木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1387 花の名前(3)紛らわしい名前

2015-08-08 08:00:00 | 花一般

  花は複数の名前を持っている。 これを我が「花写真鑑」に登録済の1161種につき、最大4個の名前を調べたら、合計2223個の名前が集まった。 さらにこれをアイウエオ順に並べ替えて見ると、面白い事がいくつか分かってきた。

 2223個の花の名前をアイウエオ順に並べ替えをひとつずつ行っていると、似たような名前が並ぶことに気が付いたので改めて調べた。 そこで、今回は花の名前が、ほんの一部の違いで花が変わる”紛らわしい”名前を挙げて若干の解説を試みた。

 

① 「ハゴロモソウ(羽衣草)」と「ハゴロモグサ(羽衣草)」

 この両者は、漢字で書くと同じなのに、読み方でまったく違う花になるのである。 日本語が難しいと言う原因のひとつかも知れないが、外人さんならずとも、何とも紛らわしい事であると思う。

 ヨーロッパ生まれの花が、入った時に「レディースマントル」の意訳としてつけられたそうだあるが、「ノコギリソウ」にとっては”大変迷惑なこと”ではなかろうか?。

「ハゴロモソウ(羽衣草)」 別名「ノコギリソウ」     E02478

 

 

「ハゴロモグサ(羽衣草)」 別名「レディースマントル」  E32884

 

 

② 「ヒョウタンボク(瓢箪木)」と「ヒョウタンノキ(瓢箪の木)」

 これも上と同じく漢字の読み方で、”縁もゆかりもない”植物とが、並べられることになっている。 「ヒョウタンボク」は我が国の原産であり、古くからあるので、「ヒョウタンノキ」が後から入って来て”無理矢理”付けられた名前ではなかろうか?。 

「ヒョウタンボク(瓢箪木)」 別名「キンギンボク(金銀木)」 E14125

 

 

「ヒョウタンノキ(瓢箪の木)」 別名「フクベノキ(瓢の木)」 E08909

 

 

③ 「キンバイソウ(金梅草)」と「ギンバイソウ(銀盃草)」

 今度は少し趣が異なるが、カナ読みで濁点があるかないかでまったく異なる花になるという例である。 花の名前は漢字で書くと”当て字”が多くまた見たこともない字であったり、パソコンに無い漢字の場合もあるので、「カタカナ」で書くことが多いので、これでは非常に紛らわしいと思う。 

 よって、この場合は漢字も難しくないから、併記すべきかも知れない。 また、「ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)」は、「草」と「花」の違いで別の花になる。 これらをきちんと記憶するのは、ボケが始まった頭ではなかなか簡単ではない!。

「キンバイソウ(金梅草)」      E29009

 

 

「ギンバイソウ(銀盃草)」 別名「ニーレンベルギア」  E01071

 

 

「ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)」 別名「マートル」  DSC_7003

 

 

④ 「キンロバイ(金露梅)」と「キンロウバイ(金縷梅)」

 漢字で書けば問題ないが、カナで書くことが多い花の名前では、”ついうっかり”の起こりやすい名前たちである。

「キンロバイ(金露梅)」       D99593

 

 

「キンロウバイ(金縷梅)」 別名「マンサク(満作)」  D66010

 

 

⑤ 「センブリ(千振)」と「センブキ」

 「リ」と「キ」の一字違い。 書くときに、機械的に書かずに、花の姿を思い浮かべながら書くべしと、わが身に言い聞かす。

「センブリ(千振)」 別名「トウヤク(当薬)」   E08061

 

 

「センブキ」 別名「アサツキ(浅葱)」   D84001

 

 

 

他にも多々あると思うが、ひとまずこれにて本章は完結とする。

 

 

コメント