木燃人の波止場

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1386 花の名前(2)先頭の文字

2015-08-07 08:00:00 | 花一般

  花には複数の名前が付いている。 これを我が「花写真鑑」に登録済の1161種につき、最大4個の名前を調べたら、合計2223個の名前が集まった。 さらにこれをアイウエオ順に並べ替えて見ると、面白い事がいくつか分かってきた。

 その中で、今回は花の名前の先頭の文字には、ある偏りが見られるので、ここに着目してみたいと思う。 つまり、花の名前の頭によくつく文字を調べてみたのである。 多い順に並べて見ると・・・・。

 

① 「ハナ(花)・・・・」   40点

予想通りではあるが、「ハナ」が付くものが最も多かった。 付け方は・・・

植物以外のものを連想する形を持ってる場合、 

 「ハナイカダ」「ハナカンザシ」「ハナグルマ」「ハナタバコ」「ハナヤスリ」・・・など

元は同じ名前であるがそれを区別したい場合、花が美しく、花を協調する場合  

 「ハナショウブ」「ハナダイコン」「ハナモモ」「ハナニラ」「ハナニガナ」「ハナトラノオ」「ハナセキショウ」・・・など

上記と殆ど同じであるが、同属で少し異なる場合

 「ハナカタバミ」「ハナウド」・・・など

 「ハナ」に対するのが「クサ(草)・・・」としたら、 「クサノオウ」「クサフヨウ」「クサマキ」など10点あり。

  写真は「ハナイカダ(花筏)」   E15309

 

 

② 「コ(小)・・・・」   27点

 比較の上において、小さい方を指す意味で付けたと思われる。当然のことながら「コブシ(辛夷)」や「コモチマンネングサ(子持万年草)」は含まない。 

 「コアジサイ」「コイブキアザミ」「コオニユリ」「コゴメバナ」「コスミレ」「コセンダングサ」「コデマリ」「コナスビ」・・・などなど。

 これに対し「オオ(大)・・・」と付くのは「オオベンケイソウ」「オオヒエンソウ」「オオデマリ」「オオツルボ」「オオシロソケイ」など19点あり。「ダイ(タイ)(大)・・・」と付くものは、「ダイモンジソウ」など4点であった。

  写真は「コアジサイ(小紫陽花)」   DSC_1597

 

 

③ 「ヤマ(山)・・・」   22点

 「ヤマアジサイ」「ヤマアララギ」「ヤマエンゴサク」「ヤマグワ」「ヤマザクラ」「ヤマジサ」「ヤマシャクャク」「ヤマハハコ」・・・など

 原野、山の奥地や高山に自生するものに着いたものと思われるが、このほかに、似た意味で付く「イワ(岩)・・・」が、「イワカガミ」「イワギキョウ」など16点、野原を感じさせる意味では「ノ(野)・・・」がつくものが、「ノボタン」「ノボロギク」など12点あり。

 さらには、山深さを伺わせる意味で「ミヤマ(深山)・・・」と付くものが、「ミヤマカタバミ」「ミヤマキンバイ」など9点、また、「ヤブ(藪)・・・」とつくものが、「ヤブエビネ」「ヤブツバキ」など8点あった。

  写真は「ヤマアララギ(山蘭)」またの名を「コブシ」   D66964

 

  

④ 「キン(金)・・・・」  21点  

 「キンカン」「キンギョソウ」「キンギンボク」「キングサリ」「キンジソウ」「キンシバイ」「キントラノオ」「キンポウゲ」・・・など 

 メダルの色では、この他に「ギン(銀)・・・」は「ギンバイカ」や「ギンバイソウ」など4点しかなく、「ドウ(銅・・・)」に至っては1点もなかった。 オリンピックもこうありたいものだ(?)。

 また、「ゴールデン(ゴールド)・・・」が「ゴールデンクラッカー」「ゴールデンミモザ」「ゴールドコイン」など5点あった。

 「コガネ(黄金)・・・」と付く物が「コガネギク」「コガネバナ」など8点あり、 「カネ(金)・・・」は「カネノナルキ」など2点あり。

 写真は「キングサリ(金鎖)」   D84270

 

 

⑤ 「ベニ(紅)・・・・」   21点

 「ベニウツギ」「ベニカノコソウ」「ベニコブシ」「ベニチョウジ」「ベニツルギ」「ベニドウダン」「ベニバスモモ」「ベニラン」・・・など

 なお、「紅」と同じ意味で付くのは「アカ(赤)・・・」であるが、「アカクローバー」「アカヤシオ」など「16点あり。「レッド・・・」は「レッドバレリア」のみ。 「ピンク・・・」は1点のみ。「モモ・・・」はなし。

 また、色では「シラ(シロ)(白)・・・」が「シライトソウ」「シロタエギク」などで14点、「ハク(白)・・・」は、「ハクモクレン」「ハクロニシキ」など6点あり、「ホワイト・・・」は「ホワイトキャンドル」など2点。

 「ムラサキ(紫)・・・」が「ムラサキウンラン」「ムラサキケマン」など12点、紫の別の読み方で「シ(紫)・・・」が「シラン」「シモクレン」など7点。

 黄色系では「キ(黄)・・・」が「キエビネ」「キソケイ」などで11点、「オウ(黄)・・・」が「オウバイ」「オウレン」などで7点、「イエロー・・・」が「イエローエンジェル」「イエローボタン」などで4点あった。

