | ミュージック
日曜日の深夜に、BSをつけながら、うたた寝をしていたところ、
懐かしい歌声で目が覚めました。

なんとそれは、キャロル・キングのライヴだったんですね・・・
これは、ワタクシにとっては、高校時代の郷愁を最大限に喚起するものでして、
眠気もどこかに吹っ飛んで、最後まで見入ってしまったわけであります。

今回の初来日のライブは、全篇通じて、キャロルの人柄が上手く表現された、
心が温まる、素晴らしいライブでしたが、
特にも、ジェームズ・テイラーがカバーして、大ヒットとなった『You’ve Got A Friend』(君の友達)を,
アンコールに持って来たところは、本当にナミダ物・・・

思わず、ウルウル状態でキャロル・キングと大合唱!(小生のカラオケの持ち歌です!)

中盤の名曲『You Will Still Love Me Tomorrou』や、
全米第一位に輝いた『It’s Too Late』は、ほぼパーフェクト!歌も演奏も見事の一言です!

日本に、アルバム『つづれおり』が発表されたのは、1971~1972年のこと、
ワタクシ高校2年生の頃でありました!

本当に懐かしや・・・

また、あの頃に戻りたい?・・・う~~む?

文化の日はジャズで・・・

2008-11-04 23:55:09 | ミュージック
ある曲は、小鳥のさえずりのように、
そしてある曲では、天を駆け上がるペガサスのようなピアノを目の当たりにしました。

11.3の文化の日・・・
20周年を迎えた、盛岡は西見前のジャズ喫茶『ノンK・Tンク』でのライヴでの出来事です!

その日のライヴは椎N豊カルテット!
日本人のリズムセクションにフィル・アマKストのテナーという布陣であります!

前半最後の『イン・ザ・シャイニング・アワー』での、アマKストは素晴らしいスイングのリズムセクションのノリで、ハード・ブローが大炸裂!

椎Nのピアノは後半最初のトリオで、チャーリー・ミンガスの作品の『Two BS』の演奏が最高!
とにかく、彼の演奏はとても考えられない指の動きをします!
その曲の別名のように、ハイチ人の戦闘前のダンスのごとく、
すばやく、そして攻撃的・・・
ノンK・Tンクのスタンウェイ・エ・サンズの鍵盤が壊れてしまいそうなほどの乱打ぶりでありました!

とにかく凄かった!

今年も幾つかの、いろいろな形のピアノ・ライヴを見ましたが、
まずもって、これが最高のパーフォーマンスといって過言ではありません!

興奮冷めやらぬ『文化の日』!
とにもかくにも、主宰のFご夫妻に感謝するしかないでしょう!

ありがとうございます!

チェリスト イン スペイン倶楽部

2008-07-05 23:32:30 | ミュージック
黒の長髪は70年代のロックヴォーカリストのようです!
肩まで伸ばしソヴァージュに、エメロンシャンプーの効能よろしく、
パーフォーマンスのたびに大きくたなびきます。

ご尊顔は在りし日の伊丹J三に似ていますでしょうか・・・

黒のスーツにインナーも黒に統一、
胸にはオニッキスのペンダントが光ります。

そのイデタチでスペイン倶楽部に登場したのは、
世界的なチェリスト・・・吉川Yシヒロ氏であります。

チェロがこんなにもエキサイティングでスリリングな楽器だとは思いもしませんでした!

アランフェスに始まって、続いてのリベルタンゴ・・・
最後のアンコールまで、ラテンありクラシックありの2時間半のチェロのソロ・パーフォーマンス!

演奏者の情熱が体感できるスペイン倶楽部での密着ライヴ!
ワタクシ・・・週末の夜にモスコミュール一杯で燃えました♪

お誘いいただいたUTM様に大感謝!
またよろしく!

さて二次会は『プティ・モンド』と『ボン・ションス』がヌッフで合体!
総勢13名で男3名の好環境・・・
べロン系で酔っ払いながらも、美味しい白を見逃しません!

04’マコン・ヴェルゼ ルフレーヴの超越マコンぶりにはビックリです!

