mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ポルトガルのモンサラーシュ村

2013年04月12日 | 旅行記

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 パンを焼く経験をした「びっくり談」みたいな記事を書いてみましたが、タイトルが「初めてパン焼き」になってしまい、今日「の」を入れて訂正しておきました。

 かみさんの友達からいただいた米粉(古米)ですが、レシピ通りにセットしましたら、良い形のパンができました。

 肝心な味ですが、今日のお昼ご飯としていただきまして、「合格!」でした。

 米粉のパンは、「もちもち」として美味しい!という話を聞きましたが、小麦グルテンを入れれば、問題なく焼き上がるものなのですね。

 これに、市販のレーズン100グラムを入れたのですが、これも味を甘くまろやかにする効果があったようです。

 これからも、抹茶入りのパンとか、色んなパンができそうですから楽しみです。

 パン談義は、これくらいにして今日は、ポルトガル旅行で最初に訪れた「モンサラーシュ(Monsaraz)」についてお伝えします。

 モンサラーシュは、エヴォラから52㎞、ポルトガルで最も美しい村のひとつに数えられています。

 とはいっても、訪問した小生でさえモンサラーシュの場所がポルトガルのどの辺りなのかさっぱり分かりません。ポルトガルは、わかりやすくいいますと、スペインの西側にある東西150キロメートル、南北600キロメートルぐらいの細長い四角い形をした国で、日本の約4分の1の面積(約92千平方㎞)になっています。

 モンサラーシュは、そんなポルトガルの最南端から120㎞ぐらい、スペイン国境近くの山間の村とでもいったら良いのでしょうか?村の周囲は、のどかな田園風景が広がっていました。

 この村の歴史を見ますと、1167年、アルフォンソ・エンリケスという人物がこの地をムーア人から奪還し、現在、闘牛場としても利用されている城は、13世紀にディニス王によって再建されたもの(地球の歩き方)だそうで、中世に造られた慈悲病院や裁判所が現在も残っていることから、かって軍事的な拠点であったことが偲ばれるといいます。

 でも、今では、下界の町からすっかり取り残されていて、住んでいる人はどのくらいいるのでしょうか?

 石灰で塗られた白い家々が並ぶ村の景色は、確かに美しいのですが、まるで「強者どもが夢の後」を見ているようで、一抹の寂しさを覚えてしまいました。

 「お前の心がひねくれている」からそのように見えるのだ?そうかも知れませんが、天気が悪かったのもその一因でしょうね。

 天気といえば、ツアーメンバーに雨男や雨女が多かったのでしょうか?毎日のように雨が降っていました。日本の梅雨時よりも雨が多かったような気がします。特に、「晴れている!」と思ったら「あっ!」という間に雨が降ってきたり、またすぐに止んだりと一日の天気の変化が速くて驚いてしまいます。しかも、「シトシト」雨なら良いのですが、強風とともに土砂降りの雨が多いのです。

 もっとも、ポルトガルの2月、3月は天気が安定しないという話でしたので諦めるしかないようです。

 モンサラーシュの話が、いつの間にかお天気の話になってしまいました。

 ということで、標高330メートル、30分もあれば一周できるような小さな村ですが、見どころとしては、遠くから見上げるのモンサラーシュの全景、お城など歴史的な建造物、そして、城からの眺望ということになりそうです。

 巻頭写真は、もちろんモンサラーシュです。

 白い家が並ぶ光景も添付します。

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