平成19年5月場所十四日目。
「全取組」を観てから明日更新にする…予定であったが、仕事が忙しくもなく、16時前に帰ってきてしまった。
ということで、今日は“観たあと記”である。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
幕下以下各段の優勝決定の状況。☆は未決定、◎は優勝決定を示す。
・序ノ口
◎全勝
寺下(西11)
・序二段
明日決定戦。
☆全勝
山本山(東61)・李(西94)
・三段目
明日決定戦。
☆全勝
蒼国来(東筆頭)・大鷹浪(西57)
・幕下
優勝は昨日決定。
もと十枚目の古市(西32)5勝目。
八木ケ谷(東29)も5番。
下田(西24)も5番。もと幕内鳥羽の山(東18)は4勝止まり。
栃の山(東9)負け越し。
◎全勝
若麒麟(西3)
・十枚目
こちらも優勝は昨日決定。幕下以下と違って、千秋楽まで相撲は取る。
西幕下筆頭の保志光が旭南海(西14)を破って勝ち越し。十枚目は確実。南海は五分、明日は大一番。
西幕下4枚目の琴春日は光法(東12)に敗れて5勝2敗で終了。光法は5勝9敗としたが、残留は難しい。
東幕下3枚目北太樹は5勝目。武州山(西12)は9敗、こちらは陥落止む無し。
安壮富士が千代白鵬(東14)を破り、ともに五分。千代白も苦しくなった。
猛虎浪(西13)勝ち越し、光龍負け越し。
玉力道勝ち越し、豊桜負け越し。
豊響9勝、展開によっては入幕も!? 隆乃若(東9)は4勝10敗。現時点で十枚目尻あたりに降下。明日敗れれば、幕下の好成績者次第によって…。
把瑠都は今日もバルト相撲、13勝。一気の入幕は確実。
白馬負け越し、土佐ノ海五分。
◎1敗
把瑠都(西11)
中入りの時間は、平成以降の“横綱を決めた一番”が流れた。旭富士・曙・貴乃花・若乃花・武蔵丸・朝青龍が、ある意味「乗りに乗っていた時期」の一番である。
わたしは「北尾」から観ているわけだが、歴史を感じさせますねえ…。
・幕内
岩木山(西15)は白露山を破って6勝8敗。幕内残留に王手!?
好調さには運もある。北勝力が逆転、普天王とともに9勝5敗。
寶智山(西14)も6勝目。玉春日(東12)は10敗目。普通なら陥落の星だが、あるいは…?
里山は惜しくも負け越し。来場所頑張りましょう。
皇司は4連勝、終盤だけなら“全勝”。潮丸(東15)は9敗目、さて?
横綱の優勝がなくなり、ここは落とせない朝赤龍。露鵬を倒して12勝目。これで白鵬は自力で決めるしかなくなった。
龍皇が高見盛を倒して10番。意外、と言っては失礼だが、予想外でした。しかし、優勝旗手は光法に務めていただきたい…が、さて?
出島は安美錦に敗れ、3敗。圏外。
今日の豊真将は惨敗。若の里は9勝目。
鶴竜が出るところを時天空余裕で残し、勝ち越し。鶴竜は負け越し。
栃煌山が攻勢、豊ノ島を倒す。
琴奨菊の寄りに、稀勢の里は下がるのみ。奨菊は五分。
安馬も豪風を寄り切って、ともに五分。
7年前モンゴルからやって来て、どこの部屋にも取ってもらえず、帰国する前日に先代宮城野親方に拾われた、15歳の少年。入門から3年で幕に上がり、新入幕ながら12勝3敗の好成績を残し、優勝同点の北勝力(前1)を破る殊勲を上げた。その直後、師匠が“知らないおっちゃん”に交代する珍妙な事件があったが、ともかく、好成績は続いた。新大関で優勝し、翌場所は優勝した横綱を破る準優勝。しかし横綱昇進は成らなかった。一時精彩を欠いたものの、先場所2度目の優勝。今場所は、去年とは逆に横綱が勝手に星を落として自らが先頭を走る展開。もう崩れることはない。この相撲に勝てば、白き鵬が白き綱を掴む。
…と、こう書いて負けたら恥ずかしいことこの上ないが、放送でも似たようなことを言っている。まるで白鵬の勝利が決まっているかのようだ。
千代大海の突き、今場所はよく出ている。しかし白鵬は落ち着いている。まるで朝青龍が乗り移ったかのような場面もあった(笑)が、最後は“横綱相撲”で白き星を得た。
忘れがちだが、先場所は10勝している琴光喜。魁皇をあっけなく破り、まずは11勝。あと16日で12勝程度すれば、まずは話題に上る。そういう気配は感じないのだが…?!
琴欧洲の上手投げに、あっさり崩れたのは昨日と同じ。朝青龍はどこへ行く?
