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徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

それは「激しさ」という/第10節 仙台戦

2012-05-07 20:42:38 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
昨日はスカパーで仙台戦
戦前から予想し、望んでいた「結果」は出た。
またしても不可解なレフリングによる数的不利を被りながら、ではあるが。

だからこそ熱くなった。前半のように同数の対戦でゲームを支配された仙台が、後半に入ってセットプレーでゲームのリズムを掴みかけたところでレフリーが「ゲームを壊した」ことには憤りを感じる。
前半から勝てたような言い方をするのはいただけないのだが(まあ、それもチームマネジメントの手法ではあるのだろうが)、強気にコメントする手倉森監督も言うように、清水は仙台にボールを「持たされた」わけではなく、ボール「持った」のであって、それはどう考えてもゲームをコントロールしていたということになる。雹と豪雨の後のピッチは画面からもはっきりと水溜りが見えるような状態だったが、それでも仙台よりも清水のプレーヤーの方がピッチ状態には早く順応していたのではないだろうか(前節でもキックオフ前に水を撒いたように、高速ピッチはむしろ望むところである)。

手倉森監督(仙台)「後半ビハインドを負った後、システムも変えて相手にはめ込むようなシステムにして、攻勢に出れて……でもあれだけのチャンスがあって獲れなければね、ビハインドを負ったチームは負ける確率は高くなる」(Sの極み 5月6日付

あのまま、同数でゲームが進行したら、パス!パス!パス!とポゼッションの清水とロングボールとセットプレーの仙台という形で、もっと上位対決は面白いものになっただろうと思う。

それにしても今シーズンの清水は異様な数のカードが突きつけられる。
しかしその清水のプレーを単なる「荒さ」と受け取るならば、「激しさ」という文化は育たない(鹿島や磐田が育んだものとは違う)。オレたちは「負けなし」よりも「激しさ」において本物である。
ということで次節12日はホームでセレッソ戦。またしても本物が見られるはずである。

アフシン「まず我々はチャンピオンのスピリッツというものをここで見せれたと思います」(Sの極み 5月6日付

まあ、まだ「チャンピオン」ではないんだけどね。
「本物」ってことで。

「結果」とは何か/第9節 鹿島戦

2012-05-06 12:31:28 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


土曜日はアウスタで鹿島戦。2日前なのにもうずいぶん前に感じてしまうのは、もう30分後には仙台との決戦が迫っているということもある(まあ例え勝ったとしてもまだ順位は逆転できないわけだが)。

ゲームは昨年のホーム名古屋戦を思い起こさせるような完勝だった。
早い時間からサイドへの大きな展開を繰り返し、鹿島の中盤を揺さぶると、両ウイング、サイドバックが幾度となく広大なスペースを突いてチャンスを作り続ける。
また前半5分という早い時間に先制点が決まったのは両チームのゲームプランに大きな影響を与えた。言ってみれば惨敗したガンバ戦のガンバの戦いをトレースしたような内容だったといえるんじゃないか。今季、いくつかの負けが、その後の戦いの糧になっているというのは本当に素晴らしいことだと思う。思えば健太時代もガンバには早い時間に先制点を与えてしまい、完全にゲームをコントロールされて完敗というゲームが何回もあった。

ある程度プレッシャーがかかり続ける伸二にボールロストが多かったのが気になったが、その分、河井の動きや身体の使い方の質は村松同様に高く、中盤に安定感を与えていたと思う。
元紀の3点目を中継で改めてみると、鹿島のセットプレー崩れから、セカンドボールを拾ったタカがキープしてからの高速カウンターだったとはいえ、タカの中盤起用というのもあながちスクランブルの産物とも思えない。いまだにトップレベルのキープ力を持つタカが中盤にいるのは、それはそれで魅力的ではある。そうなるとガンバ戦は何だったのかということにもなるが、3失点目はともかくやっぱしあの1点目、2点目の失点はアンラッキーだったのだとしかいいようがないんじゃなかろうか。
これで連勝、9戦が終わっていまだに連敗なし、ドローなしで2位に浮上。
今日はいよいよこれから無敗の首位である仙台と対戦する。

仙台のように負けなし、不敗というのもそれはそれで新聞の見出しにもなるけれども、もちろん勝ち越していなければ意味がないけれどもドローがないというのもそれと同じぐらい素晴らしい「結果」だ。とにかく勝ち点を積み重ねたいシーズン前半戦でドロー(勝ち点1)というのは、やはりどう考えたって負けに等しい。
今日もそんな「結果」が欲しい。


