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銀河後悔日誌、つぶやき

2017年10月22日より新発足しました。よろしくおねがいします。

さよならの秋

2008-09-28 19:56:32 | 大相撲観測日誌
 平成二十年九月(秋)場所(於・両国国技館)は、千秋楽。

 昨日、自ら「割り」(取組)を外れた、もと関脇玉春日が引退。わたしは24年と82ヶ月生きているが、ただ一人直接言葉を交わし、握手をして頂いた力士であった。年寄「楯山」を襲名した。今後のご活躍を願って止まない。
 その一方で、これまでの楯山親方(もと関脇巨砲)が退職。また、15代関ノ戸親方(もと幕内金開山)は12代稲川に名跡変更(他の年寄代数については、現在精査中)。


  日本相撲協会「本場所情報」

  銀河大角力協会


 各段の優勝者と、幕下以上の状況。

・序ノ口
◎7戦全勝
 荒闘司(東36)

・序二段
◎7戦全勝
 荒獅子(東81)

・三段目
 十枚目のあとに決定戦。同部屋亀井・山下の決戦は、1場所先輩の大きい山下が勝った。
◎7戦全勝
 山下(西81)


・幕下
 双大竜(東48)が6勝目。
 渋谷(西24)も、もと幕内錦のを破って6勝目。

 幕下上位の取組は14時ごろから。北海道ではGTVの中継が16時からなので、ネット配信で視聴してみる。
 華王錦(東15)が5番。
 玉飛鳥(東4)は6勝目で、関取復帰は間違いない。琴禮(東8)は遠いか?
 片山(西5)は敗れて4勝止まり、境澤(西3)は5勝目。

◎7戦全勝
 四ツ車(西13)


・十枚目(十両)
 ヴェテラン皇司9勝目。十枚目尻の若天狼は8勝止まり。
 急に休場者が出たので、東幕下筆頭で勝ち越している若荒雄が山本山と当たり、5勝3敗とした。これで敗れていれば4勝4敗での十枚目昇進と言う珍記録だったが…(八番相撲では、勝ちはそのまま活かし、負けは番附編成上カットする)。
 西幕下2枚目という絶好の位置だった星風だが、最終的には1勝に終わった。
 土佐豊が保志光を破り、11勝目。まだ決定戦の可能性が残る。
 安壮富士に敗れ、旭南海負け越し。
 若麒麟を破り、阿覧が12勝目。優勝決定とともに、新入幕も間違いない。

 協会ご挨拶。千秋楽は特に変わった言葉はないが、無事に千秋楽を迎えて良かった…。

 優勝決定で気が抜けたわけではないが、霜鳳に敗れて光龍は10勝5敗で終了。霜鳳勝ち越し。
 今日も北桜は頑張ったが、白馬に及ばず2勝13敗の豪快な星で終わった。
 武州山は千秋楽も勝ち、10勝で新入幕には十二分。

◎12勝3敗
 阿覧(西6)


・幕内
 五分同士その1、豊桜(西十枚目4)が勝ち越し。木村山は今場所も勝ち越しならず。
 その2、黒海が勝ち越し、新入幕北太樹は今日も変化が不発で負け越し。
 千代白鵬を破り、土佐ノ海(東十枚目2)勝ち越し。
 春日錦(西十枚目3)は9勝目、幕内復帰は? 玉乃島は負け越した。
 出島が9勝目、嘉風は叩きに屈して負け越し。
 普天王は11勝目、でも三賞はもらえず。春日王は2勝13敗で終わり。
 玉鷲を破り、栃ノ心勝ち越し。
 若の里9勝目、高見盛は9敗で後がなくなって来た?
 豪風9勝目、北勝力は突きが通じず8勝止まり。
 敢闘賞受賞の豪栄道、垣添に敗れて飾れず。ともに10勝5敗。

 将司を破り、6勝で終えた稀勢の里。先々場所は小結で10勝したのに…。
 時天空に寄り切られ、琴奨菊は6勝止まり。
 小結朝赤龍は4勝11敗で終了。栃煌山は6勝といまいち。
 勝てば関脇、負ければ平幕の把瑠都。鶴竜は勝ち越せば三役も狙えるが、把瑠都に敗退…と思ったら、取り直し。また敗れ…と思ったら、手付き不十分でやり直し。今度は鶴竜…かと思いきや、持ち上げられて敗退。把瑠都が“1日3勝”で勝ち越した。
 豊ノ島は7勝すれば小結に残れそうだが、旭天鵬に敗れて6勝止まり。
 殊勲賞の安馬。三賞よりも優勝・大関を狙いたいが、まずは一日一番。豊響を落ち着いて下し、12勝目。来場所好成績では…?

 安美錦に横から攻められ、魁皇は9勝6敗。安美錦は勝ち越し。
 五分の琴欧洲、千代大海を下して勝ち越し。大海も9勝止まり。

 優勝は決まっているが、気を抜けない両者。琴光喜の気迫も、今場所も白鵬には通じず。熱戦の末、白鵬が14勝目。表彰式でのインタビューも、すっかり横綱然でありました。

◎幕内最高優勝(14勝1敗)
 白鵬(横綱、2場所連続8回目)
☆殊勲賞
 安馬(関脇、20年1月以来4回目)
☆敢闘賞
 豪栄道(前5、19年9月以来2回目)
☆技能賞
 該当者なし(19年9月以来53回目)
☆雷電賞(関脇以下の最優秀成績者を勝手に表彰)
 安馬(2場所連続2回目)


 幕内から十枚目に落ちそうなのは、豊真将(西2で全休)・岩木山(東7で1勝)・玉鷲(東15で4勝)・春日王(西15で2勝)の4人(欠員2人を加えて昇進枠は6)。十枚目から幕内へ上がりそうなのは、武州山(東筆頭で10勝)・土佐ノ海(東2で8勝)・春日錦(西3で9勝)・光龍(東5で10勝)・阿覧(西6で12勝)の5人。豊真将は残留か?
 十枚目から幕下へ落ちそうなのは、霧の若(東13で3勝)・安壮富士(東14で7勝)の2人(欠員3人と玉春日が引退したので昇進枠は6)。幕下から十枚目へ上がりそうなのは、若荒雄(東筆頭で5勝3敗=勝越2扱い)・翔天狼(西筆頭で4勝)・境澤(西3で5勝)・玉飛鳥(東4で6勝)・四ツ車(西13で7勝=上位15枚目以内で全勝者は優先して十枚目昇進の内規による)の5人。十枚目尻の安壮富士を残すか、西幕下4の森を上げるかの争い?


 今場所もありがとうございました。

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