◎全勝
白鵬(大関)
白鵬は2場所連続3回目の優勝。
朝青龍は連敗しているが、土をつけた安美錦に殊勲賞はあげたい。朝赤龍の敢闘賞はどうか? 龍皇も11勝なら検討すべき。 琴光喜、久しぶりに一つくらいあげるべき…かも。
「全取組」を観てから明日更新にする…予定であったが、仕事が忙しくもなく、16時前に帰ってきてしまった。
ということで、今日は“観たあと記”である。
日本相撲協会「本場所情報」
銀河大角力協会
幕下以下各段の優勝決定の状況。☆は未決定、◎は優勝決定を示す。
・序ノ口
◎全勝
寺下(西11)
・序二段
明日決定戦。
☆全勝
山本山(東61)・李(西94)
・三段目
明日決定戦。
☆全勝
蒼国来(東筆頭)・大鷹浪(西57)
・幕下
優勝は昨日決定。
もと十枚目の古市(西32)5勝目。
八木ケ谷(東29)も5番。
下田(西24)も5番。もと幕内鳥羽の山(東18)は4勝止まり。
栃の山(東9)負け越し。
◎全勝
若麒麟(西3)
・十枚目
こちらも優勝は昨日決定。幕下以下と違って、千秋楽まで相撲は取る。
西幕下筆頭の保志光が旭南海(西14)を破って勝ち越し。十枚目は確実。南海は五分、明日は大一番。
西幕下4枚目の琴春日は光法(東12)に敗れて5勝2敗で終了。光法は5勝9敗としたが、残留は難しい。
東幕下3枚目北太樹は5勝目。武州山(西12)は9敗、こちらは陥落止む無し。
安壮富士が千代白鵬(東14)を破り、ともに五分。千代白も苦しくなった。
猛虎浪(西13)勝ち越し、光龍負け越し。
玉力道勝ち越し、豊桜負け越し。
豊響9勝、展開によっては入幕も!? 隆乃若(東9)は4勝10敗。現時点で十枚目尻あたりに降下。明日敗れれば、幕下の好成績者次第によって…。
把瑠都は今日もバルト相撲、13勝。一気の入幕は確実。
白馬負け越し、土佐ノ海五分。
◎1敗
把瑠都(西11)
中入りの時間は、平成以降の“横綱を決めた一番”が流れた。旭富士・曙・貴乃花・若乃花・武蔵丸・朝青龍が、ある意味「乗りに乗っていた時期」の一番である。
わたしは「北尾」から観ているわけだが、歴史を感じさせますねえ…。
・幕内
岩木山(西15)は白露山を破って6勝8敗。幕内残留に王手!?
好調さには運もある。北勝力が逆転、普天王とともに9勝5敗。
寶智山(西14)も6勝目。玉春日(東12)は10敗目。普通なら陥落の星だが、あるいは…?
里山は惜しくも負け越し。来場所頑張りましょう。
皇司は4連勝、終盤だけなら“全勝”。潮丸(東15)は9敗目、さて?
横綱の優勝がなくなり、ここは落とせない朝赤龍。露鵬を倒して12勝目。これで白鵬は自力で決めるしかなくなった。
龍皇が高見盛を倒して10番。意外、と言っては失礼だが、予想外でした。しかし、優勝旗手は光法に務めていただきたい…が、さて?
出島は安美錦に敗れ、3敗。圏外。
今日の豊真将は惨敗。若の里は9勝目。
鶴竜が出るところを時天空余裕で残し、勝ち越し。鶴竜は負け越し。
栃煌山が攻勢、豊ノ島を倒す。
琴奨菊の寄りに、稀勢の里は下がるのみ。奨菊は五分。
安馬も豪風を寄り切って、ともに五分。
7年前モンゴルからやって来て、どこの部屋にも取ってもらえず、帰国する前日に先代宮城野親方に拾われた、15歳の少年。入門から3年で幕に上がり、新入幕ながら12勝3敗の好成績を残し、優勝同点の北勝力(前1)を破る殊勲を上げた。その直後、師匠が“知らないおっちゃん”に交代する珍妙な事件があったが、ともかく、好成績は続いた。新大関で優勝し、翌場所は優勝した横綱を破る準優勝。しかし横綱昇進は成らなかった。一時精彩を欠いたものの、先場所2度目の優勝。今場所は、去年とは逆に横綱が勝手に星を落として自らが先頭を走る展開。もう崩れることはない。この相撲に勝てば、白き鵬が白き綱を掴む。
…と、こう書いて負けたら恥ずかしいことこの上ないが、放送でも似たようなことを言っている。まるで白鵬の勝利が決まっているかのようだ。
千代大海の突き、今場所はよく出ている。しかし白鵬は落ち着いている。まるで朝青龍が乗り移ったかのような場面もあった(笑)が、最後は“横綱相撲”で白き星を得た。
忘れがちだが、先場所は10勝している琴光喜。魁皇をあっけなく破り、まずは11勝。あと16日で12勝程度すれば、まずは話題に上る。そういう気配は感じないのだが…?!
琴欧洲の上手投げに、あっさり崩れたのは昨日と同じ。朝青龍はどこへ行く?
◎全勝
白鵬(大関)
白鵬は2場所連続3回目の優勝。
朝青龍は連敗しているが、土をつけた安美錦に殊勲賞はあげたい。朝赤龍の敢闘賞はどうか? 龍皇も11勝なら検討すべき。 琴光喜、久しぶりに一つくらいあげるべき…かも。
