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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

マイケル・ジャクソン死す!

2009-06-26 22:45:26 | ミュージック
サム&デイブやマービン・ゲイが一世風靡していたモータウン・レーベルに、
兄弟5人の驚異の新人グループが登場した1969年!

ワタクシ、中学三年生にして洋楽狂い!

ディープ・パープルの『ハッシュ』、ティンカーベルズの『21』、クリームの『ホワイト・ルーム』などのシングル・レコードを買いあさっておりました。

その頃の、ながら勉強?の御供は深夜放送でして、
そのモータウンの新人グループも、そこで初めて耳にしたわけです!

グループ名は『ジャクソン・ファイヴ』!!そこのリード・ヴォーカルこそが、
当時10歳のマイケル・ジャクソンだったんですね・・・

ヴィブラートの効いた、パンチのあるヴォーカルが印象的でした!

アレから40年たちました・・・

『キング・オブ・ポップ』も、ゴシップを騒がし、顔を白くして、
ベランダで手を振る姿を垣間見るのみとなりました。

心配をしていましたが、突然の訃報・・・

稀代の才能が失われてしまいました。
ただただ残念!合掌するのみです。

21世紀の精神異常者!

2009-06-04 23:11:23 | ミュージック
もう10年以上前のことになりますが、
5曲入りのCDをある御仁からいただきました。

そのCDには、ある同じ曲が5曲入っていまして、
その組み合わせは、オリジナルと別テイクのスタジオ録音盤、
それとそのグループのライヴ盤から、69年、72年、そして74年、
の録音なんですね・・・

その同じ曲とは、キングクリムゾンの『21世紀の精神異常者(21st スキソイド・メン)』!

今日たまたま、大掃除の最中に10年ぶりにこのCDを発見したわけですが、
それには理由がありまして、実はワタクシこの楽曲には、じっくり腰をすえて聞き入る事があまり無かったんですね・・・それゆえ、あまり手の届かない場所に、しまいこんでいたというわけです!

その時代においては奇跡的なこの楽曲に、本腰を入れなかったその理由は、
この曲が入ったアルバムの曲構成にもよるわけですが、
その頃は、その曲よりも『エピタフ』などの荘厳な曲調に、のめり込んでいた時代でもあったわけです。

さて、1969年から数えれば、40年後・・・
幾多のメンバーチェンジを繰り返した、プログレのスーパーロックグループ『キングクリムゾン』!

暫しのドライブをしながら、その5曲に聞き入りました!

何と言っても、ワタクシを夢中にさせたのは、最後のライブ曲・・・

メンバーはロバート・フィリップのギターに、ベースとヴォーカルはジョン・ウェットン、ドラムスは凄腕のビル・ブラッフォード、そして代々続いたサックス奏者はなく、エレクトリック・ヴァイオリンで色男デヴィッド・クロスが加わった布陣なんですね・・

アルバムで言えば『スターレス&バイブル ブラック』から『ラークス・タング・イン・アスピック』(チョット前に、この曲はオダギリ・ジョーの出る車のCM曲になっていました。)の頃ということです・・・

ヴォーカルはグレッグ・レイク⇒ボズ⇒ジョン・ウェットンと変遷するわけですが、まあどの人も甲乙付けがたいのは確か・・・

でも74年物でのウェットンの洗練性、色気、そして芳香・・・
ではなくて、咆哮に一日の長があったんですね・・・

イイ曲聞けば、ドライブの車中もある意味『プティ・モンド』
心地の良い郷愁感じてしまいました。

安F祖貴子 ライヴ IN Nンク・Tンク

2009-05-06 15:57:38 | ミュージック
今日でゴールデン・ウィークも終わりますが、歩き疲れでしょうか?
どうも体調イマイチ、ぱっとしませんですね・・・

これ違います・・・そうですか、飲み疲れか?

昨晩は、いつもはワタクシの方から伺うお店のオーナー氏が、
とんでもないお土産抱えて訪ねてくれました。

美味しいお酒を飲めて、楽しい時間にサンキューです!
キュベ・キャサリーンは次の機会までとって置きます!

