mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

トルコ旅行の大きな花

2010年12月16日 | 旅行記

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 トルコで南米ブラジルの方々に会ったときのよくわからない話をもうしあげます。旅行日2日目のことを日記風に書くと次のようになるのでしょうね。

 皆さん!こんにちは!私たちは今、トルコに来ています。昨日は成田から12時間かけてイスタンブールに着つきましたが、空港近くのホテルにチェックインしました。

 そして、翌19日、つまり今日の朝、空路アンカラに向かったのです。

 アンカラ行きの飛行機に乗るときに乗車したバスでは、白人の女性とアジア(日本人?)の女性が私たちの回りにいたのですが、バスが満員でつかまるところがなく、「これはまいったな!」と思って、かみさんの方を見たら、アジア(日本、韓国、日本)系の顔つきの人と何か話をしていました。

 そして、小生が吊革が欲しくて手を挙げて空いている吊革を探していると、指さして「これにつかまるように!」というように白人の女性が声をかけてきたのです。どこの国の方なのかと思ったら、ブラジルのようなのです。なんと言ったのか?意味不明でしたが、かみさんが話していた東洋系の人と仲間のようなのです。

 後でかみさんから聞いた話では、その東洋系の方は日本人で、年の半分くらいの期間はブラジルの住んでいる、そして、息子さんはシンガポールにいるといっていたそうです。

 なぜ、その方がブラジルに住んでいるのか?また、息子さんは別な国にいるのかという疑問が湧くと思うのですが、息子さんの事情はわかりませんでしたが、ブラジルはそれほど住みやすく素晴らしい国なのだそうです。

 「そうか、日本人にもそういう方々がいるのか!」と感心したのです。私たちには、とてもブラジルに住むことは出来そうにありませんが、そういう話を伺いますと、是非、旅行してみたいという気持が一層強くなりました。

 皆さんには小生が何が言いたいのか、わからないと思いますが、ブラジルに関係する方々がバスで私たちと一緒になっという偶然が、トルコ旅行に大きな花を添えたのです。

 今度の旅行は「面白いことがありそうだ!」という予兆のような気もしたのですが、この日、見学した「アナトリア考古学博物館」と「アタテュルク廟」は、小生のような凡人には・・・

 でも、それで良いのです。この出会いだけでトルコに来た価値があると感じたのですから。

 ところで、アナトリア考古学博物館は、世界に誇る貴重な発掘品を展示していると言われ、中でもヒッタイト(紀元前1680年頃から1180年頃まで・・・ヒッタイト語を話し、アナトリア半島(現トルコ)に王国を築いた民族)の遺物は貴重なものが多いとされています。

  博物館は、建物としては大きいものではありませんが、回廊のように細長い空間には、旧石器からギリシャ・ローマ時代まで年代順に展示してあります。

 また、建物の中央部分をヒッタイト時代の遺物が展示されていました。

 私たちがお邪魔したときには外国の要人がこの両施設を視察していたらしく、パトカーなどが出動して物々しい雰囲気が漂っていました。

 そういうことがあると「これは面白い!」と感じてしまうのですから、小生は単純ですね。

 その外国の要人は、ドイツの首相?のようです。トルコは親日家が多いのですが、日本と同じくらいドイツにも親しみを持っているそうです。

 これからトルコ旅行の記録を書くつもりですが、つまらないと感じたり、素晴らしい!と感じたり、また、カメラを落として故障するなどハプニングが色々あった旅でした。

 今日の記事は、そんなトルコの旅で最初に思わぬ人との小さな出会いがあり、それが心に残る「大きな花」だったと言いたかったのです。

 巻頭写真は、アナトリア考古学博物館の外に置いてある彫刻です。

 


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