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木燃人の波止場

花やお寺や観光地の写真を紹介しつつ、皆さんとの交流を計りたく思ってます、気軽に見て戴き、コメントを戴ければ嬉しいです。

1494 正眼寺の花(28-03)

2016-05-11 08:00:00 | 花一般

  三重県菰野町にある「正眼寺」というお寺にお邪魔して、花の写真を撮らせていただいている。 ここの奥様が花が好きで、特に山野草を中心に数多くの花を植えておられるので、私の「花写真館」にない花(以下“新種”という)が多く、私には大変に貴重な存在のお寺なのである。

  2016.05.01(日)天気もよし、午後から採らせていただいたが、花盛りの今は花が多く全体では40種を超えたが、今回はその中で、“新種”と目新しいものを紹介したいと思う。

 

「サラサウツギ(更紗空木)」

  一重は初見。「花写真館」に写真を追加登録した。

  

「ユキモチソウ(雪餅草)」

  

「ウキツリボク(浮釣木)」

 

 

「ケマンソウ(華鬘草)」

 濃いピンクもあるが、もう時期が過ぎており掲載しない。

 

 

「ムラサキハナナ(紫花菜)」

 

「マイヅルソウ(舞鶴草)」

  普通ではなかなか見られない花。

 

「タカネエビネ(高嶺海老根)」

 

 

「クモラン(蜘蛛蘭)」

 中央右の茶色いのが花である。

 

 

「エンレイソウ(延齢草)」

  右は蕾であるが、左のは既に咲いた後だとか

 

「ユキザサ(雪笹)」

 

「ヒトリシズカ(一人静)」

  ひっそりと一人で咲いていた。

 

「セイヨウサクラソウ(西洋桜草)」 “新種“登録 第1304号

  「サクラソウ」よりも一回り小さい花であり、全体がかなり“きゃしゃ”に見えた。

 

 

 

「フイリコデマリ(斑入小手毬)」   “新種“登録 第1305号

  「コデマリ」と比べると、葉の腑は勿論、形状も少しことなり、花がやや大きく数が少ない、更には集団の丸みがかなり変形している点が明確であり、“新種”とした。

 

 過去何度も尋ねているお寺であり、今回も40種以上の花を撮らせていただいたのも関わらず、その内“新種”はただの2種であった。 こんな事は今までなかったことであるが、 これが実態を表しているのなら、既に多くを撮り尽くしたといえるのかも知れない。 よって、次は少し時間を置いて、再挑戦したいと思っている。

 

 

 

 

 

 


1493 正眼寺の花(28-02)

2016-05-09 08:00:00 | 花一般

  菰野町にある正眼寺さんには、昨年は3月20日から5月13日までの間、略2週間毎にお邪魔して、その時咲いてる花の全てをカメラに収めた。このお寺の奥様が花などは担当されていて山野草が多く、私の「花写真館」に記載のない花(以下“新種”という)が多いので、全ての花を撮らせていただくことを目標に通い続けたのであった。

  しかし、5月中旬野暮用が増え、その上体調不良に夏の暑さが加わり、行動制限が大きくなってきた。 我が家から車で10分もかからない所ながら、途切れてしまっていたので、それの復活と“撮りこぼし”を狙って撮らせていただいたもの。

  

「タチジャコウソウ(立麝香草)」or「タ イ ム」

  

「ヤ マ ブ キ(山吹)」

 斑入りとは恐れ入った!。

 

 

  「サクラソウ(桜草)」

 ここには色々な色や形の異なる「サクラソウ」が多数咲いている。

 

 

「ミヤコワスレ(都忘れ)」

 紫やピンクはよく出回るが、白の「ミヤコワスレ」は大変珍しい。

 

 

「クリンソウ(九輪草)」

  

「エ ニ シ ダ(金雀枝)」

 

「ヒメシャガ(姫射干、姫著莪)」

  我が家のは青いがこちらは紫だ!。

 

「シ ラ ン(紫蘭)」

 

「シラユキゲシ(白雪芥子)」

 

「キバナアッツザクラ(黄花アッツ桜)」

 

「アッツザクラ(アッツ桜)」

 このお寺では白い「アッツザクラ」も咲いている。

 

「ヒメウツギ(姫空木)」

 この寺があうのか、庭のあちこちに花を咲かせている。

 

「タニウツギ(谷空木)」

 

「モッコウバラ(木香茨)」

 

「ナニワイバラ(難波茨)」

 純白の清楚なバラだ!。・

 

 今の時期咲く花の多くは昨年の“絨毯爆撃”で撮らせていただいたものが、かなり確実性が高く、“撮りこぼし”が極めて少なく、撮った花は40種を超えたが、姓名不詳をも加えても“新種は“3種”でしかなかったのは、ちょっと意外であった。

 

 


1492 道道の花(28-01)

2016-05-08 08:00:00 | 花一般

  2016.05.02(月)、朝パソコンを開けると友からメールが来ており、「キリ(桐)」の花が見ごろのようなので来ないかとの誘いであった。 生憎午前中は用があるので、午後なら行けると電話したら、花の命は短いので、友が先に花を見てよければ、電話入れるとのことであった。

  友は私の「花写真館」を見て、「キリ」のページには、“実”は載っているが花が載ってないことから、連絡をくれたのであった。 花好きの私の事、断ることはあり得ないし、ましてや「花写真館」にない花と聞けば万難を排して何処にでも行くのであった。 そして13時すぎ、友から電話あり直ちに出かけたのであった。

  桐の木は私の実家のお隣さんが、庭の端に大きな木を植えており、花も見ていたがその頃は花に興味がなく、「桐の花」を認識したのは、就職して「花札」を知った時であったが、今思えば、桐の花は菊の花に次いで高貴な花とされており、例えばパスポートなどに桜も交えて描かれているなどよく使われている。 (友の情報から)

  こんな高貴な花であるから、大事に撮ったつもりであったが、許しを得てはいるが、他人の畑の中余り自由にアングルを取るわけにもゆかず、また、木が高いので脚立を持参すべきだったと後悔しながら撮ったが、平凡な写真になってしまった。 しかし、花写真館」には“ちゃっかり”使わせていただいた。

  

「キ  リ(桐)」

 

右端の黒いのは「カラス」。

 

 友と別れて帰路を走ると、見慣れない花が咲いていたので、撮らせていただいたもの。

 「ルピナステキセンシス」or「ブルーボネット」

西部劇映画を見ると、当時の女性が被っていた帽子に似ていることから「ブルーボネット」となったらしく、名古屋にある中電の公園の名前になっている。

黄色があることを知った。さっそく追加登録とした。

  

 「アサツキ(浅葱)」

 

少し前に、ある喫茶店の玄関先に植えられていたので、撮らせていただいたもの。

「チョウジガマズミ(丁字ガマズミ)」

 

 

  車で走る際、「花写真館」に無い写真になると思い撮った雑木である。

 「アカメガシワ(赤芽栢)」

 新芽だけが赤くなるが、育つに従い、緑に変わってゆく。

 

 

 

                          以上 

 

 

 

 

 


1472 湯の山温泉周辺の桜

2016-04-11 08:00:00 | 花一般

  まだ“わらび”のシーズンには少し早いと思うが、食べないのに“採る”ことには滅法好きな家内のお供で、近くの野原に出かけたので、私は近くになる湯の山温泉に来て、桜を見て歩いた。  生憎の曇天で写真もすっきりしないが、 客人がさっぱり来ない温泉場にあっては、桜もきれいには咲いてるが、何となく元気が無いように見えてしまう。(2016.04.08(金) 撮影)  

  

「清気橋」周辺

 

「大石橋」

 

「大石」

 

「山岳寺」

 

 

 

国民宿舎希望荘入り口周辺。

下の道を少し上ると鈴鹿スカイラインに入る。

 

 

                           以上

 

 


1471 菰野町役場周辺の桜

2016-04-09 08:00:00 | 花一般

  花曇りと言うのだろうか、生憎の曇天であるから、遠くに行かないで、近場の桜を見に来た。 我が家から程遠くない「菰野町役場の周辺の桜を撮ってみた。 (2016.04.06(水) 撮影)

 

①     まずは「菰野大橋」の上から南の方を見る。 (役場の南側)

 

 

今度は橋の上から西の方を見る。 山は鈴鹿山脈で、御在所岳は少し左になる。

  

「菰野町役場」中央よりの白い建物は図書館。

 

 

 道路の左に役場がある。

 

上の道の右側、墓地のある辺りである。

 

川の南側から撮ったもの。

 

 

 

役場からは少し離れるが「大羽根園の中央公園」に来てみた。 下は正面入り口(写真の後部は近鉄電車の「大羽根園駅」

 

 

 

                           以上

 

 

 


1458 正眼寺の花(28-1)

2016-03-27 16:02:10 | 花一般

 

我が家から車で10分もかからない場所にあるお寺であるが、ここの奥様が山野草を中心に多数の植えていられるので、昨年は3月末からほぼ2週間おきにお尋ねしてきたが、ここは私の「花写真館」にない花(以下“新種”という)が毎回必ずあったので、続けてきたかったが、野暮用ができて6月で止まってしまっていた。

 このお寺には秘仏があり、毎年元旦だけは一般公開しておられるので、今年から“村の鎮守の神様”のあと初詣に加えさせていただいたので、今年は2回目になるが、ぼつぼつ春になるので、晴れて暖かく風のない日を選んでお邪魔をした次第である。 (2016.03.22(火)撮影)

 

「スイセン」

 

 ちょっとお疲れのようであるが、変わり種の水仙だ!。

 

 

 「ペチコートスイセン」

 我が家はまだ咲かないが、ここではあちこちで全開していた。

 

 

「ショウジョウバカマ」

小高い山の裾にあるお寺のため、湧き水があり、「ショウジョウバカマ」の好適地のようだ。

 

白はめったに見られるものではない。

 

  

 スノーフレーク」

  

バイモユリ」

大きく立派な“編み笠”だ!。 別名「アミガサユリ」

  

ムラサキハナナ」

 

「サクランボの木」

 サクランボと言えば、「サトウニシキ」しか知らないが、これは違うらしい・・・?。

 

「ツバキ」

この寺には、この他に多数のツバキ、それも珍しいものが多く植えられているが、少し来るのが遅かったようである。

 

 

「バイカオウレン」

 わたしが見たのは御在所岳、御池岳の頂上付近であり、高山植物であるが、標高300mくらいしかない、町内で咲くとは!。

 

「セイヨウシャクナゲ」

早くも全開!。かなり早い!!!。

  

 「カラスバリュウキンカ」

 葉が黒っぽいから着いた名前のようである。

 

まだ春は十分でないせいか、珍しく“新種”はなかった。 まだまだ、撮り尽くしたわけではないので、今年も都合と体調が適する限り撮らせていただくようお願いして、寺をあとにした。

 

 

 


1387 花の名前(3)紛らわしい名前

2015-08-08 08:00:00 | 花一般

  花は複数の名前を持っている。 これを我が「花写真鑑」に登録済の1161種につき、最大4個の名前を調べたら、合計2223個の名前が集まった。 さらにこれをアイウエオ順に並べ替えて見ると、面白い事がいくつか分かってきた。

 2223個の花の名前をアイウエオ順に並べ替えをひとつずつ行っていると、似たような名前が並ぶことに気が付いたので改めて調べた。 そこで、今回は花の名前が、ほんの一部の違いで花が変わる”紛らわしい”名前を挙げて若干の解説を試みた。

 

① 「ハゴロモソウ(羽衣草)」と「ハゴロモグサ(羽衣草)」

 この両者は、漢字で書くと同じなのに、読み方でまったく違う花になるのである。 日本語が難しいと言う原因のひとつかも知れないが、外人さんならずとも、何とも紛らわしい事であると思う。

 ヨーロッパ生まれの花が、入った時に「レディースマントル」の意訳としてつけられたそうだあるが、「ノコギリソウ」にとっては”大変迷惑なこと”ではなかろうか?。

「ハゴロモソウ(羽衣草)」 別名「ノコギリソウ」     E02478

 

 

「ハゴロモグサ(羽衣草)」 別名「レディースマントル」  E32884

 

 

② 「ヒョウタンボク(瓢箪木)」と「ヒョウタンノキ(瓢箪の木)」

 これも上と同じく漢字の読み方で、”縁もゆかりもない”植物とが、並べられることになっている。 「ヒョウタンボク」は我が国の原産であり、古くからあるので、「ヒョウタンノキ」が後から入って来て”無理矢理”付けられた名前ではなかろうか?。 

「ヒョウタンボク(瓢箪木)」 別名「キンギンボク(金銀木)」 E14125

 

 

「ヒョウタンノキ(瓢箪の木)」 別名「フクベノキ(瓢の木)」 E08909

 

 

③ 「キンバイソウ(金梅草)」と「ギンバイソウ(銀盃草)」

 今度は少し趣が異なるが、カナ読みで濁点があるかないかでまったく異なる花になるという例である。 花の名前は漢字で書くと”当て字”が多くまた見たこともない字であったり、パソコンに無い漢字の場合もあるので、「カタカナ」で書くことが多いので、これでは非常に紛らわしいと思う。 

 よって、この場合は漢字も難しくないから、併記すべきかも知れない。 また、「ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)」は、「草」と「花」の違いで別の花になる。 これらをきちんと記憶するのは、ボケが始まった頭ではなかなか簡単ではない!。

「キンバイソウ(金梅草)」      E29009

 

 

「ギンバイソウ(銀盃草)」 別名「ニーレンベルギア」  E01071

 

 

「ギンバイカ(銀梅花、銀盃花)」 別名「マートル」  DSC_7003

 

 

④ 「キンロバイ(金露梅)」と「キンロウバイ(金縷梅)」

 漢字で書けば問題ないが、カナで書くことが多い花の名前では、”ついうっかり”の起こりやすい名前たちである。

「キンロバイ(金露梅)」       D99593

 

 

「キンロウバイ(金縷梅)」 別名「マンサク(満作)」  D66010

 

 

⑤ 「センブリ(千振)」と「センブキ」

 「リ」と「キ」の一字違い。 書くときに、機械的に書かずに、花の姿を思い浮かべながら書くべしと、わが身に言い聞かす。

「センブリ(千振)」 別名「トウヤク(当薬)」   E08061

 

 

「センブキ」 別名「アサツキ(浅葱)」   D84001

 

 

 

他にも多々あると思うが、ひとまずこれにて本章は完結とする。

 

 


1386 花の名前(2)先頭の文字

2015-08-07 08:00:00 | 花一般

  花には複数の名前が付いている。 これを我が「花写真鑑」に登録済の1161種につき、最大4個の名前を調べたら、合計2223個の名前が集まった。 さらにこれをアイウエオ順に並べ替えて見ると、面白い事がいくつか分かってきた。

 その中で、今回は花の名前の先頭の文字には、ある偏りが見られるので、ここに着目してみたいと思う。 つまり、花の名前の頭によくつく文字を調べてみたのである。 多い順に並べて見ると・・・・。

 

① 「ハナ(花)・・・・」   40点

予想通りではあるが、「ハナ」が付くものが最も多かった。 付け方は・・・

植物以外のものを連想する形を持ってる場合、 

 「ハナイカダ」「ハナカンザシ」「ハナグルマ」「ハナタバコ」「ハナヤスリ」・・・など

元は同じ名前であるがそれを区別したい場合、花が美しく、花を協調する場合  

 「ハナショウブ」「ハナダイコン」「ハナモモ」「ハナニラ」「ハナニガナ」「ハナトラノオ」「ハナセキショウ」・・・など

上記と殆ど同じであるが、同属で少し異なる場合

 「ハナカタバミ」「ハナウド」・・・など

 「ハナ」に対するのが「クサ(草)・・・」としたら、 「クサノオウ」「クサフヨウ」「クサマキ」など10点あり。

  写真は「ハナイカダ(花筏)」   E15309

 

 

② 「コ(小)・・・・」   27点

 比較の上において、小さい方を指す意味で付けたと思われる。当然のことながら「コブシ(辛夷)」や「コモチマンネングサ(子持万年草)」は含まない。 

 「コアジサイ」「コイブキアザミ」「コオニユリ」「コゴメバナ」「コスミレ」「コセンダングサ」「コデマリ」「コナスビ」・・・などなど。

 これに対し「オオ(大)・・・」と付くのは「オオベンケイソウ」「オオヒエンソウ」「オオデマリ」「オオツルボ」「オオシロソケイ」など19点あり。「ダイ(タイ)(大)・・・」と付くものは、「ダイモンジソウ」など4点であった。

  写真は「コアジサイ(小紫陽花)」   DSC_1597

 

 

③ 「ヤマ(山)・・・」   22点

 「ヤマアジサイ」「ヤマアララギ」「ヤマエンゴサク」「ヤマグワ」「ヤマザクラ」「ヤマジサ」「ヤマシャクャク」「ヤマハハコ」・・・など

 原野、山の奥地や高山に自生するものに着いたものと思われるが、このほかに、似た意味で付く「イワ(岩)・・・」が、「イワカガミ」「イワギキョウ」など16点、野原を感じさせる意味では「ノ(野)・・・」がつくものが、「ノボタン」「ノボロギク」など12点あり。

 さらには、山深さを伺わせる意味で「ミヤマ(深山)・・・」と付くものが、「ミヤマカタバミ」「ミヤマキンバイ」など9点、また、「ヤブ(藪)・・・」とつくものが、「ヤブエビネ」「ヤブツバキ」など8点あった。

  写真は「ヤマアララギ(山蘭)」またの名を「コブシ」   D66964

 

  

④ 「キン(金)・・・・」  21点  

 「キンカン」「キンギョソウ」「キンギンボク」「キングサリ」「キンジソウ」「キンシバイ」「キントラノオ」「キンポウゲ」・・・など 

 メダルの色では、この他に「ギン(銀)・・・」は「ギンバイカ」や「ギンバイソウ」など4点しかなく、「ドウ(銅・・・)」に至っては1点もなかった。 オリンピックもこうありたいものだ(?)。

 また、「ゴールデン(ゴールド)・・・」が「ゴールデンクラッカー」「ゴールデンミモザ」「ゴールドコイン」など5点あった。

 「コガネ(黄金)・・・」と付く物が「コガネギク」「コガネバナ」など8点あり、 「カネ(金)・・・」は「カネノナルキ」など2点あり。

 写真は「キングサリ(金鎖)」   D84270

 

 

⑤ 「ベニ(紅)・・・・」   21点

 「ベニウツギ」「ベニカノコソウ」「ベニコブシ」「ベニチョウジ」「ベニツルギ」「ベニドウダン」「ベニバスモモ」「ベニラン」・・・など

 なお、「紅」と同じ意味で付くのは「アカ(赤)・・・」であるが、「アカクローバー」「アカヤシオ」など「16点あり。「レッド・・・」は「レッドバレリア」のみ。 「ピンク・・・」は1点のみ。「モモ・・・」はなし。

 また、色では「シラ(シロ)(白)・・・」が「シライトソウ」「シロタエギク」などで14点、「ハク(白)・・・」は、「ハクモクレン」「ハクロニシキ」など6点あり、「ホワイト・・・」は「ホワイトキャンドル」など2点。

 「ムラサキ(紫)・・・」が「ムラサキウンラン」「ムラサキケマン」など12点、紫の別の読み方で「シ(紫)・・・」が「シラン」「シモクレン」など7点。

 黄色系では「キ(黄)・・・」が「キエビネ」「キソケイ」などで11点、「オウ(黄)・・・」が「オウバイ」「オウレン」などで7点、「イエロー・・・」が「イエローエンジェル」「イエローボタン」などで4点あった。

 「アオ(青)・・・」が「アオキ」「アオバナ」など「6点、「ブルー・・・」も「ブルースター」「ブルーデージ」など6点、

 赤と白の旗で戦った源平合戦にちなんでついた「ゲンペイ(源平)・・・」は、「ゲンペイシダレ」「ゲンペイゲンペイコギク」など6点あり。

 このほか、「トキワ(常盤)・・・」が「トコワマンサク」など6点、「ニシキ(錦)・・・」が「ニシキシソ」等4点、などと花の色で付ける名前がかなり多い。

 写真は「ベニウツギ(紅空木)」    D85524

 

 

⑥ 「アメリカ・・・」   16点

 「アメリカアジサイ」「アメリカイワナンテン」「アメリカコマクサ」「アメリカシャクナゲ」「アメリカズイナ」「アメリカシャガ」・・・・などなど

 これに対し「ヨーロッパ・・・」はなく、「セイヨウ(西洋)・・・」と付くものが、「セイヨウイボタ」「セイヨウオダマキ」「セイヨウジュウニヒトエ」「セイヨウフウチョウソウ」などで15点ありほぼ対等!。

 ヨーロッパとしては「オランダ・・・」は「オランダツツジ」「オランダナデシコ」「オランダミミナグサ」など7点。「ドイツ・・・」は2点、「フランス・・・」は1点あった。

 東南アジアないしは中国を意味する「トウ(唐)・・・」は、「トウガラシ」「トウショウブ」「トウバイ」などで8点。 さらには「ウンナン・・・」が「ウンナンオウバイ」「ウンナンショウマ」など3点あった。

 「アフリカ・・・」は「アフリカキンセンカ」「アフリカセンボンヤリ」など6点、カリフォルニア・・・」が「カリフォルニアデージ」など3点。 「メキシコ・・・」が3点など。

 あとは、「タイワン・・・」「タヒチ・・・」「アンデス・・・」などが各2点ずつあった。 これを見ると如何にに外国から多くの花が入ったかが分ると言うもの。

 国内の地名では、「「イブキ(伊吹)・・・」が3点、「エゾ(蝦夷)・・・」が3点、「エド(江戸)・・・」が2点、「タテヤマ(立山)・・・」が2点、「エヒメ(愛媛)・・・」と「コモノ(菰野)・・・」が各1点など以外に少ない事が分かった。

  写真は「アメリカシャガ(アメリカ射干)」   D78455

 

 

⑦ 「シュッコン(宿根)・・・」  10点

 その他の部類が数の関係で先に掲載となったが、多年草(宿根草)であるが、「シュッコンアスター」「シュッコンアマ」「「シュッコンコスモス」など。

 また、咲く時期の違う種に着けた、「ハル(春)・・・」は、「ハルウコン」「ハルコガネバナ」、変わり種は「ハルオコシ」、梅の別名の「ハルツゲグサ」など8点、「アキ(秋)・・・」は「アキノキリンソウ」「アキボタン」など6点あり。他に「ナツ(夏)・・・」も「フユ(冬)・・・」も若干あり。

 花の形態からは、「ツル(蔓)・・・」は、「ツルニチニチソウ」「ツルハナシノブ」「ツルハナナス」など6点あり。 「ニオイ(匂い)・・・」をここに書けば、「ニオイロウバイ」など以外に多く10点あった。

 また、日本人である以上書かねばならないと思ったのは「サクラ(桜)・・・」であるが、意外に少なく、「サクラアオイ」「サクラカゲツ」「サクラソウ」など7点であった。なお、他に「セキドウザクラ」「アッツザクラ」など後に付くものがあることを忘れてはならない。

 桜に対する「ウメ(梅)・・・」または「バイ(梅)・・・」は「ウメバチソウ」「バイカオウレン」など合わせて9点あった。

 また、「オニ(鬼)・・・」と付くものは「オニユズ」など6点あった。

  写真は「シュッコンコスモス」    E01130

 

⑧ 「イヌ(犬)・・・」 6点、 「ネコ(猫)・・・」 5点

 反主流派の代名詞「イヌ」は「イヌカラシ」「イヌサフラン」「イヌコリヤナギ」など。 「ネコ」は「ネコヤナギ」ネコノヒゲ」などで反主流派ではない。

 次は架空の怪獣「ショウジョウ(猩々)・・・」は、「ショウジョウバカマ」「ショウジョウソウ」など4点、あとは、「ウサギ(兎)・・・」は「ウサギカクシ」「ウサギギク」などで3点。「サル(猿)・・・」は「サルタノキ」など3点であった。

 他には、「ホタル(蛍)・・・」が2点、そして、「ウシ(牛)・・・」「ウマ(馬)・・・」「タヌキ・・・」「ヘビ・・・」「マムシ・・・」「ペリカン・・・」が各1点であった。 他に「ムシ(虫)・・・」何点かあることも忘れない。

 写真は「 イヌコリヤナギ(犬行李柳)」   E32110

 

 

詳しく見て行くと、他にも面白い事がいろいろ出てくるが、今回はひとまずこれにて終了とす。 

 

 


1385 花の名前(1)同じ名前④

2015-08-05 08:00:00 | 花一般

  花には複数の名前を持っている。 これを我が「花写真鑑」に登録済の1161種につき、最大4個の名前を調べ上げたら、合計2223個の名前が集まった。 さらにこれをアイウエオ順に並べ替えて見ると、面白い事がいくつか分かってきた。

 その中で、今回は”同じ花の名前”のものを取り上げ、それが、通常使われている名前なのか、あるいは私の間違いなのかを調べているので、誤りは即修正し、誤りと決められないものを、その理由を付けて、ここに順次記載している。

 今回はその四回目である。

 

⑯ 「ベロニカ」

「ルリトラノオ」     DSC_8326

 

 

「ベロニカ」 別名 「パープルエンペラー」   E32697

 

科名は同じゴマノハ科であるが、属名は私には明確でない。 ほとんど同種であるようだが、前者はどこかで”日本固有種”と書いてあったので、別にしたに過ぎない。本来は同種にすべきかも知れない。

 

⑰ 「ミヤマヨメナ」

「ミヤマヨメナ」 別名「ノシュンギク」   E31427

 

「ミヤコワスレ」 別名「ミヤマヨメナ」   DSC_0006

 

前者は東海から四国にかけて春から夏にかけて咲く花であり、「ミヤコワスレ」はその「ミヤマヨメナ」の色の濃いものから作られた、園芸品種であるので、ここでは、別の種とした。 従来「花写真鑑」の中では、写真の混同などがあったので、この際合わせて見直しを行った。

 

⑱ 「ムラサキウンラン」

「ヒメキンギョソウ」 別名「リナリア」    D95811

 

 

「リナリアプルプレア」 別名「宿根リナリア」  E00763

 

科も属も同じであるし、花もよく似ているが、 書かずとも分かる通り、一年草と宿根草の違いなのであり、迷う所ではあるが、ここは別種としておきたい。

 

⑲ 「モッカ(木瓜)」

「カリン(花梨)」 別名「アランジュ(安蘭樹)」  E14114

 

 

「パパイヤ」 別名「チチウリノキ(乳瓜木)」   E06497

 

両者は科も属も全く異なるが、両者ともに薬効成分があり、生薬の名前で呼ぶと同じになるらしい。

 

⑳ 「リクニス」

「フランネルソウ」 別名「スイセンノウ」  D86681

 

 

「コムギセンノウ」 別名「ビスカリア」   E00832

 

花も葉もかなり違う、科名は同じであるが、属名が違う。 よくよく調べると、前者は「リクニス・コロナリア」とも言い、後者は「リクニス・コエリロサ」とも言うらしいので、園芸品種臭いが・・・・?。

 

㉑ 「リコリス」

「シロバナマンジュシャゲ」      DSC_9868

 

 

「ナツズイセン」           E05579

 

リコリスは属名、日本語のヒガンバナ属と同。 属名で呼ぶ習慣がまだ続いている場面もあるようだ。

 

㉒ 「ルリカラクサ」

「ネモフィラ」        DSC_3555

 

 

「オオイヌノフグリ」     DSC_2892

 

科も属の異なるが、花などが似ていると言えば似ているが、「ネモフィラ」を「ルリカラクサ」と言った方が正統派であって、「オオイヌノフグリ」が名前がきれいでないことから、”似ているのをよい事幸いに”真似た(?)とするのは間違いだろうか?。

 

以上にて、”同じ名前の花”シリーズを完結とする。

 


1384 花の名前(1)同じ名前③

2015-08-04 08:00:00 | 花一般

  花には複数の名前を持っている。 これを我が「花写真鑑」に登録の1161種につき、最大4個の名前を調べ上げたら、合計2223個の名前が集まった。 さらにこれをアイウエオ順に並べ替えて見ると、面白い事がいくつか分かってきた。

 その中で、今回は”同じ花の名前”のものを取り上げ、それが、通常使われている名前なのか、あるいは私の間違いなのかを調べているので、誤りは即修正し、誤りと決められないものを、その理由を付けて、ここに順次記載している。

 今回はその三回目である。

 

⑨ 「シンニンギア」

「グロキシニア」 別名「オオイワギリソウ」   (D73959)

 

「断崖の女王」 別名「イワタバコ」       (D70638)

 

両者は花も葉もまったく異なるが、科名も属名も原産地も同じであり、属名になった名前で呼んでいたと言う、信じられない面もなくはないが、よくあるケースと思う。

 正しくは前者を「シンニンギア・スペシオサ」後者は「シンニンギア・レウコトリカ」と言う。 園芸品種なのかは不明。

 

⑩ 「ツリガネソウ」

「フウリンソウ」 別名「カンパニュラメディウム」   (E00420)

 

 

「シーラカンパニュラ」 別名「ブルーベル」      (E15844)  

 

両者は科名も属名も同じであるが、「ツリガネニンジン」をも含めて、花は風鈴の形で同じであるが、葉や咲き方が大きく異なり属名が同じとは信じられないほでである。 原産地つまりは環境の違いで進化の仕方が異なるとは思うが、花の形だけが変わらないのは、不思議な現象に思える。