9対12/第8節 FC東京戦

2012-04-29 01:46:08 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


アフシン「我々は11人でも10人でも9人でも、今日は我々のほうが良いチームだったと思います」(J's GOAL 4月28日付

味スタでFC東京戦
キックオフ30分前にスタジアム到着という体たらくだったのだけれども、まずは屋根下の声の響きそうな場所をキープ。
宏介の選手紹介には大ブーイングを叩きつけ、ユルネバにはすかさずチャントを被せる。東京の声はまったく聴こえない。素晴らしい。アウエイの戦いはこうでなくちゃいけない。ということで、この日のゴール裏は久々に熱く、炎上した。

西村雄一と言う名前を聞いた瞬間から嫌な予感はしていたのだけれども、膠着した状況の中で清水サイドのカードばかりが積み重ねられていく。それでもジミーの一対一の場面など、それなりに決定機も作ることはできていたのだから勝機がなかったとは思えない。何よりも東京の攻撃に迫力と言うものが感じられなかった。ボールに触れるたびにブーイングを浴びせられていた宏介も、あんなザマでは何のために移籍したのかさっぱりわからない。
そして後半11分にジミー、後半28分にはアレックスが退場してしまう。個々の場面でのレフリングの妥当性というよりも、どう見てもアンフェアに運用される判断基準がチームとゴール裏を熱くさせた。後半28分に、味スタのピッチは「9対12」なのだと、ゴール裏は実感してしまったのだ。これで熱くならないはずがない。
そして「12番目」のオレたちが、「12番目」を表明するチャントであるリバイブを歌い始めた瞬間にトシの渾身のゴールが決まる。その瞬間、味スタのゴール裏はアウスタのスタンドと化した。

GWシリーズの緒戦は劇的な勝利だった。次は5月3日、ガンバに大勝した鹿島とのホーム戦。
(ジミーはともかく)ここまで大車輪で活躍してきたアレックスの不在は一抹の不安でもあるのだけれども、また熱いゲームになることだろうと期待している(ジミーはともかく)。

ということで、物凄く久しぶりにGWに静岡へ行くわけだが…新東名にも期待している。

S-PULSE FOREVER/第6節 磐田戦

2012-04-15 23:49:18 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
土曜日は日本平で静岡ダービー
指定席のシーチケなので、そんなに早くスタジアムへ行く必要はないのだけれども、まずは2時間前に現場に到着し、ジュビロバスのお出迎えに参加。ゴール裏はアウエイ専なので(ホームはまず地元の衆が盛り上げるべき、と)、シーチケに関係ないナビや天皇杯以外では滅多に日本平で声を上げることはないのだけれども、“ジュビロの連中”に罵声を浴びせかける。
もちろんボクはチャントだけ参加ですよ、一応大人だから…と書いておく。



雨模様ながら早い時間から埋まり始めたスタンドにいるだけでダービーの雰囲気を感じる。



この日は乃木坂46 meets パルちゃんのライブ(スカパーサッカーのテーマ曲)と来日していたジェジンのスピーチも行われた。乃木坂ファンには申し訳ないが、ジェジンの登場の方が数万倍感動した…が写真取ってない(ひたすら拍手していたから)。



ということでゲーム。
序盤から河井が途中交代で投入されるまでの30分ほどはショートパスがことごとくジュビロのタイトなチェックに阻まれて思うようなゲームはできなかった。これはジュビロペースとも言えるのだが、結果的にジュビロはエスパルスを消すゲームプランだっただけで、それほど恐怖心はなかったように思う。
ただし、ボールを前に進められずバックパスと横バスを繰り返すディフェンスにスタンドにもストレスが溜まっていた。ショートパスに拘泥し過ぎていてはジュビロの網にかかる。ということで、河井が投入されショートパスに加え、ピッチを広く使う大きな展開も徐々に増えてくる。それから5分、10分と徐々にエスパルスがペースを取り戻していくのは実に合点がいくのである。

それでもなかなか追いつけない状況に、「タテに出せ」「前(スペース)に蹴れ」スタンドからは大きな野次が飛ぶ。
前半修了間際、それまでロングフィードに躊躇していたように見えた平岡が思い切って前に蹴り出す。ジュビロのトラップミスからボールを奪った河井の美しいクロスに、トシがヘディングで合わせ同点ゴールを決める。
最高の時間帯に決めたのだからアウスタは早くも勝利したかのように、当然盛り上がる。
後半、その勢いはすぐに形となって表現される。元紀の逆転ゴールにキャラはひときわ大きなアクションで雄叫びを上げていた。それはプレーヤー自身も前半にストレスを感じていたことの証明だろうと思う。

インジュリータイムでの実に下らない失点は、おそらく元紀の3点目が入らなければなかっただろうし、それがまだまだこのチームの「若さ」というものだろうと思うが、やはり余計な失点ではあった。
まあ、敬輔あたりは「やっぱりオレがいなくちゃ駄目だろ?」と思っているであろうことは容易に想像がつくが(そう思ってもらわなければ彼が欠場している意味がない)。
終わってみれば概ね清水が主導権を握り続けた完勝と言ってもいいんじゃないか。

ゴール裏からジェジンコールが起こると、スタンド下から現わたスーツ姿のジェジンが走り寄り、プレーヤーと肩を組む。
またその後から全力疾走したアフシンも列に加わる。
文字通りスタンドが揺れるような物凄い勝ちロコが始まった。
この若いチームとオレたちの熱狂が、すべてのスタンドでの「王者の旗」の大合唱に繋がることを祈る。



ということで、SHIMIZU S-PULSE FOREVER。
この「スタジアム」はアフシンの若いプレーヤーとオレたちが作った。

そして、いつもの神戸/第5節 神戸戦

2012-04-09 02:30:12 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
土曜日はスカパーで神戸戦

健太体制最終年のアウエイと昨年のホームを除けば、以前から神戸戦というのは重苦しいゲームになることが多かったのだけれども、連敗中の神戸ということもあり、序盤から堅い内容で前半は見所がほとんどない。開幕は飛ばしそうな勢いもあった神戸もいつもの神戸に戻ったような気がした。そういう意味でガチムチの神戸というのは変わらないのだけれども、野沢というキッカーは怖い、怖すぎる。このマッチアップはセットプレーが決勝点となるパターンが多い上に、今季これまで清水の失点もすべてセットプレーだった…これで心配するなという方が無理な話である。
しかし、堅かった。ゲームも、清水のDFも。
ということで、この日は、久しぶりに「いつもの神戸戦」だったのかもしれない。

前半は比較的圧され気味だった展開も後半に入ると徐々にイーブン、さらには清水ペースになっていく。
ジミーのオフサイドがあまりにも多かったのは気になったが(オンサイドのゴールまでオフサイドで取り消された…)、神戸はカウンターオンリーになり、ショートパスでリズムを作っていく展開が続く。
さらに「先発で出れればもっと良い試合にできる自信はあるんっすけど、何でかね……」(Sの極み 4月4日付)とエダが言うように、後半から投入されたエダと大悟が後半のエスパルスの流れを加速させた。
エダが嘆くのも当然なのだが、清水の中盤の競争はリーグでもトップクラスである。
途中出場だったエダ、大悟がスタメンで出場したナビスコカップ新潟戦は、スコアはともかく素晴らしい内容だったようだし、この日、伸二は大事を取ってベンチにも入らなかった。
「調子がいいのになぜ出られないのか」と言われても、競争が激しいからとしか言いようがないではないか。アフシンはそういうチームを作っているのだから。
しかし、特にふたりが投入されたあとは時間の問題だとは思ったが、さすがに先制点が82分では遅すぎる。

ともかく、ようやく未勝利続きのアウエイでも結果は出た。結果を求められているシーズンにドローは結果などではないのだから、アウエイはともかくしぶとく「結果」出しつつ、日本で一番美しい日本平のピッチ(ホームズはやはりあまり良いピッチ状態ではなかったようだ)で、美しい内容を伴った本物の「結果」を見せればいいのである。次は早くも静岡ダービー。
ジュビロ、ぶっとばす。

大悟「ホームのダービーは特別だし、絶対に勝たなくてはいけないですね」(Sの極み 4月4日付)

しかし、もう少しKOが早けりゃいいんだけどなァ…(日帰りだと呑みに行けない)。

スタート

2012-04-05 07:12:29 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
石毛(父)「本当にこんな日が来るとは夢にも思わなかった」(Sの極み 4月4日付)

録画ミスで札幌戦の前半もいまだに観られず、HDに契約変更もできず、昨夜のナビ予選新潟戦も観られず。
しかし内容は良かったようで何より。
石毛(父)のコメントも(彼はオレと同世代か下の世代かもしれないけれども)微笑ましい。

アフシン「皆さん桜が好きだと思いますし、春というのは花が開花していく時季だと思います。我々の目の前で若い選手達が開花して行くのを見るのは非常に良いことだと思います。今日はこれから先、日本の将来、素晴らしい選手になる選手達のスタートを今日見れたのではないでしょうか」(Sの極み 4月4日付)

勇気を落とさないために/第3節 柏戦

2012-03-28 03:11:56 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


アフシン「人生で何かを勝ち取るためにはファイティングスピリットは大事です。やはりサッカーへの情熱、このシャツへの愛が成功させるうえで大事だと思います。それは人生でも同じです。(中略)今日のような試合の後で、彼らが勇気を落とさないでほしい。ロッカールームで彼らには、私の心では試合に勝ったと伝えました」(J's GOAL 3月24日付

だいぶ過ぎてしまったけれども、土曜日は柏戦。これまでのアウエイ側のゴール裏が改修されたことで、ホーム&アウエイの位置は入れ替えで、これまでホーム側だったスタンドに入る。
そして久々のアウエイ。しかしデモのコールと訳が違うのは、チャントというのは基本的に歌なのだ。久々のアウエイとはいえ、それなりに声は出るものの前半はかなりテンションを保つに苦労してしまった。緊張感はそれほどでもないけれども、ピッチの近さと共にスタンドもアウエイ感を感じさせてくれる日立台なので、ゴール裏はかなり盛り上がった。

ゲームの内容も盛り上がるに値する内容だったと思う。
先制点の時間帯も良かったし、いくら序盤からハイプレスで飛ばしていたとはいえ、そしていくら柏のホームとはいえ、ミッドウィークにゲームがあった柏よりも先にバテてしまうとは思えなかった。実際バテたというよりも、後半13分に伸二に変わって投入されたジミー、そして大悟が、まったくキープできていなかったことも影響していたように思う。あれではゲームコントロール以前の問題で、柏の猛攻をただ受け続けるだけになってしまう。もったいないゲームと言ってしまえばそれまでなのだけれども、やはり十分勝てたゲームだった(今回も無駄な、意味不明なカードを連発したレフリー吉田の件は置いておいても)。
この日はバーケンこと、清水を見守り続ける永遠の番記者・大場健司の命日だっただけに、やはり勝っておきたかったね。

開幕3戦は1勝2敗で、今シーズンはスタートした。
どのゲームも決して下を向くような内容ではなかったし、開幕2戦、特に柏戦は誰が見たって面白いゲームだったと思うし(柏にしたら内容はともかく、最高の展開だろう)、仮に今後カードの影響が出てきても故障者の復帰や大悟やジミーが時間を追ってフィットしてくればチームとしてのオプションは確実に増えていく。
また先制点後のゲームコントロールの問題は当面の課題になるのだろうけれども、こればかりはシーズン中にチームとして熟成させていくしかない。若いプレーヤーたちにとっては、それを「若さ」というわけで、それを克服するのは「経験」しかない。まだまだ、今シーズンはまったく前向きに思っている。若いって素晴らしいことだぜ。

まあ、当日はその後呑みに行って、敗戦の反省も感傷もすっ飛んでしまったのだけれども…。

しかし、湯浅健二氏がレポートで清水を褒めるのは別にいいんだが、ゴーラーの名前を間違えたまんまというのはどういうことだろう。激賞レポートも台無しと言わざるを得ない。

次はホームで札幌戦。ナイトゲームということでちょっと現場に行くのは難しいか…。

ピッチから聴こえた闘う声/第2節 広島戦

2012-03-18 20:17:03 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


ホーム開幕の広島戦でほぼ3ヶ月ぶりのアウスタ。
朝から降り注いでいた雨は、ゲームの佳境で豪雨になってしまったけれども、オレンジのポンチョで埋まったスタンドは1万3000人とは思えないほどホームを演出していたし、日本平のピッチは相変らず日本一美しかった。
久々に、やはり「ライブ」はいい(レフリーへの罵倒も含めて)。現場に行くとテレビでは見えないものがいくらでも目に入ってくるし、それは良くも悪くもではあるけれども、やはりそもそも現場に行かなきゃわからないことは多い。
どうしても行けないときのスカパーはありがたいけれども、スタンドで声出してた方が精神的にはいいです。

アフシン「林は特別な選手だと思います。(中略)彼は本当にサッカーを愛し、サッカーのために生きている人だと思います。ピッチでは守備陣をしっかりとオーガナイズすることができますし、ボックス内で大きな存在感を発揮し、ボールをしっかりと出すこともできます。だから私は、彼の将来を楽しみにしています」
J's GOAL 3月17日付

それにしてもこれほどピッチの声が聴こえてきたのは久しぶりのような気がする。
特に新加入のGK林の指示の声はスタンドにいてもしっかり聴こえてくる。伸二や敬輔がピッチ内で指示の声を出しているのはよく見るけれども、ゴール前に構えた林の声が聴こえるのは本当に安心感がある。さらに序盤の勢いが落ち着いて、清水にミスが目立ち始めた頃、アンカーの村松がミスをした吉田をかなり強い調子で声を掛けていたのも印象的だった(叱責かな)。これ、藤枝東対静学だ。彼らはチームに就職したわけではなく、あくまでも個人事業主のプロであり、自らの価値を証明するために彼らはピッチ上で真剣に闘っている。
そんなプレーヤーたちが声を出し、闘う姿勢を見せることがスタンドにいる人間にとって、いかに安心感と頼もしさを感じさせることか。オレたちは闘うプレーヤーと呼応しながら「チーム」と「ホーム」を作っているのである。

