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徒然地獄編集日記OVER DRIVE

起こることはすべて起こる。/ただし、かならずしも発生順に起こるとは限らない。(ダグラス・アダムス『ほとんど無害』)

絵画展

2011-09-06 04:53:02 | Music


石塚俊明+長田拓馬絵画展
8月31日(水)~9月22日(木)
平日18時~翌5時/土日祝15時~翌5時
新宿ゴールデン街 BAR都藍(つらん)
(新宿区歌舞伎町1-1-9一番街通り)

インフォメーションを送っていただいた。
先週から始まっているトシさんとBAR都藍マスター長田拓馬さんの絵画展。
経緯は長田さんのブログで何となく把握した(予想通り)。初日には呑まないはずのPANTAさんも店にやって来たという。
ふむ、残念ながら都藍を訪れたことはないんだが、これは絵画を観に来て呑めというインフォメーションなのだろうか。
たぶん、そうなんだろう。
頑張ろっと。

更地から/SION-YAON 2011

2011-08-30 06:44:32 | Music


土曜日は続いて野音でSION-YAON 2011。

SIONという人は25年以上のキャリアがありながら驚くほどコンスタントにアルバムをリリースし続ける多作な人で、息を吐くように曲を書く(勿論そんなに簡単には書いていないだろうけれども比喩です)。
この日も宅録アルバム第4弾の「Naked Tracks 4~同じ空の下、違う屋根の下で~」が会場で先行発売された。売店が長蛇の列すぎて萎えちゃったので買えなかったけれども。
そのSIONが3.11の後はしばらく書けなかったという。息を吐くように曲を書いてきたSIONが、である。無責任に考えてしまえばパフォーマーやアーティストこそ、こんなときこそ創作できるものじゃないかと思ってしまうけれども、SIONは立ち止まった。以前も書いているけれども、当初はその姿勢を疑問に思ったものだけれども、今ならわかる。
伝え聞くフジロックでのパフォーマンスもそうだったのだろうけれども、この日の野音も3.11後を色濃く受けたステージになった。
特に同世代の被災者を思いながら書いたという「タイトルなし」以降の選曲は、ことごとく震災をイメージさせるように聴こえた。今、日本人の多くはマイナス、もしくはプラマイゼロの現実に生きている。そしてSIONはそんな世界を歌い続けてきた。すぐ近くに東電の鉄塔の灯りが見える野音でこれが響かないわけがないのである。
野音では懐かしい人に再会した。オレも彼もそうだけれどもまた一から、更地から始めるってのはしんどいことだよ。でも、それは何でもありでいいってことでもあるんだよね。現在、都心からはちょっと離れた土地に住んでいる彼とは、今年中に絶対に呑みに行こうと約束して別れた。

それにしても、そもそも多作な上にニューアルバムリリースということでついに今回は「俺の声」「新宿の片隅で」はなかった。新作から数曲に加えて、オーラスの「砂の城」「このままが」の流れは鉄板としても(あと近年で言えば本編ラストの「マイナスを脱ぎ捨てる」も…か)、所謂代表曲が多すぎて選曲は実に悩ましい。
SIONは多作な上に、名曲メーカーだからなァ…。

<SION-YAON 2011>
01.夜しか泳げない
02.お前がいる
03.彼女少々疲れ気味
04.しろながすくじら
05.通報されるくらいに
06.どけ、終わりの足音なら
07.石塊のプライド
08.鬼は外
09.Slide
10.タイトルなし
11.同じ空の下、違う屋根の下で
12.からっぽのZEROから
13.一瞬
14.ハード・レイン
15.ちょっとでいいんだ
16.Hallelujah
17.マイナスを脱ぎ捨てる
●ENC1
01.忘れられない人のひとりくらい
02.お前の空まで曇らせてたまるか
03.燦燦と
●ENC2
01.バラ色の夢に浸る
02.そして あ・り・が・と・う
03.砂の城
03.このままが

アザラシ

2011-08-17 00:53:15 | Music



昨日のミチロウは素晴らしかった。ミチロウ熱再燃中。
ただし、だから「来年も…」ってのはまだ早いと思う。
FUKUSHIMA!は所謂<フェス>ではないのだし、状況はあまりにも流動的過ぎるわけで。

幸福はわからないけれども、怒りと憤りは共有できる。
それはとても不幸なことだとは思うけれども。