徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

Dead or Alive

2009-03-01 04:23:49 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス06~10
<あくまでも個人的な予測ですが(中略)なければ、クラブには大きな再編の波が押し寄せるでしょう。>(Sの極みメルマガ

シーズンが始まる前からわざわざ悲壮感を漂わせることはないのだが、健太自ら<集大成の年>、言い換えれば<土壇場の年>なわけである。誰が何と言おうとこの4年間は順調な成長曲線を描いてきたと感じるし、前進することはあっても後退することはなかったと思うのだが、それもここまで来ると結果を出さなければ意味がない。
まさに生きるか死ぬかの状況に違いはないのだ。

でも、あえて、ここでアルディレスの言葉を引く。

もし周囲の人がみな度を失って あなたを非難しても 落着きを失うことがないなら
もしみんなの者があなたを疑っても 自分に確信を持ち 人の疑いを思いやることができるなら
もしあなたが待つことができ 待ちくたびれることがないなら
もし偽りを言われても 偽りを返さないなら
そして善人ぶったり りこうぶったりしないなら

もし夢を持っても その夢に振り回されないなら
もしよい思いが浮かんでも それを最後の目標としないなら
もし勝利を得ても 敗北をなめても 勝利に酔わず 敗北にくじけないなら
勝利と敗北のふたりの詐欺師を同じように扱えるなら
もしあなたの語った真理のことばが 無頼の徒によって
愚か者をとらえるわなとしてゆがめられるのを聞いても 耐えることができるなら
もし心血を注いだものが破壊されるのを見て 腰をかがめてそれを拾い 古い道具で再建するなら
(中略)
地はあなたのもの そこにあるすべてのものもあなたのもの
--私の子よ もうあなたは一人前だ
ラドヤード・キップリング「もし」/『人生の訓練 新版』V・レイモンド・エドマン/海老沢良雄・翻訳/いのちのことば社

<自分としては、サッカーの試合の結果などにできるだけ影響されないようなふりをしています。しかも本当はふりをするのではなく、実際そういうことに影響されないよう心がけたいと思います。キップリングの有名な詩があります。

あなたがそれら二人のペテン師とうまくつきあうことができれば、
勝利と時も敗北の時も
あなたがそれら二人のペテン師と同じようにつきあうことができれば
あなたは男なのです

しかし現実はそう簡単なものではありません。私はまだサッカーを生きているからです。>
(『勝利の時も、敗北の時も』オスヴァルド・アルディレス/鍋田郁郎・構成/NHK出版)

熱くなることは恥ずかしいことじゃないよ。冷えてしまう方が余程後悔する。
例えどんな結果になろうとも、オレは何にも変わらない。



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