このブログで2度ほど旅行会社の評価みたいなものを書きましたら、その記事を読んでいただいている方が多いことに驚いてしまいました。
その記事の内容は、小生が経験した海外旅行に基づいた評価なのですが、客観的なものではないと思っています。
人間は、感情の動物ですから、自分が少しでも嫌な(不快な)気分にさせられますと、相手のことを過大に悪く評価しますし、また、「逆もまた真なり」で、素晴らしいと感じたときには、相手の全人格が素晴らしいと評価する傾向があるのではないでしょうか。
これは、相手が人間でも、会社でも同じことだと思います。ハロー効果といわれるものだと思いますが、もっと冷静に判断すべきだと思います。
その「もっと冷静に」の判断基準ですが、旅行会社の場合には、どういう評価というか選定項目がよいのか分かりません。
思いつくままに申し上げれば、
① 会社としてどのような考え方で海外ツアーを企画しているのか・・・・しっかりした方針を持っている会社が良いと思います。
② ツアーが成立しない度合は?・・・確証はありませんが、大手の場合には少ないと感じています。
③ 催行が決定したツアーがキャンセルになったことは?・・・経験がありませんが、仕事との調整などで決まったことがダメになるのは非常に腹が立ちます。
④ 支店や電話での応対は?・・・・親切丁寧、笑顔などの接客態度のほか、客の迷いや質問などに対する適切なアドバイス、答えなどが選定や評価の項目になると思います。
⑤ 成田までのサービス・・・・鉄道、駐車場、ホテル(前泊の場合)などの斡旋、スーツケース宅配サービスなど
⑥ ツアーの内容・・・・これが評価の中心項目だと思うのですが、思いつくままに項目を挙げてみます。
・ どこへ行って何をどのように見せようとしているか。(旅行目的)
・ 日程に余裕があるか
・ 旅行代金のレベル、ホテルのグレード、食事、直行便かなど
・ おみやげへの立ち寄り、OPなどが多くないか
などなどですが、小生は、最近、どこへ行って何を見るのかがとても気になります。
⑦ 添乗員への評価・・・一部の会社では、添乗員に過剰なサービスを強要しているという批判があります。
⑧ 旅行終了後の対応・・・アンケート、旅行記や集合写真の配布、同窓会などですが、アンケート以外はいずれも経験がありません。アンケートは強制されているようで「嫌な感じ」がしたこともありますし、添乗員への評価みたいなものは困ったものだと思います。でも、これを売りにしている会社もあります。また、ツアー参加者の個人情報を勝手に配っている、というような批判を見たことがあります。この中では「旅行記」は是非、手配してほしいものです。
ということで、レポートしている本人がよく分からないのですが、肝心のツアーを利用している旅行者の目的は、何でしょうか?
小生の場合には、日本では経験できない自然や歴史などに触れてみたいということですが、格好良くいえば「素晴らしき感動という人生の輝きをを求めて世界中を巡ってみたい」ということになりますか?
その意味では、小生の選定基準は、ツアーの内容が「素晴らしき感動」を提供していただけるものか、という点が大きなポイントになります。