(2017.02.11訪問)
聖護院門跡から東大路を一路南へ、前日の雪は東山をまだうっすらと白を残しています。寒い中歩きましたよ祇園まで。南へ下るほ
どだんだんと人が多くなり四条通と花見小路では人で溢れ歩きにくいったらアリャシナイ。
どこへ行くかと云うと建仁寺塔頭の久昌院です。久昌院では京の冬の旅20年ぶりに襖絵と書院茶席が公開中と云うことなので訪ねて
みました。
▼建仁寺勅使門。
[ 久昌院 ]
●寺号 久昌院 (きゅうしょういん)
●開基 奥平信昌 (おくだいらのぶまさ)
●開山 三江紹益 (さんこうしょうえき)
●宗派 臨済宗建仁寺派 (りんざいしゅうけんにんじは) 建仁寺塔頭
●開創 慶長十三年 (1608年)
●本尊 薬師如来坐像
▲京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町597番地 TEL.075-561-7074
▲拝観料 特別公開期間中600円 御朱印300円 通常は非公開寺院
▲アクセス
京阪電鉄「祇園四条」下車、四条通を東へ花見小路を南へ10分。
▼一番西側の参道を行きますと……、
久昌院縁起 (久昌院パンフから抄出)
美濃加納城主の奥平美作守信昌が三江紹益を開基に迎えて創建した奥平家の菩提寺。久昌院の寺名は信昌の法号から名付けられたと
云われている。
▼参道沿い左に塔頭寺院久昌院の山門です。
▼門前の久昌院特別公開ポスター。
▼きれいに手入れされたお庭。正面は庫裡と玄関。
▼左に鐘楼。
▼お庭を通り左の拝観口を入るとスグ方丈です。あまり参拝の方はいらっしゃらないようですネ。
▼方丈前庭です。正面に放生池があり池泉鑑賞式庭園ですが、残念ながらお庭の散策は出来ません。
▼正面二段刈り込みの生け垣が目に留まるぐらいで、全く普通の庭園です。
▼左手塀の向こうに建仁寺法堂の大屋根が見えます。
▼方丈扁額。
▼奥に須弥壇が設えられた室中の間。本尊薬師如来はココに祀られています。(ズル写真です)
▼脇の間で特別公開の襖絵「長篠合戦図」が展示されています。が部屋が暗くて鑑賞に堪えません。
奥平信昌の武勲を描く襖絵。江戸後期の大和絵の巨匠、宇喜多一蕙筆。(写真はチケットを複写)
信昌は、長篠合戦で武田勝頼の猛攻から長篠城に一月籠城して守り武田勢を撃退した勇将。その功績で信長より信の一字を与えら
れ信昌と改名した武将。
▼方丈外縁を通り裏側、方丈と渡り廊下で結ばれている書院高松軒に向います。が、写真はこの庭園でおしまい。
兎に角撮影禁止は徹底しているようです。
▼ご朱印です。
建仁寺塔頭久昌院 オ シ マ イ
↓ ポチッと押していただければたいへん嬉しいのですが。
神社・お寺巡り ブログランキングへ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます