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木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

オオベニゴウカンとベニゴウカン (No 1732)

2018-03-11 08:00:00 | 花一般

 公開中の「花写真鑑」で「カリアンドラ」としているものは「オオベニゴウカン」と「ベニゴウカン」に分けられることが偶然判明したので、分割したが、その経緯をまとめたもの。 

                  記 

 2018.02.26(月)、友から ”津市の植物園(園芸品の販売、試験農場)で、「オオベニゴウカン」が見頃だよ” とのメールが入った。私には初めて聞く名前であったが、送ってくれた新聞記事の写真を見ると、私の「花写真鑑」にある、「オジギソウ」とか「カリアンドラ」によく似ている。 

写真は「オジギソウ」

 そこで、調べて見ると、「オジギソウ」は別のものであるが、私が「カリアンドラ」としているものは、よく見ると葉の異なるものがあることが判明した。 その中に「オオベニゴウカン」なるものが、あるように思えてきたので、再調査し、その顛末を書き留めたいと思う。

 ただ、調べていると、世間(?)では、カリアンドラ(属名)には、多数の名前があり、一部には混同もみられて、私にはどの意見が正しいのか判別がつかないので、ここは、多くの意見に私なりの判断を加えて、現状は一種としているのを、二つに分類を試みた。

 

 「ベニゴウカン(紅合歓)」とするもの。

 花の詳細は不明であるし、各種資料でも違いがはっきりしないので、ここでは、極めて単純であるが、明らかに異なる「葉の状態」で分けることにした。 

 つまり、、「ベニゴウカン」は葉が細かくわかれているらしいのである。

 別名としては、「ヒゴウカン」、「ヒネム」がある。

 

 

 「オオベニゴウカン」とするもの。

小葉が上の写真に比べて広いことから、分類した。

別名は「レッドパウダーパフ」、「アカバナブラシマメ」、「カリアンドラ・ハエマトケファラ」などがあるようだ。

 

上と同様ながら、「紅」ではないが、この世界(?)ではよくあることなので、取り敢えずは上記と同じとしておく。

 

「カリアンドラ」はそれぞれの花の名前として使われたり、総称として使われており、間違いではないが、あくまでも属名であり、紛らわしいので、私の「花写真鑑」では使わない事にする。 

 「花写真鑑」については、No366のカリアンドラを削除し、「ベニゴウカン」に変える。「オオベニゴウカン」については、写真が古いので、絶好の欠番補充になる所であるが、生憎と欠番がないので、新規登録とする。依って、総登録数は1609種となった。

・・・と言う訳で、友のご期待に背くし、もうひとつ”新種”があるが、花の命は短いので、これで津市に行く大義は無くなった。 当地から車で小一時間はかかるので、他に多くの花が期待出来ない今は、行くのは効果的ではないのである。 

 この園は園芸品種がかなり多いが、私の「花写真鑑」にまだ無い花”新種”を発見する確率は極めて高いので、暖かくなれば、是が非でも行く事になるという反面もあるからなのである。

                            以上

 


散歩道には春の兆しが (No 1738)

2018-03-08 08:00:00 | 花一般

 まだかまだかと春を求めて、今日(2018.03.06)も散歩に出たら、梅などがが咲いて春が近いと教えてくれた。

                   記

 3月2日、原因不明であるが、突然腰が痛み出し、歩いたり、重い物を持ったりすると、痛みが激しくなった。 痛む場所はいつもと同じのため、シップ薬張って、安静にしていれば治るであろうと思っている。

 四日経って、幾分楽になった今日は、天気も申し分ないので、道端の花達が私を呼んでいるような気がしたので、そろそろよかろうと腰をかばいながら、春を捜しに出掛けたのであった。

 

  先ず、「ウメ」・・・咲き始めていた。

 

この「ウメ」は満開状態であった!。

 こちらは、5分咲きほどか?。

 

普通の「サクラ」はまだ蕾固しの状態であるが、これは仲間と思うが、このひと枝にのみ、開花がみられた。 「カワズザクラ」であるなら、かなり遅いが・・・・???。

 

 「フユザキロニセラ」

 難航したが、漸く名前が判明した。 私が名前を調べる方法はまず最初に、持てる数冊の図鑑を1頁づつめくってゆくのであるが、その動作を何百回も繰り返すと、私の持つ図鑑に記載があるか無いかが、高い確率で解るようになって来てしまった。 

 この花の場合も、無いと言う自信があったので、最初からその方法は諦め、ネット上の名前を教えてくれるサイトに投稿して回答が来るのを待ったのであるが、これは2点問い合わせた結果返答があったものであり、もう一点は未だ返事がない。

 最近、私が名前を調べるのは、在り来たりの花ではなくなってきたこともあり、専門家が応えるコーナーでも、返事が来ない場合があり、だんだん難しくなってきた。

 

「ユキワリキイチゲ」 

  これは我が家の庭で、先日から咲いている。

 

  いつもの散歩の半分も歩かない内に、腰の痛みがひどくなり、無理は禁物として、引き返したが、何とも弱い体になったものだ。お陰で花の数が極めて少ないがご容赦戴きたい。

 

 

 

 

 


1712 カリフラワー

2018-01-30 08:00:00 | 花一般

  2018.01.27(土)、友と三人でお茶会をしたときに、友が作る畑に珍しい「カリフラワー」があるからと案内され、写真を撮らせてもらった。 これは彼が私の「花写真鑑」への”新種”(未登録の植物)とすべく、わざわざ作付けしてくれていたのであった。

 最近にはない大寒波襲来で、全国的に雪に見舞われているが、三重県北部もその例外ではなく、10cm近い積雪の中 、凜として花が咲いていた。しかも、珍しい赤紫色をしているではないか!。

 

「カリフラワー」  「花写真鑑」”新種”登録 第1608号

これでも花か?、と思わせる顔をしているが、これも花(蕾?)のようであり、そのの大きさは直径が1.5~2.5mmとかなり小さい。

 もっと近くに寄って、詳細を撮りたかったが、カメラのフラッシュ機構に問題があるようで、フラッシュは点灯するが、その内容が反映されない状態のために、これよりも近くでの撮影は出来なかった。

 茎の中央で割ってみると、切断面は全て白色がかった黄緑色であった。 

 

 外から見ると、花の部分は”赤紫”色をしているが、意外にもそれは、成熟した花の先端部分のしかも、表面だけが着色していることが判明した。

  「ブロッコリー」と同じように、湯がいてマヨネーズで食したが、味は「ブロッコリー」と変わりなかったが、少し繊維感があり、固めのように感じた。 なお、湯がく前は花の表面が赤紫であるが、湯がくと濃い緑色に完璧に変わった。

 これは、「カリフラワー」であって、「ブロッコリー」ではないと、作付けした友も断言しており、ウイキペディアに書かれている相違点とも合致しているから、「カリフラワー」で登録をした。

                         以上


1616 「シャクヤク」畑

2017-05-21 08:00:00 | 花一般

  ご近所から、我が町から遠くない所で、「シャクヤク(芍薬)」 がきれいに咲いているとの情報が寄せられた。 前日御在所岳を歩いた足は、朝からシップ薬まるけであり、痛みも殆ど変わらないが、花の命は極めて短く、一日たりとも待ってはくれないので、痛い足を引き摺るようにして見てきたのであった。(2017.05.19(金)) 

 場所は東名阪道鈴鹿ICのすぐ近くの畑であり、ある会社が香料として使うべく、植えているのだそうである。余りにも美しく咲いており、ひと枝ほしいと思ったほど。 少しくらいなら切り花として頂けるようであるが、生憎とそれらしき人は見当たらなかった。

 私としては本当にシャクヤクか否かが重要であるので、茎を見てシャクヤクと断定し、 「ボ タ ン(牡丹)」ではないとした。 その根拠は単純、茎を見て、木なら「ボタン」、草なら「シャクヤク」とするのみであり、正しいか否かは責任を持てない。 

 

「シャクヤク(芍薬)」 

 

  美しい花に、余計な言葉は要らない・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

  

  

 

 

 

 

 「シャクヤク」畑と道を挟んで隣の畑は・・・・

  「ハナビシソウ(花菱草)」

 ここも大量に植えているが、見せるためではなく、何らかの目的がありそうに感じる。 

 

                    

                        以上

 


1601 美術館の花(2-2)”新種”

2017-04-29 08:00:00 | 花一般

  美術館でありながら、その庭には山野草にこだわって植えられている。 元は富豪が趣味で植えていたが、空いている土地に後から美術館を建てたようだ。 ここでは日頃普通の店頭にはあまり無い花、山野草愛好家の好む植物が多いので、新しい花(以後“新種”という)を求める私には持ってこいの庭なのである。 

 花の命は短く儚いというが、正にその通り、訪れるのが遅かった物や早過ぎる花もあるが、 次回からは入場料¥1000/回が必要であるから、我が家計では再々来ることは許されない。 そのために、いつかはきちんと花が撮れることを期待して、取り敢えず不満足な写真でも登録をするとの方針で進めている。

  

「ウリハダカエデ(瓜膚楓)」   “新種”登録 第1458号

 「瓜」のような肌というのは、木の幹のことだそうな。 ウッカリミスで撮り忘れた残念

 

 

「オクタマゼンマイ(奥多摩薇)」   “新種”登録 第1459号

 

  「ゼンマイ」の親(?)はこれだった!。

 

  「クマガイソウ(熊谷草)」  “新種”登録 第1460号

この花は結構ユニークな形をしているし、あと2~3日で開きそうではあるが、残念だが今年はあきらめよう!。 この花のために、入場料¥1000出すほど、我が家は懐が温かくないからである。

  

 「コンロンソウ(崑崙草)」  “新種”登録 第1461号

「ナバナ」の仲間であり、雑草の「タネツケバナ」のような形をしているが、結構な良い場所を広く占めている。 それほど優遇されているのだから、山野草として価値があるのかも?。

 

「ザイフリボク(采振木)」   “新種”登録 第1462号

 この状態は花が終わり、種になる前と思われる。 数日早くきていれば、「シデザクラ」という別名の花が見られたのに、誠に残念である。

 

「オトコヨウゾメ(男莢迷)」  “新種”登録 第1463号

 この花は逆に、翌日くらいが、よいのかも知れない。

 

 「ウワバミソウ(蟒蛇草)」  “新種”登録 第1464号

 ちょっと物騒な名前であるが、山菜として珍重されているらしい。 

 

  

 「ミヤマシキミ(深山樒)」  “新種”登録 第1465号

「チンチョウゲ」に似るが、全く別種。 実は毒があるようだ。

  

 「セリバオウレン(芹葉黄蓮)」  “新種”登録 第1466号

 これも残念ながら、花後であり、実が成りつつあるところ。 数日前なら花に間に合ったかも?。

 

 

 「キチジョウソウ(吉祥草)」

  “新種”ではないが、実の写真がなかったので、「花写真鑑」に追加した。 

 

 「ウグイウカグラ(鶯神楽)」

花はお世辞にもきれいとはいえないが、その分、葉でカバーいているようだ。 

 

               撮影  2017.04.20(木)                        

                         以上

 

 


1600 美術館の花(2-1)

2017-04-28 08:00:00 | 花一般

  3月末にご近所から、美術館の期限付きの無料券を戴いたので有効期限の前日に訪ねた所、その庭には山野草が多く植えられていることを確認していた。 また、花は三週間で入れ替わるとの根拠など全くない単なる“感”であるところの経験値(?)を持っており、1~2年前に山野草の多い正眼寺でこれが当たったことで、自信を深めていた。

 そこで、3週間を過ぎたが、ここの所気温の上昇が少なく、桜もかなり送れて咲いたことを踏まえて、三週間プラス3日の2017.04.20(木)に、今度は昨年に友から戴いた、無期限の無料入場券を使用して入ったのであった。 入って見ると、確かに各種の山野草が咲いており、私の「花写真鑑」に無い花(以後“新種”と略す)が多くあった。

  しかし、全体をながめてみると、24日間明けたことは、正解ではなかった。 推定では4~5日遅かった気がする。 なぜなら、貴重な“新種”が花を過ぎてしまい、既に“実”になっていたのであった。 花は3週間で変わるという自信は一挙に崩れ去ったのである。 気象条件や手入れ(肥料など)あるいは、その環境や場所によって、微妙に変わる事を改めて知らされたのであった。

  ここでは当然美術品を見ることが出来るが、撮影禁止であることと、足腰が痛いことを理由に、一切見ないで通過し、その分庭にじっくり時間をかけ、隅々まできっちり撮ったのであった。 植えられているのは、山野草であるから派手さもなく、誰も見に来ないのを幸いに撮りまくったのであった。 

 では、”新種”は登録に時間が掛かるので、取り敢えず”新種“でない花を先に紹介する。 

  

「ツ ツ ジ(躑躅)」

 

 

「ユキモチソウ(雪餅草)

  

「イワサクラ(岩桜)

  

「イワカガミ(岩鏡)

  

「ハルオコシ(春起し)

 

「イカリソウ」

あまり見かけない色合いであるが、それだけに園芸品種くさい!。 長ったらしい、もっともらしい名前がつていると想像されるが、あえて調べなかった。

  

「ギ(擬宝珠)

  

「シャクナゲ(石楠花)

  

「ラショウモンカズラ(羅生門蔓)

  

「ア   (馬酔木)

  

「ヒメリュウキンカ(姫立金花)

 

「ヤマアジサイ(?)」のような顔をしているが、いまひとつはっきりしない。 「みんなの花図鑑」に問い合わせをしているが、未だに返事がない。 この種の花は園芸品種も多く、確定が難しいようである。

  

「カ   (花梨)

  

このあと、“新種“を紹介する予定。

                                       以上              


1598 山野草展は”新種”の宝庫

2017-04-26 08:00:00 | 花一般

  2017.04.16(日)の朝、友から近くで「山野草展」をやっているぞ!・・・とのメールが入った。 山野草は私が目にする機会が少なく、求める「花写真鑑」にまだ無い花(以下“新種”という)が多いことから、是が非でも行く必要があった。 午後は別の予定があり、明日以降はやってないだろうからと、即座にでかけたのであった。

  場所は菰野町西菰野公会所であった。 

 

見れば、“新種”の山、時間に追われているから、脇目も振らず懸命に撮った。 こんな時は写真が雑になるが、ゆっくりはしておれない。  大車輪で約一時間、撮りまくった!。 その結果うれしいことに何と11種類もの"新種"が撮れたのであった。

 

 「ハッカクレン(八角蓮)」   “新種”登録 第1446号

葉の形からついた名前のようであるが、変わった花である。

 

 「シラネアオイ(白根葵)」   “新種”登録 第1447号

残念ながら、花が開いていなかった。 少し早いのかも?。

 

 

 「アメリカエンレイソウ(アメリカ延齢草)」   “新種”登録 第14号

アメリカ産の山野草。

 

 「イワザクラ(岩桜)」   “新種”登録 第1449号

「サクラソウ」の仲間の顔をしているが、絶滅危惧種だそうな。 

  

 「オオハンゲ(大半夏)」   “新種”登録 第1450号

「カラスビシャク」に最近大流行の薬を与えて色を変えたのではないかと、疑わせる色をしている。

 

 

 「タヌキラン(狸蘭)」   “新種”登録 第1451号

「ラン」の仲間ではない。

 

 

 「トウゲブキ(峠蕗)」   “新種”登録 第1452号

黄色がかった斑入りであるが、先日、実験農場を見てから、山野草とて安心はできないという、疑いを持ち始めた。

 

 

 「イトスグリ(糸酸塊)」   “新種”登録 第1453号

極めて小さい花、最大限近寄ってもカメラを手持ちでは、室内では殆ど無理。 本来なら、車に常時乗せている、三脚を据えて、マクロレンズで撮るところなれど、ここではエチケットに反すると思い使用しなかったのは、大きな心残りであった。

 

  

 「カナダゲシ」   “新種”登録 第1454号

 花の真上から撮りたかったが、ここでは叱られそうだったので、涙を飲んだ写真。

 

  

 トリガタハンショウズル(鳥形半鐘蔓)   新種登録 1455

 

  

 キッコウヤブレガサ(亀甲破れ傘)   “新種”登録 第1456

  

 ヤグルマソウ(矢車草)   “新種”登録 第1457

ヤグルマギク(矢車菊) の別名と"同性同名"であるが、やっと今頃ここにご登場!。 

  

“新種”ではないが、美しい花があったので、写真を追加登録とした。

 「バイカラマツ(梅花唐松)」

  

 ヤマシャクヤク(山芍薬)

 

 「ユキワリソウ(雪割草)」

このような、濃い色は珍しい?。

 

  今回“新種”に登録したのは11種類であったが、内8種類の原産地が我が国であったのは大変嬉しいこと。 山野草はこの点でも積極的になる所以である。 そうは言っても、少しずつかも知れないが、外国産が増えてくるであろうし、園芸品種化も避けられないことと理解しなければならないと思っている。

  またしても、友のお陰で一瞬にして、11種も増えて、「花写真鑑」は合計1457種類となった。 情報をくれた友に感謝感謝である。

                          以上

 

 

 

 


1597 湯ノ山温泉駅周辺の花

2017-04-25 08:00:00 | 花一般

  我が家の”女将”はわらび取り狂、今日も私はその運転手にかり出されている。 お手当はなし、ただコーヒー代として¥400頂戴しているが、幸いにして今は桜があり周辺を回って撮って時間つぶしで僅かな収入になる・・・?。 またしても、筆無精病が発生。 本ブログも記録とするので、文字なし故に読み飛ばしを切望!。

 

湯の山温泉駅付近

 

 「シャガ」

 

 温泉街へ行かず、鈴鹿スカイライン方面に向かうとすぐに橋があり・・・

 

    以上は 2017.04.10(月)、 以下は 同 04.15(土)撮影。

「ヤブツバキ(藪椿)」

 

希望荘の周辺

 

「シキミ(樒)」

 

 さらに鈴鹿スカイラインを上がると・・・

 

「ウラシマソウ」

 

「ヤマザクラ」

 

                   

                文章なしながら・・・・・以上

 


1571 "新種”登録数の推移

2017-03-23 08:00:00 | 花一般

 高校時代から仲良くしている友が、私の「花写真鑑」を見て、「登録数の1,400台到達オメデトウ」と書いたメールを2017.03.22に送ってくれた。 この友は当ブログにも再々登場してくれている、貴重な友であるが、私の「花写真鑑」にまだ無い花(以下“新種”という)を、次々と見付けて、我が家に持って来てくれたり、花が咲いている場所に連れて行ってくれたお陰で達成出来たものである。

  2008年3月にブログを開始したが、文章を書くのが極めて苦手の私は、写真で“ごまかそうと“考え、憧れの Nikon のデジタル一眼レフカメラを購入した。 人や動物など表情が重要だったり、また動くものなどは難しいからと、花や寺などの建造物を中心に撮り始めた。 中でも花は子供の頃から好きで、植えて楽しんでいたので、被写体の大半を占めるに至った。

  こうして花の写真を日に何百枚も撮り続けていると、どこにどんな花が保管してあるかわからないので、整理しようとしたら、今度は名前が分からないと、整理できないので、花図鑑を購入したりしていたが、最後は私の花写真集を作ろう、そしてそれをホームページ上で公開しようとして、 2011年から「花写真鑑」が始まったのであった。

  「花写真鑑」登録第一号 「ミツマタ」

 

  当初は撮って保管している写真を集め、名前を確認して順次登録した。 初めて目にする花は必ず名前を確認しなければならないので、数冊の花図鑑を一ページずつめくって、花の色や形などから、名前を調べねばならないから、大変手間がかかり、面倒な仕事であるが、その名前が判明したときは大きな喜びの声が出てしまうほど、達成感は大きいのであった。

  海外から新しく花が導入されたり、園芸品種が多く出回りはじめたので、カタカナの極めて長い名前の花が多くなってくると、その名前が簡単には記憶に止まらない、何度も声に出して記憶しようとするが、なかなか覚えられない。そんな中、山野草などで漢字で書いたり、和名だったりすると、良い花に出会ったと喜び、すぐ記憶できるのであった。

  前に、写真をどの場所で撮ったかを調べたことがあり、その結果をブログに残している。その内で最も多かったのは、我が家の庭であった。 どこの店に行っても“新種”を探すようになり、見付けたら必ず即購入し庭に植えるから当然最も多くなる。 しかし、登録件数が多くなって来ると、店頭で“新種”を見付ける事は極めて難しくなってきた。

