せいぜい気を付けてください

　間もなく本日誌も開設3周年。たまには“社会派”ブログを目指してみる。

　昨日の21時半、福田総理大臣は「緊急記者会見」を行なって、辞意を表明した。21時過ぎのニュースでは、半から総理が会見するが、「国会対応について」というだけで、詳しい内容は分からない。そもそも、夜に行なう会見なんて、何ごともないわけもない。

　12日からは臨時国会が予定されていたが、それは、当然ながら開会されないと思われる。まずは、自由民主党の総裁を辞任するため、総裁選挙が行なわれる。10日に告示され、22日が投開票予定。その後、内閣総辞職を行ない、臨時国会で内閣総理大臣の指名選挙を行なう。衆議院では、自由民主党の新総裁が指名される見込みで、参議院では、多数を占める民主党の小沢代表が指名される見込み。両院の議決が異なるので両院協議会が開かれるが、各院の勢力に応じた議員で協議されるので、これまで成案が得られた例はない。この場合は憲法の規定によって衆議院の議決が国会の議決となり、再度本会議を開いて決定される。指名された総理候補者は組閣を行ない、天皇の親任（総理大臣）・認証（国務大臣）を受け、その後親任された総理大臣より各担当の辞令を受け、正式に内閣が発足する。

　今後は上記のような日程が考えれられるため、福田現内閣の任期は、安倍前内閣と同様の約1年となろう。


　昨日は、ちょうど民主党の代表選挙に、小沢代表が出馬表明をしたばかり。無投票が濃厚だが、それに合わせて（？）の退陣表明。そして、記者会見では、民主党への恨み節ばかり。

　まあ、しょうがないんじゃないですか？


　…なんてことを長々書こうと思っていたが、またもや厄介な問題が出てきた。

　力士会で全関取（幕内41人・十両28人＝幕内に欠員1人）を対象に抜き打ちの尿検査（大麻や覚醒剤）を行なったところ、怪しい力士が2名いたので精密検査を実施。露鵬と白露山のロシア兄弟から、陽性反応が出たというのだ。

　露鵬は大鵬さんの弟子で、後を継いだ大嶽（もと関脇・貴闘力）部屋の力士。白露山は露鵬の弟で、もと大関・北天佑の二十山部屋に入門し、師匠が急死したあと、現在は北の湖（もと横綱）理事長が預かっている。この部屋には、ロシア人力士第1号の大露羅[おおろら]がいるが、下位に留まっている大露羅に対し、兄弟はあっという間に十両・幕内へ上がった。

　露鵬は小結も務めたことがあるが、一昨年、カメラマンを殴って3日間の出場停止処分（当時は出場停止の規定がないので、超法規的措置として）を受けている。即ち、不名誉な出場停止第1号でもある。


　もう番附は出ており、初日まで後10日余りである。今はまだ何とも言えないが、一体どうなるのだろう…。