12月7日(金)
寒波に覆われた日本列島。北日本は荒れ模様の天気となり、西日本も真冬のような冷気に包まれました。朝に広島を発ってこの日も四国へ。昼過ぎに所用を済ませてから、皿ヶ嶺を歩くべく風穴まで車で上がってみると、風穴直下から上が雪に覆われていました。まだ10㎝にも満たない積雪ではあったものの、ここ皿ヶ嶺で今年初めての雪中行となりました。
ひとつ悲しいお知らせです。風穴の近くに自生していたクマガイソウの株がすっかり盗掘されてしまったとのことです。もう来年からここでは見ることが出来ません。実に腹立たしいことです。心ある方なら、是非ともあった所に返して欲しいものです。
【写真↓】稜線上に上がって、雪に覆われた尾根道を山頂へと向かった。
【写真↓】午後の遅い時間ではあったが、山頂直下の日陰にまだ霧氷が残っていてくれた。
【写真↓】遅い時間ゆえに登山者の姿もなく静かな皿ヶ嶺山頂。足跡を見れば、平日ながら多くの登山者があったことが分かる。ここまでの間に、4組のグループと行き違った。
【写真↓】山頂直下のビューポイントからこの日は石鎚連山を仰ぎ見ることが出来た。
【写真↓】11月にボランティアの手で竜神平の湿原保全作業が行われ、数か所に簡易丸太堰が設置されたとのことです。多様な花々が咲き誇る湿原が復活することを願いたいものです。
クマガイソウが盗掘されたとは・・・
残念です。
多くの人達の楽しみを奪うこの行為は許せません。
悲しいことです。
人々の善意に支えられて我々の身近で咲き続けてくれていた花でした。
悪意の前では、ひとたまりもありませんでした。
盗掘とは、実に卑劣で悪意に満ちた行為ですね。
本当に、許せません!