  そのために、遠くになるが、多度や長島辺りの大型園芸専門店を訪れる事が多くなってきた。 また、木や観葉植物は当然のこと、野菜や果物の木までとその範囲が拡大してきた。 この結果もう「花写真鑑」ではなく、「植物写真鑑」と名前を変えるべきでないかとの指摘が出るほどになってきた。 事ほど左様に“新種”を集めるのが難しくなってきたのである。

 また、花の開花時期を変えたり、花の形を小さくしたりする改良がなされたもの(園芸品種)が店頭などに並び始めた。 これらは薬品を加えたりして、無理矢理変えさせられたもの、ある意味では気の毒な花たちなのであるが、それをカタカナ名に仰々しく変えて売られる様になってきた。 ついその美しさや可愛さから、”新種”としてしまいかねない悩みがある。

  そのような現状において、“新種”登録の状況がどんなものかを調べてみた。 なお、”新種”登録、2013.05.26の第768号の以降は登録日の記録があるが、それ以前は不明であるので、分かる範囲内にとどめる。 

登録 番号

登録 日付

100種・所要日数

800

2013.06.08

900

2013.09.16

101

1000

2014.03.16

151

1100

2015.04.17

397

1200

2015.10.15

181

1300

2016.04.28

195

1400

2017.03.20

326

   上記の表を見ると、2014年3月からの約一年間は“サボって“いたようであるが、これを除くと100種類の新しい花を集めるに要する日数が徐々に増加傾向にあり、それだけ”新種“を集めるために苦労をしていることを言いたいのである。 特に1300から1400種にかけては、100種集めるために、一年近くを消費しているのである。

 最初は、1000種を集めることを目標にやってきたが、次の目標を2000種としたいが、そうなると数年では達成不可能に思えるから、そこまで生きている自信はないから、 かなり小さくなるが、達成の可能性のある目標として、ひとまず1500種類を狙って邁進しようと思っている。 

                        とりあえず 以上


1565 花の名所への追加

2017-03-08 08:00:00 | 花一般

 私のホームページ上に、「花の名所」と題し、「ウメ」、「サクラ」、「ハス」、「スイレン」、「モミジ」を掲載している。 この内容は、ネット上で“名所”としてあげられている所を、羅列した上で、私が訪問した記録のあるブログにリンクさせて、誰もが見られるようにしている。 この表は、私が次に行く場所を決めるための資料として使っていた物を公開したのであった。

  しかし、内容は上記5点の花に限るために、もっと範囲を広げたいと予てから考えて居た。 また、先日「ブログの索引」 の中で、要望もあったことから、その一部に“詳細写真”という欄を新設し、フルサイズの写真の公開を始めた。 何分にも写真は4288×2864pxもあり、5~8MBも消費するので、預けるサーバーの適切なものが見当たらなかったのであちこちと探していた。

  ところが、最近になり「Nikon」から無料で40GBも借りられるようになったので、安心して大量の写真を預けて公開(共有)することが可能になったので、少し範囲を広げようとしているのである。 無料のレンタルサーバーとしては、One Drive や Dropbox もあるが、「Nikon」は写真の閲覧を専門的な目的にしているからか、極めて便利であり、何よりも40GBの容量は大きな魅力である。

  One Drive や Dropboxは高々5GB以下でしかないのに、「Nikon」も最初は10GBであった。それだけでも他を圧倒しているにも関わらず、 ある時点から“20GBまで増やせますよ!“ との表示が出たので、喜び勇んで、申し込みをしたところ、20GBどころではなく、実に40GBまで無償で提供してくれたのであった。 その時点では3GBに達していなかったから、随分と余裕が出来たのであった。

  少し話がそれるが、知り得たレンタルサーバーについての長短比較を書いておく。「Nikon」は、信用が得られれば(・・・と実績から推察する)40GBという巨大なサーバーを借りられるが、写真の分類に於いて、ボックスとアルバムの二階層しかなく、扱いにくい面がある、また、加工や編集が出来ず、閲覧専用であるが、これは欠点でもあるが、私の場合は、長所でもある。

  また、One Drive や Dropbox は両者略同一のシステムのようであるが、大きいサイズの写真を大量に預ける事は出来ないが、URLを知り得れば、加工、編集が可能になるので業務用向きとも言えるが、私にはない方が安全かも知れない。 また、多くの写真の中から一枚だけ取り出せるようにしたい、(例えばアルバムの表紙など)こんな場合も、その応用として可能であると知った。

  折角戴いたチャンスを生かそうと、「ブログの索引」では、「小学の同年会」、「高校の仲良し組」、「京都のお友達と」について、フルサイズの写真をパスワード付きで公開した。 なお、「京都のお友達」は、ご本人の了解を得て、全面パスワード不要とした。 パスワードは非常にやっかいなものであり、無いに超したことはないが、プライバシー保護や肖像権の問題あり、了解無くしては止むを得ないとしている。

  今、フルサイズ写真を公開に使用しているのはNikon Image Space というサイトであるが、与えられた容量40GBに対し、十分な余裕があるので、更なる拡大が可能であるために、「花の名所」上での、花の追加をしようとするものである。 今回追加する場合は、私が実際に訪れたところのみを取り上げるので、花の名所とは言えないかもしれず、単に花が多い場所を書き連ねたものに過ぎないかも?。

  ・「花の名前」をクリックすると、花写真鑑が開く。

 ・「ブログ」をクリックすると、記事があればその当時のブログが開く。

 ・「写真」の左「押」をクリックすると、フルサイズの写真集が開く。

なお、フルサイズの写真は、撮影場所が複数ある場合は、古い順になっている。

  また、これらの写真は全て、コピーや一括ダウンロードも可能であるが、加工や編集は出来ない。 また、スライドも楽しめるし、バックグラウンドで流れるミュージックも止める事も可能であり、数曲の中で変えることも出来る。 これらは、現在構築中であるから、所々歯抜けの未完成品ながら、公開しているので、是非、ご意見などを賜りたいと思っている。 「色々の花」はこちらから。

 

                           以上


1546 ヒイラギ(柊)

2016-12-20 08:00:00 | 花一般

 お隣さんの玄関先に、高さが3m近くになる木があり、沢山の赤い実が成っていた。 このお宅からはいつもお花を頂いているが、今回もあげるから好きなだけ切ることを許された。 丁度、今月の墓参りを明日予定していたので、では是非にと家内が頂いてきた。 

 

  これ何の木?と言うから、よく見たら私の「花写真鑑」にまだ記載のない花(以下”新種”という)であり、考え込んでしまった。 お隣とは当団地に入って以来のお付き合い、この木があることも承知しており、何が今更”新種”と大きな疑問を抱いた。

 

 

  改めて、根元を見ると、太い親木の脇から「曾孫(ひこ)生え」が生えており、正しく木の葉は「ヒイラギ」そのものであるが、親木の大部分は丁度「イヌツゲ」のように葉が円くなっているので、「ヒイラギ」を接木したもので台木が大きくなったものと思った。

  しかし地面をよく見ると、親木から500mmくらい離れた場所にも「ヒイラギ」が高さ800mm位に育っており、その根は親木の根に繋がり、「ヒイラギ」のヒコバエであると断定した、よって、挿木の台木から芽吹いたものでないことになる。

 言い換えれば、この木全体が「ヒイラギ」でなければ、辻褄が合わない。 説明が付かないのである。 家主に聞けば、寄せ植えを買って、その中の「ヒイラギ」だけを植えたのだという。 接木をするほどの大きさではなかったから、その考えは完全に否定された。

  

 そこで調べた。 最初は「ヒイラギ」という考えはなく、あくまでも”新種”として調べたが、いくら調べてもその名前は見つからない。 そのうちに、私が持つ「身近な樹木」と称する主婦の友社の図鑑の「ヒイラギ」の記事の端に次の一行の記述を見付けた。

 そこには「老木になると葉の鋸葉がまるくなる。そのころのほうが沢山の花をつけやすくなる。」とだけ書いてあった。 本当かなあ!といささか疑問を持ちながら、ネットで調べて見たら、それが事実と認められる記述が多々あった。

 そこで、改めてお隣さんを訪ね、よくよく見てみると、葉の鋸の目が縮小したものがあった。(下の写真) 円くなったのが”老人”ならば、これは中年、壮年かと思った。

さらに、周りを探すと、上記よりも更にお年を召した葉を見付けた。もう殆ど円くなっている、(下の写真)いわば初老の段階かと思わせる。 年を取ると、人間が円くなると言うが、「ヒイラギ」はそうなれと私に告げて居るのかも知れない。

 

  「ヒイラギ」はソロバンの玉に使うなど、家具に適した木であり、田舎の我が家にも植えられていたし、当団地に入った時最初に植えた木々にも入っていた。 そしてその木が大きく成るにつれ庭の中核を成していた。

 しかし、庭の掃除の際、落ち葉の棘が痛いので、木を切れとの圧力が次第に増してきたし、狭い庭では他の木が大きくなってきたので、間引きの意味もあり、涙を飲み込んで、根元から伐採したものであった。 

 このように余りにも昔からなじみも深く愛着のある木でありながら、「花写真鑑」には未登録であったが、この際実の写真が手に入ったので、極めて遅まきながら”新種”登録第1386号としたのであった。

                             以上

 


1524 思いがけない"新種”

2016-10-03 08:00:00 | 花一般

  2016.09.30(金)、高校時代の仲良し四人が四回目の食事会を実施したが、午後は雨が降り出すなどの予報があり、食事と喫茶店でのおしゃべりに終始したので、私の「花写真鑑」にない花(以下“新種”という)が見つかるなんて全く思ってはいなかった。それが、思いもかけず4点もの“新種”が集まったので、まとめて記載するもの。

 

 「シ  ソ(紫蘇)」     “新種”登録 第1341号

 この草花自体は昔から周辺に多数あり、花との意識すら薄かったが、友が私の「花写真鑑」にない花であることを確認し、自らの畑に生えているものを、植木鉢に植えて食事会の当日持ってきてくれたのであった。 何と嬉しい友と改めて感謝し、目出度く“新種”として登録した。

 

   花は極めて小さく、50mmのマクロレンズで最短の距離まで近づいて撮ったのが、下の写真である。 花の直径は1mm前後と思われるが、 非常に繁殖力が強いので、種をバラまかず土も焼却すべきとの友の忠告が付いている。

 これは「アカジソ」であるから、 梅と共に漬け込めば着色と風味が加わる、大切な食材ではあるが、梅を漬けない私には無用かもしれないが、昔からなじんでいるので、雑草と同じには出来ないと思っている。 この鉢をさてどうするか・・・・?。