キックオフから先制点までの10数分間は、広島名物のショートパスのお株を奪ったような構成、激しいプレッシングと、ほとんど前節の名古屋戦の勢いを再現したような素晴らしい展開になった。残念ながら先制点から前半にかけては展開が落ち着いてしまったこともあるけれども、清水側のミスが目立ち始め、広島に攻め込まれる場面が多くなった。
またゲーム全般に言えることだろうけれども、レフリー木村のゲームコントロールの拙さも清水のテンポを悪くさせた要因と言えないか。ファウル云々については見解の相違もあるんだろうけれども、あれほど一方的にカードを連発させてしまってはピッチ内のみならず、スタンドの雰囲気も極悪になる。スタンドから怒声が飛び交った時、以前彼がアウスタでレフリングしたときの悪印象が蘇った。勿論清水の若いプレーヤーたちのゲームプラン、コントロールの拙さもあるだろうけれども、あれほど「チャンスを貰った」わりに決めきれない広島相手に、この内容ならば悪くはない(それにしても寿人はともかく、高萩は本当に良くも悪くも嫌らしいプレーヤーだった…)。
オフはいろいろとあったけれども広島のスタメンは昨季とまったく遜色なく、コーチングスタッフを見ても継続は明らかではある(スタメン以外はかなり見劣る気がするが)。正直、この内容で、あの選手層で「このままでいい」という広島がこの先どの程度伸びしろがあるのかと疑問なのだが、しかし清水の場合、このメンバーで、この選手層ならば、アフシンのみならず「未来は明るい」とまた強く思った。
もっと楽に勝てただろうというのはそういうことでもある。

アフシン「ゴールを決めた後のことに関しては、改善していかなければいけません。選手たちは、そこで結果を出さなければいけないとナーバスになったのかもしれませんが、少し後ろに下がってしまい、広島にスペースを与えて、プレーをさせてしまいました。我々の全選手のJ1での出場時間を足しても、他のチームと比べると少なく、経験というのはまだ足りない点だと思います。結果をしっかりと出していくためには、もっと賢くやれるようにしていくこと、早く成長していくことが重要です」
J's GOAL 3月17日付

ただし終了直前に失点してしまったセットプレイ前の選手交代にはちょっと違和感があったのは事実だし、広島が一度蹴ったCKを取り消してまで交代させる必要はなかったと思うんだが…得失点もプラスにしたかったし。

昨年勝てなかった広島にまずは半分借りを返せた。次は同じく柏に借りを返す。
この2戦で1分1敗と、まだ今季勝てていない柏のホームゲームってのが、実に嫌な感じはするんだが、まあ今の新戦力の勢いと調子の良さを考えれば好ゲームが期待できるだろうと思う。
ゴール裏のチケットは用意した。連勝のために全力でコールする。
「アウエイ」も楽しいんだよ。問答無用にゴール裏とピッチがひとつになれるから。

終了後、静岡に戻ってこれまた久しぶりの駅南酒場で呑む。



懐に余裕がまったくないので小一時間程度だったけれども、美味かったですよマグロのしそ揚げ。オススメはされた新メニューの餃子もパンチが効いていて美味かったけど(180円でこれは安い)。
次はボトル入れなきゃなあ…その前に生活再建とアウスタのナイトゲーム問題を片付けなきゃならんけどw

あと「10mぐらいのシュートの精度」

2012-03-14 20:39:54 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
フランサ「(ストロングポイントは)10mぐらいの、ホント、ゴール前でのシュートの精度ですね」
Sの極み 3月14日付)

本当か、それは本当なのか。

新加入、ジミー・フランサ(Jymmy Franca)。27歳、ブラジル人。
スロバキア、ウクライナという海外キャリアは実に判断が難しいところではあるのだけれども、187cm、87kgのサイズは申し分ない。
あとは「10mぐらいのシュートの精度」が本当に発揮されるのならば。
なぜなら名古屋戦を観る限り、ゴトビエスパルスは去年と較べても「10mぐらい」までのゲームは完全にコントロールできていたのだから、それに「10mぐらい」のシュートの精度が加われば、本当に大きなプラスアルファになると思うのだ。

逃げ出してしまったフレディは別格として、オージーのアレックス、オランダ人のカルフィンにまったく不満はない。ゴール前、「10メートル」を除けばむしろ充分に“当たり”ガイジンである(個人的にアレックスは去年のMVP)。
ジミーも“当たり”であって欲しい。

土曜日は、スタメンはともかく、スタベンにはなりそうなので開幕戦は行きたい。

結果より内容か、内容より結果か/第1節 名古屋戦

2012-03-12 09:12:57 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
白崎「チームとしても前半からかなり良いプレーをしていたし、ただチャンスを決めきれなかったという問題だと思うので、やっていることは間違っていないと思いますし、自分もそこに力になれるように、1週間あるのでしっかり調整していきたいと思います」