 

⑪ 「トキワナズナ」

「ヒナクサ(ヒナソウ)」 別名「フーストニア」   (IMG_1476)

 

 

「イベリス」 別名「トキワマガリバナ」       (DSC_1010) 

 

この両者は科名、属名、原産地も花の形や育ち方など同じと見える所は全く無いが、何故か同じ名前で呼ばれることがあるようだ。

 

⑫ 「ナデシコ」

「ナデシコ」      (DSC_9323)

 

 

「カワラナデシコ」   (E01820)

 

前回「カワラナデシコ」が「ナデシコ」などの総称と書いたが、ここではまだその一歩前の段階。「カワラナデシコ」が「ナデシコ」と呼ばれることがあるのであるが、上記写真で見る通り、花の様子が異なるために、ここでは別の種としているに過ぎない。

 

⑬ 「ハチス」

「ハス(蓮)」    (DSC_4876)

 

 

「ムクゲ(槿)」   (DSC_9602)

 

「ハス」の実は蜂の巣そっくりになることから、付いた名前と誰しも思うが、「ムクゲ」の方はよくわからない、昔々、生薬に使ったことでその名前が付いたようだが?。

 

⑭ 「ビデンス」

「ビデンス」        (E32791)

 

 

「ウインターコスモス」   (E07929)

 

日本国内に流通するビデンスは、フェルリフォリア種とラヴェリス種があり、
「ウインターコスモス」と呼ばれている種類は、後者のラヴィリス種になる。

また、前者は「ゴールデンアイズ」、後者は「イエローキューピッド」と言う商品名がついており、明らかな園芸品種と思われる。

以上のことから、同種とするか否か判断の分かれるところであるが、この種の事は過去にもあり、今後もますます増えると思われるので、既定方針通り別種とする。

 

 

⑮ 「プレクトランサス」  

 「プレクトランサス」     E05616

 

 

「モナラベンダー」               D70400

 

「プレクトランサス」と言えば、 観葉植物を連想することが普通と思われるが、葉ばかりでもなく、花も見てくれと言わんばかりに、花に重点を置いて改良したのか、花も結構出回るようになった。 当然、同科同属。

 

 

”同じ名前シリーズ”まだまだ続く。

 


1383 花の名前(1)同じ名前②

2015-08-03 08:00:00 | 花一般

 花の写真を1161種集めて「花写真鑑」として公開しているが、花には複数の名前があり、これを最大4個までづつ集めて、アイウエオ順に並べ替えて、「花写真鑑 新・目次」として出している。

 この「新・目次」を眺めてみると、”同じ花の名前が並んでいる”ことが分かる。 中には私の勘違いもあるやもしれないので、その修正も兼ねて、よく調べて間違いでないと思うものには、その理由をここにまとめる。 (前回の続き)

④ 「カネノナルキ」

「フチベニベンケイ」 別名「カネノナルキ」 (E25140)

 

 

「ベニベンケイソウ」 別名「カネノナルキ」  (D98412)

 

花はご覧の通り全く違うし、葉もかなり異なるので、別の種類としたのであるが、両者とも、科も属も同じであり、”仲間割れ”により別の名前が付き出したと解釈した。 よって、本「花写真鑑」上は別の種としておくもの。(和名は「縁紅弁慶」)

 なお、「カネノナルキ」の名前の由来は・・・(ウイキペディアによる)

栽培業者が五円硬貨の穴を頂芽に通して固定し、若枝が硬貨の穴を通ったまま成長するようにして硬貨がなったように見せかけ、一種の縁起物的な販売方法をとったため、「金のなる木」や「成金草」の園芸名で俗称されることが多くなった。

 

⑤ 「カワラナデシコ」 (総称)

「ナデシコ」 別名「ヤマトナデシコ」  (E01856)

 

 

「セキチク」 別名「カラナデシコ」   (D82635)

 

科も属も両者とも同じであるが、「ナデシコ」は日本古来の種であり、また「セキチク」は中国伝来のものであることから、「ヤマトナデシコ」と「カラナデシコ」と対比させたものであって、「カワラナデシコ」はその総称と言える。

 

⑥ 「クジャクソウ」

「マリーゴールド」 別名=和名「クジャクソウ」  (P5210060)

 

 

「クジャクアスター」 別名「クジャクソウ」  (E07800)

 

 両者共にキク科ではあるが、属名も花も葉もまったく異なり、どうして同じ名前が付いたのか分からない。 「孔雀」の名前は使われやすい名前ではあるが、安易に付けたのでは無いことを祈りたい。 アスターの”孔雀”は商業目的の命名ではなかろうか?。

 なお、「クジャクシダ」の別名も「クジャクソウ」と言うことが新たに判明したが、こちらはその形状から孔雀の羽を連想できそうで名前の由来は理解できるというもの。

 

⑦ 「クローバー」

「クローバー」 別名「シロツメグサ」   (D83780)

 

 

「赤クロ-バー」 別名「アカツメグサ」  (DSC_9289)

 

 一般には赤も白も「クロ-バー」と言うことは多いし、科名属名とも同じではあるが、ここはきっちりと別名が付いており別扱いが普通と思う。

 

⑧ 「シチヘンゲ」

「ランタナ」 別名「シチヘンゲ」    (D89827)

 

 

「アジサイ」 別名「シチヘンゲ」    (DSC_3053)

両者は科も属もまったく異なるし花も似ても付かない、ただ共通点は環境などの変化で花の色が変化する点に着目したことは明白。 しかし、「ランタナ」の和名が「七変化」であることを踏まえて呼んで欲しいものだ。 よって、ここでは「アジサイ」をこう呼ぶのは単なる俗称としておきたい。

 

 

この記述はまだまだ続くが、ここで一休みとする。

 


