mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

チェコの世界遺産:チェスキー・クルムロフ

2010年04月22日 | 旅行記

 「美しいフレスコ画に彩られた民衆を見下ろす巨大な城」と「世界遺産一度は行きたい100選ヨーロッパ編」で表現しているところは、どこでしょうか?

 そうです、チェコの「チェスキー・クルムロフ歴史地区」です。19992年に文化遺産として登録されたこの街は、南ボヘミアの中心チェスキー・ブデェヨヴィッツェから南西へバスで30分ほどの山間にたたずんでいます。

 チェスキーとは、ボヘミアのことで、モラビア地方にもクルムロフという街があるので、チェスキーを冠しているそうです。

 ここは、プラハから日帰りで観光することが可能で、私たちも半日くらいこの素晴らしい街を見て歩いたものです。

 でも、私たちは、この美しい街で、一際目立つチェスキー・クルムルフ城を見学したのでしょうか?

 年末年始という寒さが厳しい時期だったためか、蛇行するモルダウ川に囲まれ、赤い屋根が雪に埋もれていて、お城のことが印象に残っていないのです。

 そんなはずはないのですが、小雪が舞い落ちる幻想的な美しさの前に圧倒されたのです。

 100選によれば、この素晴らしい城のことを次のように表現しています。

 「城内にはいると、金で縁取られた馬車、バロック様式の劇場と食堂、鏡のホール、礼拝堂、ルネサンスルーム、公爵夫人のサロン、音楽サロンなど豪華で優雅な部屋が延々と続く。3層のアーチとなった石橋の上に4階建ての道路を築き、合わせて7層構造になっているブラーシュチョヴィー橋を渡ると広大な庭園にでる。 

 噴水や夏・冬用の乗馬場、広い庭園、珍しい回転式観客席の付いた劇場などもあり、ヨーロッパでも有数のスケールを持つ城だ。」

 いかがですか?このように素晴らしい表現をしているお城なのですから、訪問すれば必ず見学するはずなのです。

 でも、その記憶が全くないのです。なにしろ、建物の中に入ったという記憶がないのです。

 ところがところが、蛇行するモルダウ川を含めて赤い屋根が連なる街の全貌が分かる場所から撮った写真が残っていますので、撮影した場所は、お城の時計塔のはずです。

 でも、160段も階段を登ったのかな?

 今度行くときは、季節が春か秋に・・・そして、街の中心部にあるスヴォルノスチ広場の入口に建つホテル・ルージュに宿泊して、この輝くような美しい街を「ゆっくり」見学したいものです。


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