 「アオ(青)・・・」が「アオキ」「アオバナ」など「6点、「ブルー・・・」も「ブルースター」「ブルーデージ」など6点、

 赤と白の旗で戦った源平合戦にちなんでついた「ゲンペイ(源平)・・・」は、「ゲンペイシダレ」「ゲンペイゲンペイコギク」など6点あり。

 このほか、「トキワ(常盤)・・・」が「トコワマンサク」など6点、「ニシキ(錦)・・・」が「ニシキシソ」等4点、などと花の色で付ける名前がかなり多い。

 写真は「ベニウツギ(紅空木)」    D85524

 

 

⑥ 「アメリカ・・・」   16点

 「アメリカアジサイ」「アメリカイワナンテン」「アメリカコマクサ」「アメリカシャクナゲ」「アメリカズイナ」「アメリカシャガ」・・・・などなど

 これに対し「ヨーロッパ・・・」はなく、「セイヨウ(西洋)・・・」と付くものが、「セイヨウイボタ」「セイヨウオダマキ」「セイヨウジュウニヒトエ」「セイヨウフウチョウソウ」などで15点ありほぼ対等!。

 ヨーロッパとしては「オランダ・・・」は「オランダツツジ」「オランダナデシコ」「オランダミミナグサ」など7点。「ドイツ・・・」は2点、「フランス・・・」は1点あった。

 東南アジアないしは中国を意味する「トウ(唐)・・・」は、「トウガラシ」「トウショウブ」「トウバイ」などで8点。 さらには「ウンナン・・・」が「ウンナンオウバイ」「ウンナンショウマ」など3点あった。

 「アフリカ・・・」は「アフリカキンセンカ」「アフリカセンボンヤリ」など6点、カリフォルニア・・・」が「カリフォルニアデージ」など3点。 「メキシコ・・・」が3点など。

 あとは、「タイワン・・・」「タヒチ・・・」「アンデス・・・」などが各2点ずつあった。 これを見ると如何にに外国から多くの花が入ったかが分ると言うもの。

 国内の地名では、「「イブキ(伊吹)・・・」が3点、「エゾ(蝦夷)・・・」が3点、「エド(江戸)・・・」が2点、「タテヤマ(立山)・・・」が2点、「エヒメ(愛媛)・・・」と「コモノ(菰野)・・・」が各1点など以外に少ない事が分かった。

  写真は「アメリカシャガ(アメリカ射干)」   D78455

 

 

⑦ 「シュッコン(宿根)・・・」  10点

 その他の部類が数の関係で先に掲載となったが、多年草(宿根草)であるが、「シュッコンアスター」「シュッコンアマ」「「シュッコンコスモス」など。

 また、咲く時期の違う種に着けた、「ハル(春)・・・」は、「ハルウコン」「ハルコガネバナ」、変わり種は「ハルオコシ」、梅の別名の「ハルツゲグサ」など8点、「アキ(秋)・・・」は「アキノキリンソウ」「アキボタン」など6点あり。他に「ナツ(夏)・・・」も「フユ(冬)・・・」も若干あり。

 花の形態からは、「ツル(蔓)・・・」は、「ツルニチニチソウ」「ツルハナシノブ」「ツルハナナス」など6点あり。 「ニオイ(匂い)・・・」をここに書けば、「ニオイロウバイ」など以外に多く10点あった。

 また、日本人である以上書かねばならないと思ったのは「サクラ(桜)・・・」であるが、意外に少なく、「サクラアオイ」「サクラカゲツ」「サクラソウ」など7点であった。なお、他に「セキドウザクラ」「アッツザクラ」など後に付くものがあることを忘れてはならない。

 桜に対する「ウメ(梅)・・・」または「バイ(梅)・・・」は「ウメバチソウ」「バイカオウレン」など合わせて9点あった。

 また、「オニ(鬼)・・・」と付くものは「オニユズ」など6点あった。

  写真は「シュッコンコスモス」    E01130

 

⑧ 「イヌ(犬)・・・」 6点、 「ネコ(猫)・・・」 5点

 反主流派の代名詞「イヌ」は「イヌカラシ」「イヌサフラン」「イヌコリヤナギ」など。 「ネコ」は「ネコヤナギ」ネコノヒゲ」などで反主流派ではない。

 次は架空の怪獣「ショウジョウ(猩々)・・・」は、「ショウジョウバカマ」「ショウジョウソウ」など4点、あとは、「ウサギ(兎)・・・」は「ウサギカクシ」「ウサギギク」などで3点。「サル(猿)・・・」は「サルタノキ」など3点であった。

 他には、「ホタル(蛍)・・・」が2点、そして、「ウシ(牛)・・・」「ウマ(馬)・・・」「タヌキ・・・」「ヘビ・・・」「マムシ・・・」「ペリカン・・・」が各1点であった。 他に「ムシ(虫)・・・」何点かあることも忘れない。

 写真は「 イヌコリヤナギ(犬行李柳)」   E32110

 

 

詳しく見て行くと、他にも面白い事がいろいろ出てくるが、今回はひとまずこれにて終了とす。 

 

 

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