1382 「花写真鑑」新目次と花の名前(1)同じ名前①

2015-08-02 08:00:00 | 花一般

 私の作った「花写真鑑」には、本日(2015.08.01)現在、1161種類の花を掲載しているが、この花の多くは別の名前をもっている。 それぞれの花について、別名を最大4個まで取上げ、それぞれの名前から直接どんな花か分かるような表を作ってみた。

 その結果、1161種類の花の名前の合計は2223個となり、平均約2個の名前を取り上げることになった。これを「アイウエオ順」に並べ替え、それぞれの名前ごとに、花の写真2枚と科名属名代表的原産地などを書き、また、花の写真をクリックすれば、その花の詳細ページに飛べるようにした。

 それがこちら 「花写真鑑」新・目次(全名前)    ホームページ表紙からも行ける。

 これは、旧の花写真鑑インデックスが花の数が増えて読み込みに時間が要することなどを改善することも同時に実施したもので、作業時間はかなりかかったが、漸く完成を見たので、早速公開した。なお、内容の見直しを兼ねて、経過説明などをして行こうと思う。

 花の名前の先頭が「ア」の付くものから始め、適当な所で切って、当ブログのネタとする。

 

 先ずはじめは・・・

 それぞれの花の別名を集めて、それを名前の順に並べ替えてみると、”同じ写真が並ぶ” ことがある。 これは地方により言葉のなまりがあり、また、長い間に少しだけ名前が変化した事によることもありまた、園芸品種に至っては、シリーズには先頭の名前を同じにする傾向があるからと推測し、これは見た目は良くないが、そのままとする。

  例・「アークトチス」と「アークトチスハレイングループ」

    「アカメノキ」と「アカメモチ」・・・・・・など多数 

 

 次に、別名を数多く集めてみると、結構”同じ名前が並ぶこともある、中には間違いもあるやもしれないので、修正も併せて実施し、調べた結果、間違いでないものは、それらしき見解を書いて行きたいと思っている。 但し、私は植物学者ではないから、内容の正誤は保障しない。

 

① 「エスコルチア」

「ハナビシソウ」 別名「エスコルチア」   (D86521)

 

 

「ヒメハナビシソウ」 別名「エスコルチア」  (E277701)

 

花だけを見た限りでは、別の花としてしまうが、よく見れば葉や茎はよく似ており、”姫”がつくように花が小さい。 科も属も同じであり、当初は”色違い”とみていたものが、細かく分類するようになり、また、より広く販売するために、名前を分けたものと思われる。

余談ながら、この花はカリフォルニア州の州花とされているそうだ。

 

② 「カスミソウ」

「カスミソウ」  (DSC_8452)

 

 

「ジプシーディプローズ」 別名「カスミソウ」  (E07908)

 

葉や茎は似ているが、花は少し異なるが、科は同じで属名も親戚のようなものだ。 ただ後者はプリムラのジプシーシリーズとして、作られたもので、似ているからか、あるいは、名前に惚れて「カスミソウ」としたようだ。 

 

③ 「カレンデュラ」

「キンセンカ」 別名「カレンデュラ」  (D73282)

 

 

「フユシラズ」 別名「カレンデュラ」  (E27751)

 

 

「ワタゲハナグルマ」 別名「カレンデュラ」  (D98995)

 

「カレンデュラ」と呼ばれる花が3個あるが、「キンセンカ」は花が大きい、「フユシラズ」はまたの名を「ヒメキンセンカ」と呼ぶように、前々記と同様花の大小を分けたようで、より分類が細かくなったものと考える。

三番目の「ワタゲハナグルマ」は、花も葉もかなり異なるが、学名が「アークトテカ・カレンデュラ」と言うことから、その下の方を取って称するようになったのではないかと思えるが、余り流通していない名前のようだ。

 

一先ずここで区切りとし、このあと続きを書いて行こうと思う。


1372 正眼寺の花(27-10)

2015-05-31 08:00:00 | 花一般

  2015.05.27(水)、前回訪問から、約二週間が経過したので、花の顔触れが変わったものと考え、再度、正眼寺にお邪魔したのであります。 私の「花写真鑑」に記載済の花は前回紹介したので、今回は「花写真鑑」」に無い花、つまり、”新種”9種類を中心に紹介します。  

 

 「エダザキキキョウ(枝咲桔梗)」     ”新種” 登録NO1150

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/edazakikikyou.html

 

 

 「ハナセキショウ(花石焦)」   ”新種” 登録No1151

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/hanasekisyou.html

 

 「ツクシカラマツ(筑紫唐松)」  ”新種” 登録No1152

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/tukusikaramatu.html

ちょっと写真がまずくてよくわからないかも・・・!。

 

 「キョウカノコ(京鹿子)」  ”新種” 登録No

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/kyoukanoko.html

「シモツケ」と花はよく似てますが、葉がまったく異なります。

 

「トリアシショウマ (鳥足升麻)」  ”新種” 登録No1155

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/toriasisyouma.html

 

 「ヤマアジサイ シチダンカ(七段花)」  ”新種” 登録No1149

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/sitidanka.html

「ヤマアジサイ」から生まれた花のようですが、自然界での「交雑種」ばかりでなく、「園芸品種」も含まれているやも知れませんが、以下4点紹介します。

 ただし、この「七段花」は六甲山でシーボルトが見つけて以来、発見者が居なかったが、後年発見されて、それが広まったもので、”幻の山紫陽花”とされていたようですが、明らかに「交雑種」と言えそうです。

 

 「ヤマアジサイ フジノシラユキ(富士白雪)」  ”新種” 登録No1153

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/hujinosirayuki.html

 

「ヤマアジサイ アイヒメ(藍姫 )」   ”新種” 登録No1153

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/aihime.html

写真ではレンズやセンサーの具合で正しい色合いが出ていませんし、紫陽花は肥料や環境で花の色が変わりますが、この花の実物はその名の通り見事な”藍色”を呈しています。

 

 「ヤマアジサイ ベニツルギ(紅剣)」   ”新種” 登録No1157

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/beniturugi.html

木が大きくならないのに、花が可憐に咲くところが気に入って、挿し木をしたものを、一株頂戴してきました。 木の高さ10cmたらずですが、蕾を付けています。

 ”新種”は以上です。

 

