mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ヨーロッパファンのはじまり:ロマンチック街道・スイスアルプス・パリ

2011年06月27日 | 旅行記

 私たちが初めてヨーロッパに旅したのは何年だったでしょうか?

 平成4年ですから西暦では1992年ということになりますので、もう20年近く前になります。

 季節は風薫る5月から6月にかけてでしたから、ヨーロパ訪問にはちょうどいい季節だったのです。

 コース名が「ロマンチック街道、スイスアルプス、パリ(近畿日本ツーリスト)」?で10日間の旅でしたから、ドイツのリュウデスハイムや、ハイデルブルグなどを見学するロマンチック街道、スイスのユングフラウなどを見て、パリ観光という内容でした。

 その時の感激が今でも強く残っていて、「あの感激をもう一度味わいたい!」という気持が心を占めているのです。

 なにしろ、飛行機が成田を発って、ドイツのフランクフルトへ向かうことに興奮していたのですから、我ながら呆れてしまいます。

 もちろん、12時間から13時間の長いフライトで「食べて飲んで寝る」しかないのですから飽きてしまいますので、その興奮も段々萎えてくるのですが、良くしたもので飛行機が空いていたこともあり、外を見学して時を過ごしていたのです。(今考えると迷惑にもタバコを自席でプカプカ吸っていました。)

 そうしましたら、下を眺めますと、延々と続く白い大地が見えました。たぶん、ロシア上空を飛んでいるのだと思うのですが、自分がそういう位置にいること自体が信じられない思いだったのです。

 そして、飽きずにじっと白い大地をながめていましたら、段々とドイツに近づいてきたのでしょうね。緑と赤い屋根が連なる光景が見えてきたのです。

 その光景がまた素晴らしく「ヨーロッパはこんなに美しいのか!」と感激したのです。

 そして、翌日には宿泊地のフランクフルトからリューデスハイム行ってライン川クルーズに参加しました。リュウデスハイムの木組みの家々と咲き乱れる草花、クルーズで見る古城や街並み、さらには、あのローレライの岩で昼食だったのですから、本当にここでノックアウトされてしまい、以来、ヨーロッパファンになった小生なのです。

 9月に行く予定のスイスアルプスの旅も、この最初の旅で行ったインターラーケンやユングフラウに刺激されています。

 「そうか!お前のヨーロッパ好きは教会などの歴史的建造物や絵画をみることではないのか?」という声が聞こえそうですが、確かにロマネスク様式だとかゴシック様式などといわれても話が見えないこともあり、「わかったふり」をして説明を聞いていることが多いのです。

 それでも、パリやウィーンで王宮や教会などの建造物を見ながら歴史やその登場人物の説明を聞いていますと「楽しくて楽しくて」仕方ないのですからヨーロッパファンは止められそうにありません。

 このブログで言いたかったこと?それは、小生の親戚も同じ考えの方がいるのですが、「遠い!あんな狭い座席で我慢できない。」という一言で敬遠してしまうことです。

 行ってみればわかります。その飛行機の辛さを十分に忘れさせる楽しさがヨーロッパにはあるのです。皆さんも是非、一度、行ってみませんか?


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