木燃人の波止場

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1384 花の名前(1)同じ名前③

2015-08-04 08:00:00 | 花一般

  花には複数の名前を持っている。 これを我が「花写真鑑」に登録の1161種につき、最大4個の名前を調べ上げたら、合計2223個の名前が集まった。 さらにこれをアイウエオ順に並べ替えて見ると、面白い事がいくつか分かってきた。

 その中で、今回は”同じ花の名前”のものを取り上げ、それが、通常使われている名前なのか、あるいは私の間違いなのかを調べているので、誤りは即修正し、誤りと決められないものを、その理由を付けて、ここに順次記載している。

 今回はその三回目である。

 

⑨ 「シンニンギア」

「グロキシニア」 別名「オオイワギリソウ」   (D73959)

 

「断崖の女王」 別名「イワタバコ」       (D70638)

 

両者は花も葉もまったく異なるが、科名も属名も原産地も同じであり、属名になった名前で呼んでいたと言う、信じられない面もなくはないが、よくあるケースと思う。

 正しくは前者を「シンニンギア・スペシオサ」後者は「シンニンギア・レウコトリカ」と言う。 園芸品種なのかは不明。

 

⑩ 「ツリガネソウ」

「フウリンソウ」 別名「カンパニュラメディウム」   (E00420)

 

 

「シーラカンパニュラ」 別名「ブルーベル」      (E15844)  

 

両者は科名も属名も同じであるが、「ツリガネニンジン」をも含めて、花は風鈴の形で同じであるが、葉や咲き方が大きく異なり属名が同じとは信じられないほでである。 原産地つまりは環境の違いで進化の仕方が異なるとは思うが、花の形だけが変わらないのは、不思議な現象に思える。

 

⑪ 「トキワナズナ」

「ヒナクサ(ヒナソウ)」 別名「フーストニア」   (IMG_1476)

 

 

「イベリス」 別名「トキワマガリバナ」       (DSC_1010) 

 

この両者は科名、属名、原産地も花の形や育ち方など同じと見える所は全く無いが、何故か同じ名前で呼ばれることがあるようだ。

 

⑫ 「ナデシコ」

「ナデシコ」      (DSC_9323)

 

 

「カワラナデシコ」   (E01820)

 

前回「カワラナデシコ」が「ナデシコ」などの総称と書いたが、ここではまだその一歩前の段階。「カワラナデシコ」が「ナデシコ」と呼ばれることがあるのであるが、上記写真で見る通り、花の様子が異なるために、ここでは別の種としているに過ぎない。

 

⑬ 「ハチス」

「ハス(蓮)」    (DSC_4876)

 

 

「ムクゲ(槿)」   (DSC_9602)

 

「ハス」の実は蜂の巣そっくりになることから、付いた名前と誰しも思うが、「ムクゲ」の方はよくわからない、昔々、生薬に使ったことでその名前が付いたようだが?。

 

⑭ 「ビデンス」

「ビデンス」        (E32791)

 

 

「ウインターコスモス」   (E07929)

 

日本国内に流通するビデンスは、フェルリフォリア種とラヴェリス種があり、
「ウインターコスモス」と呼ばれている種類は、後者のラヴィリス種になる。

また、前者は「ゴールデンアイズ」、後者は「イエローキューピッド」と言う商品名がついており、明らかな園芸品種と思われる。

以上のことから、同種とするか否か判断の分かれるところであるが、この種の事は過去にもあり、今後もますます増えると思われるので、既定方針通り別種とする。

 

 

⑮ 「プレクトランサス」  

 「プレクトランサス」     E05616

 

 

「モナラベンダー」               D70400

 

「プレクトランサス」と言えば、 観葉植物を連想することが普通と思われるが、葉ばかりでもなく、花も見てくれと言わんばかりに、花に重点を置いて改良したのか、花も結構出回るようになった。 当然、同科同属。

 

 

”同じ名前シリーズ”まだまだ続く。

 

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