mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

野菜、そして介護

2009年05月07日 | 社会・経済

 久しぶりにブログの画面を開きました。

 パソコンは、毎日、使っているのですが、日記のように何かを記録する作業は、結構、エネルギーを必要としています。

 そんな言い訳はいらない!そうですね。

 ところで、ここのところ、少々、疲れ気味ですが、その原因は、春野菜の植え付け作業にあるようです。

 植えるだけで疲れるか?と言われそうですが、「土を掘り起こして肥料を施して、畝をつくる。」という一連の作業は、結構、きついものです。

 でも、この作業が楽しいことも事実ですから人間、何かをやっていないと気持が落ち着かないのかも知れません。

 仕事も実績という「果実」を出すためにいろんな作業を必要としていますが、人間関係という実に楽しく面白い、そして、やっかいなものを抱えています。

 そういう世界が懐かしい?まぁ、多少はそんな感じもありますが、仕事が懐かしいのではなく、人恋しいのでしょうね。

 でも、畑の楽しみは、仕事と違って面倒を見てやると、まるで子どものように「すくすく」と大きくなることが見えることです。

 もちろん、最大の楽しみは「食べること」ですが、親類や親戚などにプレゼントして、その喜ぶ顔を見ることも「食べること」に劣らないくらい楽しいものです。

 ところで、今、何を植えているかですが、ホームセンターなどで売っているナス、キュウリ、トマト、ゴーヤ、サツマイモ、ピーマン、レタス、トーガラシ、カボチャなどです。

 でも、畑の大部分を占拠しているのは、ニンニクとタマネギ、そしてジャガイモです。特に、ジャガイモは6キロも植えましたので、半分くらいを占めているという感じです。

 話だけでは、大きさ、臭い、味などが分からない!ごもっともです。

 ごもっともですが、どのようなものかを写真でご覧いただくことでご容赦いただきたいと思います。

 後ほど、HPに搭載したいと思います。

 

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 さて、最近、新聞、テレビを見ていて気になることがいくつかありました。

 一つは、清水由貴子さんが自殺で亡くなったことですが、その原因が介護であるといわれています。

 小生は、清水さんのことは何も知りません。でも、外見で人を評価したり、判断してはいけないのでしょうが、彼女のような感じの女性が大好きです。

 想像でしかありませんが、彼女の心に占めるお母さんへの思いと介護の辛さが「ひしひし」と伝わってくるようで、溢れる涙を止めることができませんでした。

 介護といえば、4月16日の「老夫婦と介護」でお伝えしましたように長門裕之さんと南田洋子さんのことを思い出します。

 そして、日本の介護現場がフィリピンの人達に支えられようとしていることが話題となっています。

 こうした現象を見ていますと、介護ばかりではなく保険、年金、医療など、どの福祉分野も制度そのものが揺らいでいると感じてしまうのですが、どうでしょうか?

 しかも、人口が減少していきますので経済は、縮小の時代に入る可能性があります。

 憲法は、その第25条で「国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」といっていますが、それを実現するための国家の努力は、何処へ行ってしまったのでしょうか?

 世界に冠たる「一億総中流国家」を壊して、規制緩和と財政再建という美名のもとにアメリカ型の格差社会を実現し、福祉国家への道を放棄してしまったのでしょうか?

 食料、エネルギー、環境など人類共通の課題がありますが、経済がグローバル化した現代では、福祉も一国では解決できない時代に来ているのかも知れません。

 今日も訳の分からないレポートになってしまいました。