音楽に酔い、酒に酔いの素敵な週末ではありました・・・

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さて明日は久しぶりやの『イタリアン・スペシャル・ナイト!』です!
第113回の登録の皆さんはご油断無きようにヨロシク!

手ぐすね引いてお待ちしております・・・
では!

S藤允彦 ライヴ イン Sピーク・ロウ

2008-06-28 20:58:43 | ミュージック
久しぶりの半ドンの木曜日でした。
帰りはバスを乗り継ぎ、山岸まで歩きます。

そういえば89’息子の19回目の誕生日を昨晩前倒しいたしました。
記念日には万障繰り合わせの上集合する家族であります!

ウォーキングの足元がおぼつかないのは、昨晩の美味しい酒の所為?でしょうか?

さて、日中は大通りを闊歩し、『珍M』で冷やし中華を食べました。
ぷりぷりの海鮮と食感のキュウリが心地よく、強めの酢味が胃に染み渡ります!

それから昼下がりはマイルスの『イン ザ サイレント ウェイ』を聞きながらウタタネ状態・・・こんな骨休みは年に何度もありません!

全て、その日の夜のライヴの為の前奏曲・・・なんですね・・・

そうですね、風貌はどこかの哲学科の教授然と言ってもいいでしょう・・・
センスの良いシャツと仕立ての良さそうなジャケット!
ロマンスグレーの髪には整髪料もつけてる気配もなし・・・
思索的な眼差しに気の利いた洒脱なトークで会場の和ませます。

そんなピアニストで作曲家にして編曲家・・・S藤允彦!

とうとう、夜の盛岡『Sピーク・ロウ』に登場いたしました!

サイドを固めるのは、御馴染みネイティヴ・サンの村K寛のドラム、
今をときめくB-Shot Creations のK藤紳一のベースの布陣!

さてそのライヴはK・ジャレットをも連想させる大音響のピアノのインプロヴィゼーション!
ある時はリッチー・ヴァイラークの凪を思わせる調べかと思えば、
次なる展開は手に汗握る、トリオの掛け合いと、それに連動する心地の良いスイングなんですね・・・

8:00から11:00までの3時間息もつかせぬ白熱のライヴ・・・
40数年のピアノ経歴に思わず頭をたれるのみ!

Sロウのオーナー氏にも感謝です!

マークーアーモンド!これは心象の調べ?

2008-05-06 00:51:06 | ミュージック
連休真っ只中です!

ず~と前から、気になっていたことの一つ!
それは昔からのLPレコードのコレクションを聞ける状態にない事!でした。

数日前に、くだんのプレーヤーの修理が完了し、
馴染みの電気屋さんに設置してもらいました。

それ以来数日間!とにかくレコードプレーヤーの前に座りっぱなしです!

やはり、ワインを始めてLPのコレクションからは、すっかり足を洗ったはずでしたが、そこはそれ・・・相当その事に入れ込んでいた時期もありましたので、
つまり、昔取った杵づかと言いましょうか・・・

半ば感傷的にもなりながらの、音のタイムマシンに乗ってしまったわけであります。

その中で、70年代の初めから6枚のLPレコードを世に送り出し、
その後は、まったくこの業界から姿を消した、一つのグループに目が留まりました。

そのグループ名は『マーク・アーモンド』
知っている方はいるでしょうか?

そのグループは、ジョン・マークとジョニー・アーモンドという天才ミュージシャン二人によって、1971年に結成されました。
関係ありませんが・・・ブルピノはかなりの当たり年です!

そのファースト・アルバムに只今聞き入っております。
正しくこれは、『知られざる名盤』の見本ともいえる傑作でしょう!

このアルバムは、云わば大人の愛の心象風景・・・
しかも都会のネ♪

ワインのようにはコメントできませんが、
都会に巣くう、感傷的な人への愛のバラード・・・・

いつか、聞かせたいものです・・・

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今やグループの物は廃盤です!
ジョン・マークはソロでこんなアルバムを出しています。↓


PS:ソフトセルのリーダーのマーク・アーモンドは別人!その音楽も全く逆方向   の代物です。