さて、先週の木曜日のことになりますが、素敵な時間を、
ジャズ喫茶『Nンク・Tンク』で過ごしました。

沖縄出身の、今一番乗っている女性ボーカル、
安F祖貴子がO田剣カルテットを引き連れての白熱のライヴ!
を見てきたんですね・・・

安F祖貴子は、元沖縄ナンバーワンのグループ、
『ディアマンテス』のキーボード兼バックボーカリストでしたが、
2005年にその才能を見出されソロデヴュー、
その翌年のデヴューアルバムが、なんとスウィングジャーナル誌選定のゴールドディスクを獲得し、今や押しも押されぬ、ジャズ・ヴォーカルのニュー・スターとなっております。

盛岡でのライヴは、これで二回目!
今回も素晴らしいライヴ・パーフォーマンスで大盛況!

ワタクシとしては『ブラック・コーヒー』と、
スタンダードの『サマータイム』がお気に入り!

乗りの良いスキャットと大胆なフェイク、そして伸びのある中低音のヴォーカル!
将来約束されたジャズ・ヴォーカルの一人でしょう。

とてもファンキーな夜を楽しませてもらいました。

I Love Bill Evans !

2009-04-24 19:13:38 | ミュージック
数日前だったと思いますが、深夜のBSをボーっと見ていましたら、
孤高の天才ピアニスト、そして現代のジャズを志す人々の目指す、
ジャズピアノの一つのスタイルを確立した巨人・・・

そうです、ビル・エヴァンスが登場しておりました。
『ジャズ・ライヴ65’~75’』と題したそのライヴ・ビデオは、
ワタクシにとっての、いわゆる心のリリシズム・・・

翌日の事はかえりみず、見切ってしまいました!

ビル・エヴァンスの最盛期は、言わずと知れた64’以前のトリオ、
すなわちスコット・ラファーロとポール・モチアンのリズム・セクションですが、
チャック・イスラエルとラリー・バンカーとのインプロヴィゼーションを必死に模索する、その当時のビル・エヴァンスを垣間見ることができ、
感謝、感激あめあられ・・・って感じでしょうか・・・

あたかも、折れ曲がった、姿勢の悪い、マリオネットが、
スタンウェイのグランド・ピアノにもたれかかったかのような、
ビル・エヴァンスの姿が、未だに脳裏から離れません!

思わず『エクスポラレイションズ』に針を落としました!

Loan Me A Dime ♪

2009-03-22 11:28:30 | ミュージック
本日は朝早くから車を飛ばし、暫しのドライブとなりました。

最近ご無沙汰のCDを聞こう!と言うことで、
いろいろCDボックスの奥の方を物色しましたところ、
『デュアン・オールマン アンソロジー』という二枚組のCDが出てきました!

デュアン・オールマンとはグレッグ・オールマンの兄にして、
かの『オールマン・ブラザース・バンド』のギタリストとして知られています。

そのギターの名手ぶりは、全米にとどろき、
様々なミュージシャンとの共演がなされたわけですが、
そのピック・アップ・アルバムが今回の二枚組なわけです。

アルバムのタイトルが『アンソロジー』ですので、
若くして亡くなり、その追悼盤がこのアルバムということです。

このアルバムには、エリック・クラプトンが在籍していた、デレク・&ドミノスの『いとしのレイラ』や、アレサ・フランクリンの『ザ・ウェイト』なども含まれていますが、なんといってもマイ・フェイヴァリット・ソングはボズ・スキャッグスの『ローン・ミー・ア・ダイム(10セントおくれ!)』というブルース曲なんですね・・・

ボズはあのアダルト・オリエンテッド・ロックのボズです!
日本でも数曲スマッシュヒットを飛ばしておりますが、駆け出しの頃に、
デュアン・オールマンと共演していたわけです。

この時のデュアンのギターはまるで『空を駆ける馬』のよう!
全篇13分のこの大作の主役は、デュアン・オールマンのギターなんですね・・・

運転中ゆえ、涙物のこの曲、涙で前が見えないのには困ったものです!

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このアルバムです↓