河井「今日もみんな負けたという感じじゃなくて、しっかり戦えていたと思うし、このサッカーを続けていけば絶対に結果が出ると信じて、監督についていくだけなので。僕もしっかりそれに続いて、来週またしっかりアピールして、試合に出られるように良い準備をしたいです」
(以上、J's GOAL 3月10日付


ある意味完敗ならともかく、「内容はいいが…」という感想だけは書きたくなかったのだが結果的には思いっきりそんな「内容」になってしまった開幕名古屋戦
河井を中心にして縦へのスピード感に溢れていた前半と、枝村と交替で小野が入って遅攻が目立った後半ではゲーム構成は相当変わっていたのだが、概ねゲームを支配していたのは清水だった。勿論全体的にキレのない動きを見せていた名古屋がPKという実にラッキーな先制点を得たことで後ろに重心を移したことで「清水は攻めさせられた」という評価もできるわけだが、名古屋のプレーヤーのコメントを読む限り、それほど名古屋がゲームをコントロールし切れていなかったのは事実だろう(しかし闘莉王の相手へのリスペクトのなさは一体何なんだろう)。
ということで、内容は実にポジティブになれるものだったといえる。何しろ前半、ゲームの中心になっていた河井は今年のニューフェイスである。昨年は思ったような活躍ができなかった二年目のアンカー村松のボール奪取も素晴らしかった。取っても取られなくても不思議ではなかった問題のPKを取られてしまったものの、それ以外は安定したプレーを見せた吉田も、アクティブなプレーを連発したGK林も今年移籍加入したばかりのプレーヤーである。開幕直線に負傷や体調不良が続出してしまったチーム事情があったとはいえ、これだけ新加入で構成されたチームながら戦いぶりはかなり安定していた。
結果を出して欲しいと願っていただけに黒星スタートは残念で仕方がないのだけれども、やはりあの内容ならば今シーズンは期待せずにはいられない。
結果を求めつつ、どうしたって内容も捨て切れないというのは静岡人気質か。

と思っていたら、昨日はサテ組が大学生相手にちょっとあり得ないような大惨敗。何だかなァ…。

ちなみに一方の名古屋は戦術ダニルソン(もしくは戦術闘莉王)とでもいえるようなもので、ほとんど見るべきものはなかったのではないか。それでも結果を出すのがチャンピオンチームとは言えるのだが、あれでは結果が出なければ何も残らない。このゲームでも負傷者が出てしまったようだし、あのままでは、この先苦しくなる可能性は高いと思うのだが…。

ホーム開幕戦は今週土曜日、広島戦。
何とかして静岡に行きたい…。

アフシン「まずサッカーの話を始める前に、エスパルス、そしてエスパルスファミリーを代表して1年前に起こった震災についての話をしたいと思います。ここ1年間で日本人の強さ、そして良い国を再構築つまり復興してきたことを見てきました。日本に住む外国人として、日本のことを誇りに思っています」
J's GOAL 3月10日付

開幕

2012-03-10 09:22:03 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14


と、朝っぱらから怒りモードはこれぐらいにして、今日はいよいよJ1開幕。
スカパーの車内吊りのポスターがあったので撮ってみたら大事なところ(エスパルス)が吊り革で隠れてしまった…。

今日は仕事しながらスカパーで開幕します。

名古屋グランパスVS清水エスパルス
解説:三浦淳寛 
実況:八塚浩
会場:豊田スタジアム
14:50KO
BS245/Ch.605/Ch.308

ベストゲーム

2011-12-25 02:58:47 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
ちなみに名古屋戦と共に今季のベストゲームはタカのカウンターがハマりまくって、エディのキャノンが2発決まったアウエイ浦和戦と、残り15分で完全にスタジアムが発狂状態になったホームセレッソ戦。
特にセレッソ戦、あれは生で観ないとわからないスタジアムの醍醐味。

タカが自費で被災地の少年たちをスタジアムに招待していたのも感動的だった。

「共に戦う」ということ/2011年シーズン終戦

2011-12-25 02:46:57 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
天皇杯準々決勝のセレッソ戦敗退をもって清水エスパルスの2011年シーズンは完全に終了した。
明日より来年1月2日までチームはオフに入る。来年はサウス・チャイナ (香港)、広州富力 (中国)、城南一和(韓国)が参加する「2012 Asian Super Challenge Cup in Hong Kong」に出場するために、例年より早い始動となる(1月23日開幕予定)。
この大会、気になるのは2011年に国内タイトルを獲っているサウス・チャイナ (香港)、城南一和(韓国)というクラブの格と比較して、国内2部リーグのクラブである広州富力と並べられてエスパルスがサウス・チャイナ 、城南一和の噛ませ犬扱いにされるんじゃないかという懸念がないこともない。だが、まあ(再来年以降の)来るべきACLの前哨戦として、価値ある戦いを見せて欲しいものである。

