「ぼにばなの丘」のある庄原市比和町三河内地区には広やかな棚田が広がっています。江戸時代には「鉄穴流し(かんなながし)」という技法で砂鉄の採取が盛んに行われていたとのことで、広やかな棚田は、その時に堆積した土砂や削った斜面を整地して田畑にしたもののようです。ヒゴダイの見物の後この伸びやかな田園風景の中に身をおくのも楽しみのひとつです。〔8月23日(火)〕
↓ 三河内地区の棚田の最上部に眺望テラスが設置されていました。「1000年アート 里山・庄原」の観光キャンペーンの一環での「三河内棚田テラス」とのこと!
↓ 眺望テラスから望む三河内の棚田の広がりはなかなかの圧巻です!
↓ 眺望テラスの眼前にも「鉄穴残丘(かんなざんきゅう)」が残っています。たたら製鉄の過程で堅い岩山であったのか、削り残された小丘です。
↓ この斜面に削った岩を水路や川を利用して流し、岩石中に含まれる砂鉄を分離したと言われています。列をなしている「鉄穴残丘」も「たたら製鉄」の名残りです。
↓ 棚田の中ほどから斜面を見上げました。古ここが「たたら製鉄」所の中心部だったかも知れません!
↓ この広々とした美しい棚田は、古の産業遺跡でもあります!
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