徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

ブルーズ100年/ソウル・オブ・マン

2004-09-07 08:28:45 | Documentary
ブルースファンの村松正孝さんとスコセッシ総指揮THE BLUES Movie Project(The 1st Journey)『ソウル・オブ・マン』を観に行く。あくまでも本作はプロジェクトの6分の1なのだろうからこれはこれでいいのだろうが(プロジェクトは全部で6本の映画からなる)、ヴェンダースのブルース史観に戸惑う。ヴェンダースのファンやブルースビギナーの方がすんなり受け入れられるのかもしれないと思うです。だっていきなりボイジャーの話から始まるんだもん。話がデカ過ぎるよ! ということで酒場ではそんな話で盛り上がる。

青山ブックセンター六本木店が再開支援フェアで洋書のバーゲン中(11日まで)。『blues keeping the faith』『hippie』を買う。こっちの方が収穫だったか。ABC青山店、六本木店は9月29日に再開。とりあえず良かったね。またLBも取り扱って下さい。

カンフーハッスル情報到着

2004-09-06 05:35:36 | Movie/Theater
知野二郎さんからメールをもらった。知野さんは毎回献本すると、わざわざ丁寧な感想つきメールを送って下さる。てかオレも見習えよというくらいの人間的にできた方である。で、今回のメールに気になる映画タイトルが…。周星馳の新作「カンフーハッスル」(新春公開予定)。原題はそのまま「功夫(くんふー)」なのだからこれはおそらく小川の「ハッスル!ハッスル!」をくっつけたという安易な邦題である。ま、原題はストレートすぎるし、今年一番勢いがあるのが「ハッスル」なんだから仕方ないか。その知野さんからのメールの一部。

>周星馳の新作『カンフーハッスル』は凄いですよ!
>もうブルース・リャン大復活。
>日本中のクンフー映画ファンが熱狂&号泣すること間違いなし!!

また映画秘宝あたりで大特集組まれるんだろうなあ。早く観たい。てか早く『マッハ!』と『エルヴィス・オンステージ』観ろよって話なんだが。あ、あとブルースムーヴィープロジェクトも…。

※ブルース・リャンは70年代の映画・TVで倉田保昭さんと“ハイスパートクンフーアクション”を繰り広げた、ドラゴン亡きあとのクンフー映画伝道師。

東京V戦

2004-09-05 00:48:54 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス04~05
昨日は評論家の竹熊健太郎さんと佐高信さんにそれぞれ原稿と取材を依頼。竹熊さんは一昨年編集した『少林サッカー読本』でもお世話になったことがある。佐高さんは一度会ってみたかった方で、評論家としてもライターとしても、自分の信念を貫き通すスタンスは尊敬している(だから一部、特殊な政癖の持ち主からは嫌われたりもするんだが)。突然の取材依頼にも苦笑しながらも快諾して下さった。TBSラジオのMさんからも取材協力の話があり、これであとは全体の構成を考えるだけ。今月は時間がねーぞ。

今日はナビスコカップ準々決勝・東京ヴェルディ戦で味スタ。度重なる好機をことごとく外しまくり、いつ以来か忘れてしまった延長Vゴール負け。これは効く…。今日はその場にへたり込んでしまった。
やっぱりアントン爺ちゃんのメッセージってのはまだ必要だったと思う。
オレは今年のアントン・ノブリン体制にオジー・ペリマン体制を重ね合わせていた。オジーでは結果は出なかったが(ナビスコカップは優勝したが)、ペリマンはその後の98~99年黄金時代を築いた。それはオジーの遺産があったからだと思う。だからこそまたアントンのメッセージで一から出直すんだと思っていたんだけどな。
次のリーグ戦の相手がまた曲者の広島ってのが…。

デイブさん/ワンモア・ワンモアタイム

2004-09-02 05:42:23 | Documentary
(昨日の続きから)
午前中アルタミラのSさんに電話。デイブ平尾さんの取材依頼。映画『ワンモアタイム』の中の平尾さんは酒を飲みまくっている(コメントにも「(あの人は)酒さえ飲まなければねー」という爆笑ポイントもある)。ということで「酒友」に是非。
昨日の映画の感想を少々(これは↓とほぼ同内容)。現在全国で順次公開されている『タカダワタル的』の反応も含めて、やはり「ドキュメンタリー」か「音楽映画」か、という部分で賛否両論あるようだ。結論は……やはり「音楽映画」でしょう。エンケンの件はまだ進んでいないとのこと。

今日は午前中に1本原稿をあげて、LB11月号諸々を打ち合わせ。