さて。
その前に今年のエスパルスを振り返る。
1年前の今頃は悲壮感漂う中で天皇杯予選を戦っていた。準決勝、エコパでのガンバ戦では健太エスパルス総決算ともいうべき内容で完勝した。そして今年元日の決勝では、ゲーム終了後のゴール裏とプレーヤーとのやり取りを含めて、6年に渡った健太エスパルスは大崩壊し、2011年のエスパルスは何とも凄まじい1年のスタートを切った。
1月後半からアフシンのチームがスタートしたものの、3月の開幕までのエスパルス周辺は岡崎移籍の混乱もあり、まったくゼロからの新チーム始動という、ある種の清々しさよりも、大量離脱の混乱がまだ燻っていたように思う。オレ自身もアフシンと新チームには全面的な期待をしていた一方で、同時にオカとシュツットガルトとロベルト佃のニュースを必死で収集していた。
2月のマリノスとのPSMでは悪くない感触を得たものの、開幕戦は今季大ブレイクを果たした柏レイソルとの対戦で、0-3の完敗を喫してしまう。またしてもゴール裏では怒号が飛び交い、小競り合いが起こった。
第2節、3月12日のホーム開幕の鹿島戦は大変なことになるかもしれないと思った。

ところが<3.11>が起こってしまった。
もうサッカーどころではない。鹿島戦は大幅に延期され、オレ自身もオカとシュツットガルトとロベルト佃のニュースなんてどうでも良くなってしまい(良くないけれども)、その日以降はブログでのニュースまとめを止めてしまった。

震災は不幸なことだったけれども、しかしチームにとってこのブレイクは悪いことばかりではなかった。ただでさえ準備不足だったチームはリーグ再開までに1ヶ月以上の「猶予」を与えられた。その後、夏場の「0-4」3連敗や柏、鹿島、ガンバという上位クラブとの終盤での対戦で3連敗したことを考えれば、震災での中断を経てリーグ再開後からシーズン中盤までの好成績は、最終的には(勝ち点的に)十分なアドバンテージになった。順位は中位に止まったものの、一時は上位を狙える位置にまで順位を上げていたのは確かだ。
5月14日、ホームで神戸相手に1-5という惨敗を喰らった後、スタンドはそれでもアフシンとプレーヤーに拍手を送った。あの瞬間は本当に感動した。スタンドは、このゼロからスタートしたチームと「共に戦う」という姿勢をそこで示したのだと思う。その後、チームは順調に勝ち点を積み重ねていく。

しかし結局、チームはシーズンを通して安定したパフォーマンスを見せたとはいえない。
ポイントとなったのは6月22日、ホームでの川崎戦だったと思う。ほとんど勝ちゲームといった内容ながら、後半の早い時間に10人になった川崎を攻めきれずに逆に終盤に勝ち越しゴールを決められてしまったあのゲームだ。
その後も勝ち点こそ積み重ねるものの、明らかに綿密なスカウティングでワイドに拡がった両サイドが対策されているとしか思えないような、あまりにも危うい辛勝が増える。この時期、健平で勝ったゲームがいかに多かったか。安定しないディフェンスラインと攻め切れないオフェンス、今思えば「0-4」3連敗の伏線はそこにあったのだと思ってしまう。
アフシンはヨンアピン、ユングベリという大駒の補強でチームをテコ入れしたものの、その後の戦いは一進一退という形で決してスタンドを満足させるようなゲームは少なかったと思う。

今シーズンのベストゲームといえば、おそらくサポーターの7、8割方はホームでの名古屋戦ということになるのだろうけれども、あの伸二、フレディ揃い踏みの完璧なアフシンエスパルスを追い求め続けるのは正直現実的ではないだろうと思う。さらに言ってしまえばタカが出場していたら、あのゲームはさらに完璧なものになっただろうけれども、あれはまさに一年に一回のベストゲームというもので、あのクオリティを維持していくためには、どう考えたって伸二、フレディ、タカ以外の若手が成長しなければならない。

2011年は「変わる」ための種を蒔いた。
素晴らしいキャリアを持つベテランもさらに加わった。そして今年の春にスタンドは「共に戦う」意志表示をした。
今日の終戦を迎えてアフシンは言う。
「我々の選手というのは精神的に強くならなければいけないと思います。そしてチームに対する責任というものをもっと持っていかなければいけない。そして勝ちへのウエイトをもっと持たないといけないと思います。それが全てが揃うようでしたら、次のステップに進めると思います」(Sの極み 12月24日付)