 

  食事会の場所は松阪市の国道23号線バイパスにあり、車で一時間以上かかる場所である。 詳細は前回の当ブログに書いたのでそちらを参照願いたい。 その店の裏手に置かれた水鉢に珍しい花があったので、写真を撮り、調べたら“新種”であった。

 

「ミズヒナゲシ(水雛芥子)」   “新種”登録 第1342号

 別名を「ウオーターポピー」いうように、「ヒナゲシ」よく似た花である。

 

 

  

  食事を終えて帰路に就いたが、途中新しく道の駅が出来たらしいので、立ち寄った。 珍しい種なし幸水(梨)、出たばかりのみかん、柿などを購入したが、ふと見ると見かけない花があり、“新種”であると確信したが、買うのを止めて、こっそり写真を撮らせてもらったもの。

 この花を帰って調べてみると、私の不吉な予感(?)は見事に的中していた。  寒暖差に極めて弱く育成は難しいとのことであり、買わなくてよかったと思ったが、“新種”であることも判明し、ちゃっかり写真を生かして、“新種”登録としたもの。

「ニオイザクラ(匂い桜)」   “新種”登録 第1343号

 

 

「ヤンバルガンピ」    “新種”登録 第1344号

 「ニオイザクラ」をタダで写真を撮らせてもらったからではないが、 山野草のコーナーに売られていた「こけ玉」を購入した。 3本の苗を束にしてあるが、実のみならず、花もちゃんと付いている優れもの、見た瞬間購入していた。 ¥864はちょっと痛かったが・・・・。

 見落とししそうな四弁花。  

  緑→黄→橙と美しく、また、色の変化が一目でわかる学習機材として役に立ちそう?。 

 実は最後には赤くなる。

 

 以上、思いがけなく、四点の“新種”が加わり、「花写真鑑」の合計は1344種類となった。 

 


1520 友人宅の花

2016-09-21 08:00:00 | 花一般

 2016.09.18、朝8時過ぎに、中学時代からの親友I君から、数日前に蕾が出来たと言っていたが、「黄色い曼珠沙華」が今朝咲いたので、見に来ないかとのメールが入った。 「シロバナマンジュシャゲ」は今や珍しくはないが、黄色は見たことがないので、二つ返事で本日午後にお邪魔すると返事をした。

 ここ数日は台風の影響で晴れの日は全くない、今日も明日も同じなら、花は蕾のある早いうちが勝負時と考えて、 躊躇することなく小雨が降るなかを、午後1時前に三脚持参で出かけたのであった。 四日市に着いてみると、願いも空しくパラパラと雨模様ではあったが、撮影をさせて頂いた。

 「マンジュシャゲ」には「シロバナ」が存在するが、「キバナ」はその名前を使われてはいるが、まだ公式的には認められていないようであるが、まんざら間違いではないようであるが、正確なことは不明のため、ここでは、この花の本来の名前を“正”として登録した。

  

 「ショウキズイセン(鍾馗水仙)」またの名を「ショウキラン」   新規登録第1338号

 久しぶりに、友のお陰で、新規登録が出来た。 花の形は「イボタヒョウタンボク」などに似ており、「マンジュシャゲ」とは少し異なる感じがする。「マンジュシャゲ」と「ショウキズイセン」の交雑種が「シロバンナマンジュシャゲ」という説があるようだが、逆(「鍾馗」が交雑種」のほうがその形からこの説が信じられる。

 

    この家の庭には、「マンジュシャゲ」三兄弟が配置よく植えられていたので、目に付いた花を2~3紹介しよう。

 

 「パッションフルーツ」

  もう秋に入ったというのに、鉢植えの木の枝分かれした先端で、花の蕾が付き、実も成っていた。 実が赤く熟すにはまだまだ暫くお天道様のきつい光が必要としているように見えるが?。

 

  我が家の同木を眺めつつ、花が咲かないなあと言い合っていたものが、9月半ばになって、咲き始めたのであった。 また、特筆すべきは、茎の先端部分にのみ花が付いていることである。 主幹は高さ2.5mほどの所で、芯が止められており、そのために出てきた脇芽の内、上部に近い枝の先端に花が咲いたのである。

 下の写真は唯一成っている実であるが、見た通り芯が止められた結果、脇芽が伸びた枝の先端である。  先に我が家でもこれと似たことをやっており、 もしや、我が家でも花や実が成らないとも限らないと、期待に胸を膨らませたのであった。

。 

 

「マンデビラ」

 白い蕾から深紅の花が咲く不思議さ!!!。

  

ハイビスカス」

 

 下の花は、私の「花写真鑑」の「コダチヤハカズラ」に似てはいるが、花びらの縁に四か所の切れ込みがあるがこの花にはそれが見られない。 また、花びらの一部が上部に鎮座し妖艶に見せている。また、葉の形や色合いが相当異なることから、未だ名前が分かっていないのである。 鉢に植えられ、木の高さは600mmほどで、蕾も2~3付いているが、開いた花はこの一輪のみであり名前の判定は難しい。

 

 上記の他にもこの庭には多くの花が植えられていたが、雨が降り止まずこれまでとした。

 


1514 ”新種”見付けたぞー!