 「オオキンケイギク(大金鶏菊)」

「花写真鑑」http://mokunen.c.ooco.jp/fpkan/flw/ookinkeigiku.html

外来生物法により、特定外来生物として、栽培、譲渡、販売、輸入などは禁止されてはいますが、自然に生えるものは止む無しとするのか否か知りません。 今の時期どこにでも咲き誇っている。 ここは寺の境内外の田んぼとの間ですが、珍しいのや八重咲きが我が世の春を謳歌しています。

 

 

私は今、可能なあらゆる方法で、”花を見て歩き、「花写真鑑」への登録件数を増やそうと、ボケた頭をひねり、壊れかけの足腰を叱咤しつつ、”新種”探しに励んでいます。

 そして、”新種”を見つける度に歓喜の声をあげているのです。 言い換えれば、今の私の生きがいと言ってもよい程に”新種”は大事な存在です。 それをブログに書かずしてどこに表すのでしようか?。

 ただ、花や、その”新種”に興味のない方には、毎回のブログに”新種”の文字が再々現れるのは、煩わしい、うっとおしい、他に書くことがないのか、と思われる事は十二分承知しています。

 しかし、私の”生きがい”とも言える”新種”さがしと、その記録を止めよと言うのは極めて厳しい注文であり、生きて行く目標さえ失いかねないことです。

 老い先短いのだからと言って、しぼんでいたくはないのです。何かをしていたい、していなければならない。その何かが、今は”新種”なのです。 (熱が冷めるまでの短い間かもしれませんがね。)

 

 よって、生ある限り、”新種”を求め、書き続けて行きます。

 


1369 花のある喫茶店-その2

2015-05-27 08:00:00 | 花一般

  お墓参りの帰路、まだあるからと、「ワラビ」採りに行くと言う。 今日は日差しがきついので、運転手の休憩場所がある所にと、湯の山温泉の近く、「江野」というところに来て、私は「TOP HILL」という喫茶店に入りました。

 コーヒー代払って、写真撮影です。 左程広くはない通りに面した庭ですが、イングリッシュガーデン風に作られ、ウッドデッキには、ユニオンジャックが掲げられています。 花も普通ではなく、私の言う”新種”に巡り合える有り難い庭なのです。

 

 「バーベナ」 or 「美女桜亜」

 

「ニゲラ」 or 「黒種草」

 

「ビスカリア」 or 「小麦仙翁」

 

「レディーマントル」 or 「羽衣草」   ”新種”  登録No1146

香りを楽しむものだそうですが、またもや”新種”発見!!!です。

 

「コモンセージ」   ”新種”  登録No1147

サルビアの仲間でしょうが、これまた”新種”です。

 

「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」

 

「ゲンペイコギク(源平小菊)」

 

「ニコチアナ」 or 「花煙草」

この色は”初見”なので、「花写真鑑」に追加登録させていただきました。

 

「ドイツアヤメ」 (?)

 

「ラムズイヤー」

 

「アブチロン」 or 「浮釣木」

いわゆる、「チロリアンランプ」とは形が大きく異なるので、もしや”新種”か?と思いましたが、 残念!、「アブチロン」と呼ばれることが多い、同じ種のようでした。(若干の疑問あり、事後分類を変えるかも?)

 

「フレンチラベンダー」

 

 この他に、蕾が出来たばかりの”新種”があり、近々再度コーヒーを戴きに来なくては・・・・。

 

 


1364 正眼寺の花(27-8)

2015-05-17 08:00:00 | 花一般

  前回訪問から二週間が経過したので、今年五回目の訪問をさせて頂きました。 本堂にて僅かなお賽銭の代わりにと、仏様に写真撮影のお願をして撮影を始めました。 季節は春も終盤に入り、夏日になるなど、暑いと感じる今日この頃です。

 

 「チリアヤメ(チリ文目)」

一日花ですが、次々と咲いてくれます。

 

 「ニオイハンゲ(匂い半夏)」       ”新種”  No1126

「ウラシマソウ」に形はにてますが、色んな花があるものです。

 

 「アッツザクラ(アッツ桜)」

普通にある「アッツザクラ」と違って花が大きいですが、このお寺の奥様に聞くと、同じ種だそうです。 花の先がピンク色なのも珍しいです。

 

 「ニワフジ(庭藤)」

明日は開花の予感が!。

 

 「イワチドリ(岩千鳥)」

山野草です。

 

 「カラスビシャク(烏柄杓)」    ”新種”  No1127 

先ほどの「ニオイハンゲ」と似てますが、別の種です。

 

 「ホタルブクロ(蛍袋)」

珍しい!。ダブルです!!。  当然追加登録しました。

 

 「チョウジソウ(丁字草)」

 

 「キスゲ(黄菅)」 or 「ユウスゲ(夕菅)」

 

 「ヤマアジサイ(山紫陽花)」

 

 「エビネラン」

”新種”のようですが、まだ一般には認知されていないようなので、当面は登録は保留とし、調査検討して行きます。

 

 「ヒトツバタゴ(一つ葉田子)」 or 「ナンジャモンジャ」

 

 「レモン(檸檬)」

白い花は見てますが、この色は初めて見たので、色違いとして、追加登録しました。

 

 「ハゴロモジャスミン(羽衣素馨)」  ”新種”  No1128

いい香りがするそうですが、残念ながら私の壊れた鼻は感じてくれません!。

 

 「ハナヤスリ(花鑢)」  ”新種”  No1129

この花はまだ蕾ですが、ここに植えられたものでなく、もともとこの地に生えていたものだそうですが、良く絶えずに残ったのは、寺の奥様の植物に対する愛情の賜物と推測します。

 

  春が終りに近づいたせいか、流石の正眼寺さんでも花の数が減ってはきましたが、それでも26種類の花の写真を撮らせて戴き、その内4種類が”新種”であり、私の「花写真鑑」の登録件数が1129種類とすることが出来ました。

 ありがとうございました。