mugifumi日誌

海外旅行の体験のほか園芸、料理などの生活雑感を思いつくままに綴っています。

ブルガリアのリラの僧院

2016年11月13日 | 旅行記
 先日からブルガリアの記事を書いていますが、この基になっているのは、小生が作っているホームページの「ルーマニア・ブルガリア大周遊17日間の旅行記」です。
 今日は、その3日目(10月18日、晴れ)に訪問した「リラの僧院」のところを申し上げたいと思います。

 7時モーニングコール、同じく7時に1階のレストランで朝食、8時までにスーツケースを部屋の外に出して、8時30分に出発です。
 まず、朝ごはんですが、ソフィアのホテルは2泊ですから、昨日と同じメニューです。
 夫婦とも片付けが苦手なものですから、スーツケースの整理に汗だくです。
 それでも、出発時刻までには何とか準備ができましたので、無事、出発することができました。

 ところで、リラの僧院まではソフィアから南に65㎞ですから、日本の感覚でいえば、2時間あれば到着すると思いますが、ちょっとしたトラブルがあり、先に昼食をいただくことになりました。
 それにしても、いつものことながら、ヨーロッパのトイレは、数が少なかったり、有料だったりしますが、ブルガリアも同じでした。
 今日はバスで約1時間走ったところにある「ドゥブニッツァ」というところにあるガソリンスタンドでトイレ休憩をとりました。
 今回の旅では、トイレはほとんどがガソリンスタンドになるようです。(無料)

 <ガソリンスタンド>


 <コンビニのような店>


 ガソリンスタンドの建物では、写真のように飲み物やチョコレートなどを販売していました。
 この店を見学して、ブルガリアで販売している品物が分かりましたし、また、これらを買ってバスの中でいただいたり、日本へのお土産にすることもできました。

 この後、国道78号線を左折してリラの僧院に向かうところに「コチェリノュヴォ」という小さな村がありました。
 この村は、コウノトリの巣があるところとして有名だそうで、バスから降りてその光景を撮影することができました。

 <屋根の左上、コウノトリの巣>


 <バスを降りた周辺の景色>


 <同じく馬車が!>


 さて、次はお待ちかねの昼食です。
 場所は、リラの僧院近くのレストランですが、旅行社の案内では「GORSKI KAT」となっていますが、小生が撮影した店の看板は「TOPCKR K・・・」となっていました。
 また、味の評価は、初めて「美味」をつけました。このうち、「パンケーキ」は、松の実のハチミツのワッフルですが、「かみさんと取り換え」というメモが残っていました。

 <レストランの入口>


 <メインのマス料理>


 <豆のスープ>


 <パンケーキ>


 レストランを13時10分頃出発して、次はリラの僧院見学です。
 「こんな山の中に世界遺産の僧院があるのかな?」という思いを抱きながら、ゆるい勾配の道路を走るバスに揺られていました。
 リラの僧院は、「山里深く眠るキリスト教文化の華」といわれますが、山の中に突然現れた!という印象でした。

 <燦然と輝くリラの僧院(聖母誕生教会)>


 僧院の歴史は、10世紀にさかのぼるそうです。イヴァン・リルスキという僧が隠遁の地としてこの地を選んで小さな寺院を建立し、それが、中世に宗教と文化の中心地になったのです。
 その後、14世紀に時の王の庇護で僧院文化が花開いて、現在に形になったのです。その後、500年にわたるオスマン朝の支配時代、つまりイスラム教の時代にも、ここではキリスト教の信仰が許されたそうですから驚きですね。

 次に、この僧院の見どころですが、ここからは次回にレポートしたいと思います。
 それでは また!