2016-07-17 12:00:00 | 花一般

  高校時代からの友達が、自身の近所(四日市市)で咲いている花を見て、それが私の「花写真鑑」にない花(以下“新種”という)であることを確かめた上で、“新種”を見付けたから、見に来ないかとのメールが入った。 近日中彼は地域の夏祭りの準備で忙しく午前中なら案内出来るというのである。

  何よりも私が喜ぶ“新種”なれば、万難を排し出かける心積りはあるものの、翌日は所要があり、行けず、翌々日は四日市の病院に行く予定があり、その待ち時間中に案内してもらえないかと、真に勝手なお願いをしたところ、「了解!」の返事であった。

  はやる気持ちのせいか、予定より30分も早く待ち合わせ場所に着いたが、友は夏祭りの準備中、しかも、ターゲットの花は祭りの山車を準備している場所にあるという。 迷惑ながら、是非撮らせて頂きたくお願いしたのであった。

  

「ハマユウ(浜木綿)」    ”新種”登録 第1327号

  この花は昔から知っており、何度か見かけたが何故か写真が無く、今まで登録がしてなかった。 何故登録しなかったのか不明である。 撮ったが、写真が“下手くそ“で載せるのが忍びなかったのか、花期が適切でなく断念してきたものと思われる。

 

 

  

 二つの花がセットで咲き、白と黄色の花が交じる「イボタヒョウタンボク」 の“ピンク”を見付けたとの連絡であった。 写真を送ってくれていたが、「ピンク色が見つかった!」と喜んでしまい、信じて疑わなかった。現物を目の当たりにしても、信じていた。

  しかし、帰ってよくよく見ると、葉の形が違うし、「イボタヒョウタンボク」は枝の途中の節々で花が咲くが、この花は枝の先端でのみ咲くことが判明し、改めて調べてみると、登録済の「ハニーサックル」別名「ニオイニンドウ」であることが判明した。 ・・・残念!。

 

明日の祭りの準備は完了したようだ。  すでに皆さんは解散していた。

 

 

  

 その後、病院に戻ったが、まだ時間があるようなので、周りを見ると、“新種”らしき花があったので、写真に撮り私の持てる資料をすべて見たが名前が分からない。 “新種“である事には間違いないので、「みんなの花図鑑」に投稿したところ、十分も経たない間に回答があった。

  このサイトを過去はよく使用していたが、間違いが多く少し難しい問、例えば雑草の名前などは、殆ど回答がないので、使うのをやめていたが、この種の如く“園芸品種の匂い”がするものなら、答えがあるやもしれないと思ったが、それは間違いではなかった。

  「ベロニカ・グレース」

 やはり園芸品種であったが、“新種”として登録した。 (第1326号)

 

 

 

  友がその気になって周囲の花を見てくれたおかげで、またひとつ花について知ることが出来た。 改めて友に感謝した次第。

 

 

 

 


1507 ”新種”探し

2016-06-29 08:00:00 | 花一般

 高校時代の友達から、私の「花写真館」にない花(以後“新種”という)が咲いているので見に来ないかとのメールが入った(2016.06.26 06.23)。 園芸店に行けども、“新種“を見付けるのは至難の業であるし、ブログもネタ切れで休みが多い、こんな時に私の一番うれしい”新種“とあらば、何を置いてでも出かけなければならない。

  パソコンを開けメールを見たのが、当日の7時すぎ、花の撮影は“待ったなし“、直ちに携帯電話のSMSにて連絡を取り、午後案内してもらうことにしたのであった。 場所は四日市市の東北の端、朝明川堤防近くで、野菜などの彼の菜園がある場所付近で、見つけてくれたものであった。

  

 「ウコン(鬱金、欝金、宇金)」  “新種”登録  第1316号

  最初見たときは、「クルクマ」と思ったが、花も葉もよく似ているが、少し様子が異なる。 花の茎が地面から直接独立して出ている。 「クルクマ」は葉にかこまれているので、まだ完璧とは言えないながらも「ウコン」として“新種”登録をした。  

 

  

 「トウネズミモチ(唐鼠黐)」  “新種”登録 第1315号

  中国伝来の「ネズミモチ」である。 花は殆ど同じであるが、葉に明らかな特徴がある。 「ネズミモチ」は葉脈が殆ど見えないが、「トウネズミモチ」は葉脈が透けて見えるので明確に違いがわかる。

   

 「シマトネリコ(島土禰利古)」

  “新種”ではないが、私の「花写真館」では“実”を掲載していて花が無かったので、友が花を見付けてくれたのであった。

  花がよく見えないので、最接近可能なマクロレンズに取り換えて、最短距離で撮ったのが下の写真である。 しかしまだ、これでもよく見えないので・・・・。

その写真の原版から面積にして約1/10程度を切り出した(結果的に拡大)のが下の写真であり、かなり小さい花であった。

 

  

「ルドベキア(?)」

  畑の隅に自然に生えているようで、咲かそうと植えたものではないと思われるが、「ルドベキア」と花の形や葉は似ているが、花が大きくて100mmくらいあることと、花芯(雌蕊)の集合体の形がかなり違うのである。 かと言って「オオキンケイギク」とは全く異なり、名前が分からない。 よって、「ルドベキア」の変種(交雑種)としておきたいが・・・?.

 

                                                                               おしまい