2011年をエスパルスは最初から「チャンピオンになるため」の変化の年として位置付けている。そしてその通り、変化はそのまますぐには結果に結びつくとは限らない。今日の結果は残念としかいいようがないけれども、来季も「チームに対する責任を持つ」プレーヤーに、改めてオレも「共に戦う」意思表示をし続けたいと思う。

(追記)
ちなみに今年、またシュツットガルトは新潟期待の若手を強奪していった。脱原発のドイツ人だっていい奴ばかりじゃないのである。もうニュースはまとめないけれども。

11勝12分11敗/第34節 G大阪戦

2011-12-05 17:46:20 | SHIMIZU S-Pulse/清水エスパルス11~14
アフシン「私は日本人から我慢するということを学びました。その意味では、良いレッスンを受けられたと思いますし、そのことに感謝したいと思います。ただ、私はつねに勝つという野望を持ってここまで来ました。だから、このチームでも勝者のメンタリティーや勝つ文化を定着させていくことをやっていきたいと思います。J1にいることで満足するのではなく、中位にいて満足することなく、来年は優勝カップを狙っていけるチームになっていきたいと思います」(J's GOAL 12月3日付


土曜日はリーグ最終節、アウスタでガンバ戦。
柏、鹿島戦同様にゲームの入り方は素晴らしいものだった。可能性は低いとはいえ優勝争いに加え、天皇杯敗退のためにこのゲームが西野朗のラストゲームになるというガンバとのモチベーションの違いを感じさせることもなく、実にアクティブに先制ゴールを奪った。ポストに救われたシーンもあったとはいえ、前半30分まではガンバのゴール裏を黙らせるには十分な戦いぶりを見せていたと思う。結果的にこのゲームのターニングポイントになったアレックスの決定的なシュートも含め追加点のチャンスは幾度もあったし、スタンドも熱気を帯びていた。ガンバは別としても、プレーヤーも、スタンドの観客も何らかのモチベーションからではなく、純粋にゲームとしての面白さに集中できていたと思うのだ。
しかしアレックスのシュートが外れた直後、海人の信じられないような判断ミスによって同点に追いつかれてしまう。エリアを飛び出してしまった以上、なぜカード覚悟でもイ・グノを止められなかったのか理解に苦しむ。
ここからDFの綻びが徐々に大きくなるにつれて、スタンドの雰囲気も目に見えて醒めていった。後半の序盤にも惜しいシーンはあったとはいえ攻撃は単発的で、GK、DF陣を中心にあまりにもつまらないミスが増え、こうなるとそれでも微かにあったはずの清水のモチベーションは急速に萎えていく。3失点目を喰らった後は、まるでゲームにすらならず、4失点、5失点してもおかしくない状況に陥ってしまう。リーグ最終戦のホームゲームだというのに、時間が経つごとにスタンドから人が去っていってしまうのだからお話にならない。ただでさえ微妙なモチベーションで戦っているプレーヤーが自らのモチベーションを萎えさせていく姿を見るのは辛いものである。

このゲームコントロールの稚拙さは、夏に喰らった0-4での3連敗を思い起こさせた。
要するに柏、鹿島、そしてガンバに喰らった終盤の3連敗も問題点は同じことなのだろう。それでもこの強豪相手の3連敗は決して手も足も出ないといった状況ではなく、ある程度までは五分以上の展開に持ち込むことができたという点では成長しているのだろうけれども、プレー以外の要素(レフリング)やつまらないミスの連鎖、集中力の欠如でゲームを壊してしまったという点では五十歩百歩なところがある(それでも柏戦は比較的集中力を切らすことなく最後までファイトしていたのだから、そんな清水をホームで破った柏が優勝するのは当然である)。
ゲームが終わった瞬間、プレーヤー数人がピッチに倒れたのはガンバの方だった。
結局ゲームに賭ける思いや燃焼度の違いは明らかだったと思う。

最高のゲームと最低のゲームを繰り返しながら2011シーズンは終わった。まさにそれはアフシンの言うとおり「我慢」のシーズンだったのだろう。11勝12分11敗という成績はそれに相応しい数字だったと思う。まったく一からのスタートで、何が「できて」、何が「できなかった」のか。それははっきりとした。



それにしてもオリヴェリラの鹿島と西野朗のガンバには勝っておきたかったなァ…。

まあ、今年のオフは去年の清水のように、激動のオフを迎えるクラブは数多い。
来季こそ、オレたちにはアドバンテージがあると思っているんだが。
そういう意味では、天皇杯は本当に大事なのである。17日の天皇杯千葉戦は、2011年シーズンのラストではなく、2012年シーズンの始まりにしてもらいたいものである。もちろん千葉戦はゴール裏で、全力でコールする。